はじめのことば
無為而治 老子
「無為にして治まる。何もしなくても治まる。何もしないほうが却って治まる」
最低賃金千円のカベ
働いた労働対価の報酬としていただく賃金に最低の二文字をつけると何となく惨めな気持ちになります。普通に「労働賃金〇〇円」といえばそれで済むのに、国は、神経を逆なですることばがお好きなようですね。
新たな最低賃金、10月から適用開始 平均1千円超も「まだ不十分」 https://www.asahi.com/articles/ASR9W5TX6R9NUPQJ00V.html
倒産する企業
中小倒産、「5類」でも増 コロナ支援終了、「ゼロゼロ」返済本格化 物価高も追い打ち https://www.asahi.com/articles/DA3S15721055.html
景気がよいのは大企業だけ、内部留保の額にはぶったまげます。それに引き換え、中小企業の倒産の数は前年度超えで減ることはありません。労働賃金を10円上げるのも四苦八苦、労働賃金千円超えの負担が重くのしかかった部分もあったようです。
内部留保、初の500兆円超え 21年度 10年で増加率8割 https://www.asahi.com/articles/DA3S15404376.html
内部留保をどんな手段でもいいから、大盤振る舞いすれば、経済が活性化され、景気がよくなること間違いなしです。このような発想のできる太っ腹の経営者は令和時代にはいないようです。
稼げない国日本
韓国を下回る「日本人の平均年収」…アジアで「一番年収の高い国」からも陥落、日本の没落はいつまで続くのか?(幻冬舎ゴールドオンライン) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/bf4d15c548677933a45ba10bb66f6427bb6ad749
失われた30年、原因はデフレ経済、国民の収入は頭打ち、消費税1割、物価高、今でも国民の暮らしは楽ではではありません。平均年収は韓国にも抜かれて、世界38カ国の21位です。国も企業も国民も高度成長時代の幻想から目覚めていないようです。こんな日本経済の中、未来の展望もない日本から祖国に戻る、そんな記事がありましたので載せました。
じつはいま「日本から帰国を望む中国人」が増えている…中国人“労働者層”が「いまの日本」に抱く「驚愕の感想」(現代ビジネス) https://news.yahoo.co.jp/articles/0b1ad706909625e25aad84e6170e3dbbe92b5ea7
政府も大企業もむかしの栄光よ今一度と気合を入れて外国人を入国させています。しかし、現在の日本は、労働賃金も平均年収も世界に誇れる額ではありません。それを恥ずかしくげもなく推し進めるのは、「厚顔無恥」というものです。
懐かしい言葉をアップしました。きょうはこれでお仕舞です。ご訪問くださいましてありがとうございました。