このブログでは再三ワタシの「鬱病」罹患の話題を織り込んでおりますが、もう一つ忘れてならないのが「記憶障害」または認知症であります。
鬱病らしい病気が出始めたのが昨秋で、気持ち悪いとかなにもやる気が起きないとか困った症状がその時から約1年続いております。そして今年に入った2月頃、老化が始まったと感じたのです。耳が遠くなり聞こえにくくなりました。目はぼやけるかすむ、そして、記憶力が落ちたと感じました。少なくともここ2年分くらいの記憶がすっぽり抜け落ちたと感じたのです。その時家人他数人に、記憶が失われたことを話したことを覚えています。
そこで、いろいろ調べて見ると、記憶障害が鬱病と関係するケースが多い事が判明しました。それは、鬱病自体が脳の機能を損ねプラズマローゲンという物質を減少させると記憶力が落ち記憶障害を起こすことが多いとされています。うつ病の症状や薬の副作用などが原因で、大脳の「前頭葉」の機能不全が起こされ判断力、記憶力の低下により一見認知症のように見える状態のことを「仮性認知症」と呼ぶそうです。 鬱病患者に処方される薬にも、頭をぼんやりさせる副作用があって、記憶力が落ちたと医師に訴えると処方薬を変えてきます。実際ワタシが、月に2度精神科の個人病院にかかるようになってからも、記憶が落ちない(にくい)ような薬に変っています。
ワタシの記憶力が落ちたのは明白なのですが、それが「仮性認知症」なのか真正の認知症なのかは定かでありません。普通に考えれば鬱病に並行して記憶障害が発生しているので、仮性と思われますが、68歳でボケてきたとしても不思議はないのです。また、それが現在のような、なんとなく忘れっぽい状態であるのが、つい先ほどの事まで忘れてしまうようにエスカレートする真正の認知症でない事を祈るばかりであります。もし仮性であれば、鬱病が完治すると、その記憶力も復活するようです。
認知症の種類も大きくは4つあって、アルツハイマー型、血管性、レビー小体型、前頭側頭型に分けられているようですが、今は自分が仮性であると信じるしかありません。
現状では、生活に支障が生じるほど忘れやすいわけではありません。数日前の事まで遡って大体の事は覚えております。しかしながら、一か月前となるともう自信がありません。若年性認知症の年齢はとっくに過ぎたので、高齢者になって記憶力が落ちる「老人性認知症」と間違いやすいといいます。
自分はどれに該当するか不明ですが、少なくとも出来る事だけはやっておこう、それで本当の認知症になったら諦めるよりありません。
なので、こうして少しでも記憶を呼び起こし頭を使うべくブログの更新は続けようと思います。また、「気は心」(笑)と思って、記憶対策サプリを今年から服用しております。