日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

高齢者!生活風景

2019-11-15 10:07:00 | 高齢者
   今日の言葉
人生楽ありゃ苦もあるさ      水戸黄門の主題歌

精さん

いつの時代でも新しい言葉が生まれ、それもピタリとあてはまる内容です。「妖精さん」可愛い女の子を想像して記事を読み進めましたが、まったく真逆なことでした。会社内で妖精のように現れては消える50代の男性社員の様子が描かれていました。企業としては生産性重視、上げることができない人間は無用になります。企業と社員の繋がりが希薄になるこの頃、下記の記事が目に止まりました。

早期退職者募集

2019年のリストラによる退職者数が6年ぶりに1万人を超えた。東京商工リサーチの調査によると、2019年1月~9月に希望退職者や早期退職者を募集した上場企業は27社で対象人員は1万342人。2018年の人員を大幅に上回るだけではなく6年ぶりに1万人超えた。終身雇用が完全にレガシーになった令和、妖精さんたちの行く末はどうなるのでしょう。「他人のことより自分にことを心配しなさい」ともう一人の自分がささやいてます。

会社のモーニング

フレックスタイムを使って午前7時前に出社、タイムカードを押してから食堂へ。コンビニで買ったごはんを食べ、スポーツ新聞を読んでゆったりと過ごし、他の社員が出社する9時前に静かに自席に戻っていく。
その実態は、メーカーに勤める50代後半で、働いていないように見える男性たち。朝の数時間しか姿を見せないので、若手の間で「妖精さん」と呼んでいる。
1970年代以降に採用され、工場勤務。海外への工場移転や新しい機械の導入で、50歳を過ぎて事務部門に配置転換されたという。
社内では、パソコンは「ひとさし指の一本指打法」で、仕事もないのに「エア残業」しているとの批判もあった。かってがむしゃらに働き、日本の製造業が強い時代を支えた人たちだ。
「仕事へのやる気もなく、ただ、定年を待つだけに見える。会社は解雇もできず、他に移すポジションもない。若手はストレスがたまる」        元社員女性
          朝日新聞より

自助努力の時代

住んでいる国も勤めている会社もあてにならないご時世になり、生活していくには自己防衛しか選択肢がありません。継続して働くにしても、中途退社するにしろ、独立を念頭において食べていけるだけのスキルを持つよう、努力が大事になります。ネットで検索すれば副業のガイドはいくつもあり、自分に向いている仕事を見つけることができます。FX、不動産投資、株、アフィリエイト、コピーライター、配達員等様々、よりどりみどりです。どの分野でも成功者が1割、この事実を念頭に入れると、体を使い、給料として現金収入を得ることが一番安全です。健康で働きながら、スキルを磨き副業収入を得る、そして年金、3本柱建てられるような人生設計をしていきたいものです。

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