今日の言葉
『老いては子にしたがえ』
序文
日本国民、総人口の4分の1、4人に1人が高齢者になります。頭でっかちの人口構成で、生産者人口と出生数の減少、このような社会情勢になっています。
終活と言われても
高齢者層でも、貧富の格差が拡大し、看護介護付き老人ホームからアパートでの独り暮らし、へたすると路上生活、終いの棲み家がどこに落ち着くのか人の数だけ選択肢があり、『地獄のさたも金次第』カネがあるかどうかで行き先が決まります。老人ホーム、介護施設、家庭で老後をおくるにしても、『前門の虎後門の狼』、記事のような状況に陥る危険性があり、安心して終活の準備はできません。どこで終活するにしろ、自分のことは自分で始末しなければならないと覚悟決めています。国、家庭、施設どこで過ごしても虐待される危険性があるので。記事紹介します。
職員から家族から 高齢者虐待最多に
2018.年時間度に起きた高齢者の虐待は、介護施設職員らによるものが621件(前年度比111件増)、家族らによるものが1万7249件(同171件増)だったと24日、厚生労働省が発表した。いずれも調査が始まった06年度以降で最多だった
介護施設の職員らによる虐待の被害者は
少なくとも927人、虐待の内容は、暴力や身体拘束などの「身体的虐待」が533人(57.5%)で最も多く、侮辱するなどの「心理的虐待」が251人(27.1%)、「介護等放棄」か178人(19.2%)だった。福井県の1人が死亡したが、虐待が死因かは不明という。虐待の要因は、「教育・知識・介護・技術等に関する問題」が358件(58.0%)で最多。
家族らによる虐待の被害者は少なくとも1万7686人。虐待の要因は「介護疲れ・介護ストレス」が2447件(25.4%)で最多。虐待死の可能性があるのは21人だった。 (石川春菜)
朝日新聞朝刊2019.12.25
結びの文
日本社会が、すべてにおいて、余裕がなくなり、他人のことは構っていられない、自分のことで手いっぱいです。「貧すれば鈍する」、貧しくなれば、心も卑しくなる、これが、現在の日本です。いい例が、カジノ収受事件です。
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