軽いトラウマに陥っています。
順調に飼育していたメダカが、20匹ほどまとめて死んだのです。
一昨日の朝、餌をやろうとしたら、そのプールだけに沢山のメダカが死んでいました。ちょっとパニックになりました。昨日まではなんともなく、水替えのために別の綺麗な水のプールに移したばかりでした。
メダカはまだ死んで間もない新鮮な姿で、中には頭や胴がちぎれているものもありました。これは、水質や病気のレベルではありません。外敵に襲われたのに相違ないのです。メダカたちは2階の屋上のプールに居ます。タヌキやら猫やらが侵入する余地はありません。ヤゴであれば一匹だけしか捉えません。
思いつくのは鳥であります。カラスが水浴びには来ております。テグスを張り、カラスの模型を逆さに吊るして近寄らないようにはしています。こんな小さな魚をカラスが食べようとするのは考えにくいのです。ヒヨドリも、雑食ではありますが、花・葉物・果実などを好み、魚を狙うという話は聞いたことがありません。スズメもシジュウカラ・メジロ・ジョウビタキなどは逆に嘴が小さく、小魚取りにむいてはいません。まず、穀物・花の蜜や小さな昆虫やアオムシ程度しか食べません。こんなに沢山のメダカを襲うはずもないのです。
飛来する鳥をチェックする手立ても無く、あくまで憶測の域を出ませんが、「イソヒヨドリ」がアヤシイ、とにらんでいます。これも雑食で昆虫などを好んで食べるようです。調べても魚を取るとは書いていません。しかし、屋上に向かう外階段の下の鉄骨にとまってさえずる姿は最近よく目にするのです。
イソヒヨドリは、ヒヨドリ科のヒヨドリとは異なるスズメ科ヒタキ属の鳥で、赤褐色と青みがかった羽色と、七色の美声で囀るのが特徴であります。ヒヨドリはどちらかと言えば草食系(花の蜜や木の実、ミカン類)の傾向でありますが、イソヒヨドリは甲殻類・昆虫などの小動物を捕食する肉食系で知られ、名前の通り海岸や岩場に生息しています。攻撃的な性格でもあります。
ワタシがあのメダカたちを移したプールは「プラ舟」ですが、縁の下に水抜き用の小さな穴を開けています。水が溢れないようにメダカが(逃げないように)しているのです。これが位置が低く、水が抜けるので水深が浅いのです。しかもレンガを入れてありました。ワタシの推理では、浅くなった透き通った水の中のメダカをレンガの土台に乗って突いて捕食、沢山傷つけたのではないかと思います。ふたを外していたのも痛恨のミスです。いろいろな条件がそろって被害に遭ったと思われるのです。
あー、可哀そうなことをしました。泣きそうになりながら死に絶えたメダカを掬いました。
全体では2,3千匹のメダカが居るので被害は軽微です。しかし、大事に育てているメダカを死なせたのはワタシなのでショックが大きいのです。
今は、第三弾で集めたブランドメダカ「ヒレ長オロチ・魔王改・緑系」の三種の卵が孵化し、それぞれ10数匹が室内ですくすく成長しております。もう寒くなるので、今年の冬は室内で冬越しさせようと思います。10℃以上なら冬眠もせず餌も食べるのですこしずつ大きくなります。
動物でも植物でも育てるのは大変、大きな責任も伴います。大事に、細心の注意を払って可愛がろう。それしかありません。
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