植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

戸別収集はけっこーだけど

2022年09月27日 | 雑感
このところ、Amazonや楽天から、印材の磨き用のグッズなどを取り寄せております。一つはセーム皮(鹿のなめし皮)、もう一つは金属などの艶出し練剤「ピカール」と専用磨き布など関連の商品です。手元にあるちょっと自慢の印材、高級な石材を磨き、コレクションとして整理していこうという遠大な計画の一環であります(笑)。

更に、家庭用ゴミ出しカゴも注文いたしました。今まで当地では家庭ごみは、ゴミ集積場が各班ごとに設置してあって、平塚市が収集に来ていました。ところが10月からゴミの戸別収集に変わるというのです。ワタシは自治会長として、この1年半カラス対策、ゴミの散乱対策として、町内の「出される量が多い所・カラス被害が多いところ」に優先的にごみステーション(鉄のメッシュかご)を設置してきました。

戸別収集への移行は、実施のわずか2か月前に自治会長に通知があって、それまで実施を検討していることさえ知らされませんでした。ゴミ減量委員会の会長がワタシの家の対面に居住しているにも関わらず、ですよ。原則として集積所は廃止し、アパートなどの集合住宅及び大規模分譲で専用の共有ゴミ置き場の設置があるところ以外は、各戸ごとにごみを出せ、というのであります。

すでにカラス対策で購入したステーションは計9個、一個18千円前後なので、このままでは約16万円を空費したと言われても仕方ないのです。賃貸マンションなどで有償で買い取って貰えればいいのですが。なんとか活用する途を探さねばと思います。

それにしても、各戸収集は、全体としては自己責任が明確になり、真面目に出す家庭にとっては便利で結構なことなのですが、やっとカラスの被害を無くすことが出来たのに、一からやり直しとなります。当地はいささかマナーが悪い人も多く、ゴミも他所から車でやってきては捨てていく人さえ居るのです。アパートの住人は、今までも出す日や時間などを無視してそこらにごみ袋を放置していくのも悩みの種でした。一応住民説明会を開いて出来るだけ混乱なく移行しようと努力はしました。

更に、私費を投じて我が家のご近所共用で設置した「ごみステーション」です。これは、毎週のごとくカラスに荒らされ散乱したごみをかたずけて愚痴る家内に見かねて購入したのですが、それ以来4年以上ピタリと被害が無くなり、ご近所さんに感謝されていたのです。

これを役所は「集積所」としては廃止しろ、戸別収集しか認めないという張り紙をしていったのです。すると、10戸近くの住宅でそれぞれが専用のゴミバケツやネット入りの袋などを用意し、収集後に片付けるという手間が生じます。収集車は、10回近く停車発車を繰り返し、収集員は、一つ一つ蓋を取って車に運びふたを閉めるという余計な作業が加わるのです。カラスだけでなく、以前は狸やアライグマなどがゴミを荒らすという現象は町内で頻発していたので、それが再発する懸念もあります。

そこで、役所に掛け合って、各戸に配布されたチラシにあった「集合住宅や建売分譲で専用の共同ゴミ置き場」のみ一括収集可という特例に該当することを認めてもらいました。見に来た職員に対し、ご近所さんも集まって「とてもうまくいっていて地区の好事例のモデルにしたいくらいだ」などと援護してくれました。対象となるウチを含むご近所の集積所は、奥が行き止まりの私道の入口であることを説明したのです。(理屈では、個人が持ち分を共有する私道なので、市役所とは言え、みだりに通行・使用するのはNGということになります)

おかげで、今まで通り手間がかからず、小動物の被害の心配も無くなって一安心であります。今まで通りなら、マイガーデンから大量に出る剪定くずや草むしりした雑草の山も安心して出せるので一件落着でありました。

今度の木曜日が最終の収集、そのあとすぐ「9個あるごみステーション」を撤去し、何処かに格納しなければなりません。それも自治会長の仕事なのであります。

おっと、家庭用ゴミ出しカゴを発注していました。使わずに済むことになったのに、今日明日にも届くでしょう。代金11,800円は、どうしてくれる(笑)

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