植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

スポーツは女高男低

2021年02月20日 | スポーツ
 今日は、大坂なおみ選手出場の全豪オープンテニスの決勝戦が行われます。
先日、あの難敵セリーナとの準決勝は、最後は危なげなく一蹴いたしました。この大会では1セット失っただけであとはすべてストレート勝ちをしています。
 愛すべきキャラで、しぐさも可愛らしく言動もなにかと注目されるスーパースターになりました。外国人との混血なので風貌は日本人離れしておりますが、日本人選手として活躍し、歴代女子選手の中でも達成できなかった偉業を達成しています。ぜひ優勝してほしいものです。

 昨日はジャンプの高梨沙羅ちゃんがのノーマルヒルで堂々と優勝しました。かつては、連戦連勝のジャンプ場王として君臨し、世界男女歴代最高の60勝を勝ち取りました。ジャンプ界では最高の選手と讃えられています。一時はルンビやアルトハウスなどの台頭で勝ちから遠ざかり、自身のジャンプにも迷いが生じていろいろフォームもいじったんでしょう。さらに変わったのは外見、色白になり奇麗になりましたね。相当顔もいじったんでしょうが、別に構わないと思いますな。コンプレックスを抱いて卑屈になるよりなんぼもましです。

 最近で5戦戦って最初は一番の成績だったのに失格(スーツがフィットしない)、そして2連勝、さらに惜しくも2位の次の優勝と、絶好調になりました。ルンビの不調とか有力選手のけがなどにも助けられている側面はありますが「完全復調」と言って差し支えありません。日本人では全く追随する選手がいないのが気がかりではあります。

 それから、ちょっと前の話ですがイングランドプレミアリーグに移籍した岩渕真奈ちゃんがスーパーミドルシュートでゴールをいたしました。目の肥えたイギリス人も驚くような右サイドからの強烈なミドルシュートを叩き込みました。

 あの澤穂希の2011ワールドカップ優勝時にすでに出場した真奈ちゃんもいつの間にか27歳だそうです。国内のリーグが沈滞気味で、国際大会にも目立った成績があげられないなでしこジャパンですが、今や彼女はその中心選手です。
 本来なら昨日開幕のシービリーブスカップに出る予定でしたが、コロナで急遽出場辞退になり残念です。ただでさえ国際試合などが激減しているので、選手たちの活躍の舞台が狭くなり、チームとしての編成もままならないので監督も大変でしょうね。

 何より、最近のスポーツでうれしかったのは「 池江璃花子 」ちゃんでした。2年前に判明した白血病、約一年間の治療を経て快癒しました。うれしかったなぁ。20年前に水中出産(自宅のお風呂)で誕生した水の申し子です。いまだかつて日本女子でこれだけの逸材はいません。若くて純粋なあの高校生少女の笑顔が戻ってきたのです。
 体調不良で水から上がった二年前の奇しくもその2月7日、ジャパンオープン最終日に 表彰台に上がりました。白血病が治癒しただけでもワタシは十分だと思いました。プールに戻った日、彼女の上半身の筋肉が落ちて痛々しく、闘病生活の過酷さを想像させました。

 今は、おそらく経過を医師などと相談しつつも元の体に戻すべく猛練習していることでしょう。この先にあるかもしれないオリンピックを目指しているのでしょうから。

 そんなことを考えると、男子のスポーツの世界は今一つぱっとしません。世界で活躍している男子アスリートの顔が浮かんでこないのです。MLBも話題性先行の大谷、出戻りの田中投手、巨人から行った山口も成績が残せず、なんとかほかのチームに拾われるかといった状況。サッカーでも期待の新星久保君は途中交代ばかりでだんだん評価が下がっています。
 
 どこかのアホな自民党の重鎮議員の言葉を借りるなら「男みたいな性格・男勝り」ならぬ、女みたいな性格で女勝り」の男子が出てきてほしいですね。
 この議員は竹下元首相の異母兄弟そうです。先日も聖火リレー中止に言及した島根県知事に「注意をしようと思っている」と言ったそうです。森さん、菅さん、ラウンジ白須賀議員・・・ スポーツに限らず、男はだらしないよ、と言われそうですな。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ただ酒とただ食いは高くつく... | トップ | ただ打てばいいというもので... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スポーツ」カテゴリの最新記事