はじめのことば
「人の世にたのしみ多し然れども酒なしにしてなにのたのしみ」
若山牧水
”あるとき、医者から禁酒を強く命じられてこんな歌詠んだ。晩年にかけても酒と縁が切れず、大正末年の九州旅行では「一日平均二升五合」を流しこんだと述懐している”
日本経済新聞
2023.11.25朝刊「春秋」より
酒は日本の宝物
”ギャンブルとお酒は程々に”
この”程々”が一番むずかしいのです。とくに新年を迎えると、休みのせいもあり、日頃より酒量が増えます。お屠蘇といえばお上品ですが、酒好きには無縁のことばです。牧水様のように二升五合は飲むことはできません。が、呑兵衛さんは理屈つけなから飲むのが得意です。『きょうは正月』『きょうはパチンコで大勝ち』『子どもの通信簿が一学期よりあがった』等、何ならかの言い訳を考え、後ろめたさを隠すことばを使い分けながらつい飲み過ぎシール貼られる寸前までいきます。これは、私のことです。普段よりちょっぴり多く飲むことになります。本日夕方から長女、長男一家、勢揃い、九人で新年を迎えます。きょうも早めのブログの更新です。
お酒の豆知識
GI 保護制度とは
▼地理的表示(GI)保護制度 特別な生産方法や歴史のある農林水産物などを、産地名を冠した地域ブランドとして保護する制度。国際貿易が盛んな欧州が発祥で、フランスの「シャンパン」などが有名。国内での指定は酒類を国税庁、それ以外の作物を農林水産省が担う。酒類では日本酒の他にも山梨のワイン、和歌山の梅酒、壱岐(長崎)の焼酎などがGIに指定されている。名称のほかGIマークの使用が認められ、不正使用は行政の取り締まりの対象とされているが、国税庁によるとこれまでに摘発例はない。
2023年11月24日 日本経済新聞より
日本酒の酒蔵と銘柄と特色
日本には
酒蔵が1400以上
日本酒の酒蔵数
1位 新潟県 2位 長野県
3位 兵庫県
日本酒の生産量
1位 兵庫県 2位 京都府
3位 新潟県
銘柄が1万以上
日本酒は産地によって違う味わいが楽しめる
米どころ新潟県は淡麗辛口
「米の産地として知られる新潟県は、酒蔵がもっとも多く酒どころとしても有名です。新潟県の日本酒の特徴は「淡麗辛口」になります。キレのある飲み口とスッキリした味わいが魅力です。日本酒特有の甘み、香りがおさえてるものが多く、普段あまり日本酒を飲まないという方でも、抵抗なく飲むことができるでしょう」
日本アルプスの天然水仕込み
「長野県は自然が豊かで、米や水、気候が日本酒づくりに適している地域、そのため、古くから日本酒づくりが盛んでした。そんな長野県の日本酒の特徴は『濃醇甘口』。まろやかでコク深い飲み口と華やかな香りが魅力なため、ふくよかな日本酒の旨みを堪能したい方におすすめです」
屈指の酒どころ·灘を擁す兵庫県は「濃醇辛口」
「兵庫県の灘は、古くから日本一の酒どころとして知られており、『山田錦』をはじめとした酒米の大生産地としても有名です。兵庫県の日本酒は『濃醇辛口』。濃厚かつ芳醇でありながら、その飲み口はサラリとかるいのが特徴です。米の旨みを力強く表現しているものも多く、日本酒本来の深い味わいを楽しみたい方に特におすすめです」
酒(さか)みづき
日本酒を知ろうから
きょうはこれでお仕舞です。ご訪問くださいまして誠にありがとうございました。
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