はじめのことば
知識人こそ最もブロバガンダに心奪われる
ジャック・エリュ-ル
深刻な人材不足
人手不足倒産2.1倍で最多 中小、時間外労働規制に懸念:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC053L90V00C24A4000000/
わたしの職場は三人体制、先月一人退職、三ヶ月求人募集するも応募は一人だけ、いまだに後がまは決まらず、他人事ではありません。まだ、派遣会社の代行さんが穴埋めしてもらえるので支障なく業務をまわすことができます。しかし、補填できない企業は、黒字企業でも断腸の思いで倒産、"人手不足"は深刻、日本経済のアキレス腱になってしまいました。その解決策として、外国人実習生受け入れを開始しましたが、まだまだ労働力不足、国が外国人受け入れペースを加速させるのも仕方がないことかもしれません。
きのう、午前中に勤務先のマンションにリフォーム業者が来館しました。クロス張り替え、その他内装工事です。管理室に部屋のカギを取りに来た人は、東南アジア系の人でした。流暢な日本語で、「かぎを貸していただけますか」、尋ねました。「一人で仕事するのですか」答えは「もちろんです」外国人実習生の受入れ成果が顕れてきたのでは、そんな気持ちになりました。外国人が日本で技術を習得するのは大変なことです。はじめに日本語をマスター、文化、風習に慣れ、技術を学び、職人さんとして仕事をする、そんな自信に満ち溢れていた表情をしていました。
また、午後には、荷物搬出業者が4人で来館しました。親方は日本人、あとの3人はアフリカ系の人でした。指示に従い
要領よく、トラックにベッド、タンス等を積み込んでいました。コンビニ、飲食店では、外国人の店員さんが活躍、これからの時代は、外国人の力を借りて経済活動を進める時代が加速していく気がします。それでなければ、人手不足倒産は増え続けていくことでしょう。あとは円安の影響で労働賃金が他国に比べて見劣るので働いていただけるかどうかにかかっています。企業は低賃金で人件費を抑え、利益を出そうと、外国人の受入れをしてきましたが、所詮、日本人をきちんと雇用できないのに外国人を大事にするわけはありません。そこの意識をかえないと、「こりゃだめだ」
そんな日本になってしまいます。
きょうのニュース
今は職に就かず仕事を希望する働き手の予備軍は2023年に411万人で15歳以上のうち3.7%にとどまり割合は20年で半減した。女性や高齢者の就業が進み、人手の確保は限界に近い。
働き手「予備軍」、20年間で半減 賃上げが事業再編迫る:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA061LE0W4A300C2000000/
きょうはこれでお仕舞いです。ご訪問くださいまして誠にありがとうございます。