マーガーデンで今咲いている花のいくつかがこれであります。
ガーベラとユリオプスデージー。
その花の名前がサラッと出て来なくなったのがここ1年ほどであります。いつも知っている身近にある草花でさえ、名前を忘れてしまうというような現象・症状が続いております。幸いガーベラは5秒、ユリオプスデージーは30秒後くらいで思い出す事が出来ました。これらは病的な認知症ではなく、老化に伴う反応の遅れや記憶の薄れと言うべきではないかと思います。
今咲き始めたバラの数は約40本、うち4,5本はウチに来た時から名無しなのでバラの花色で呼びますが、それ以外のバラは全て覚えておりました。念のため白い名前カードをマジックで書いて株のそばに差してありますが、自然とマジックの色が消えて読み取れなくなったりカードが紛失したりしております。そして、今はせいぜい6,7本のバラはカードを見なくても言えますが、後は確認しないと怪しくなっております。
その原因の一つに、バラの名前には「人名」を使ってるものが多いのです。アルブレヒトデューラー、ヘンリーフォンダ・ヨハネパウロ・マリアカラス・イングリッドバーグマンなどいくつもあります。花と人の顔が結びつくはずもなく、カードやラベルが付いてないと、全く会ったことも無い人の名前など覚えられませんわね。
従前から多くの人と同様「ガン」と「認知症」にはなりたくないと思っております。認知症には、いわゆる若年性認知症と言う疾病そのものがあり、だいたい30代から60代前半に発症するようです。なのでワタシはその「認知症」にはなりません。年齢から「若年」ではなくなっているからです。ワタシの後輩のゴルフ仲間が3,4年前に貴重品ボックスを操作しながら「実は僕若年性認知症になったんです」と告白しました。貴重品ボックスの開け方がわからなかったのを見てその怖さを感じたものです。
現在のワタシは、人や固有名詞がすぐに出てこない、2,3年前の事がすっぽり記憶から抜けた部分がある、ということを自覚しております。それが鬱病によるもの、あるいは鬱病に処方される治療薬や睡眠導入剤などに認知症を引き起こすリスクがあることが影響しているのかもしれません。
認知症は老化による物忘れと混同されやすいようです。物忘れに自己対処出来ない、物忘れしたこと自体を忘れるといった状態になると危ないのです。
食事で言えば、ワタシは過去1,2日程度なら朝昼晩何を食べたかは思い出せます(ただし副菜は除く)。認知症になると、食べたものはおろか、たった今食べたこと自体を忘れる、といいますから、本格的な認知症ではないことは一応自認できているのです。
たまたま同年齢の近縁者の方KさんからのLINEが来ました。ワタシ自身が鬱病と軽い認知症かもしれないと書いて送ったその返信です。そのKさんは、長い事教職を勤め、その後も教育委員会などで活躍し現在は、精神・神経系のカウンセリングや全国に講演活動をしているのです。その返信が「自分もウツと認知症です。朝からずっともの探しをしている。いろんな予定も忘れるので紙に書き、スマホに記録していてもダブルブッキングする。」と。うつ病を患っていて、うつ病患者のカウンセリングをしているということですから、当たり前の日常ではないのかもしれませんね(笑)。Kさんには悪いけど、自分とあまり変わらないのを聞いて少し安心したのです。まぁ恐らくいまのところKさんもワタシも「年寄りボケ」の範疇にいるのではないでしょうか。ある意味老化は避けられないのです。
家人は心配して、専門の精神科で認知症の検査をして貰おうか、と言いますが今のところ生活には支障もなく、記憶する力・覚える力はまだ残っていると感じております。これが覚えれれなくなったらえらいことでしょうが、その時には手遅れかもしれませんね。
ワタシ流ではありますが、認知症対策は講じております
①森永乳業だったか?記憶力を高めるというサプリメントを飲む
②ブログやスマホのFacebookなどで情報交換画像投稿などを毎日行う
③ツムツム(ゲーム)は毎日欠かさず、軽い興奮と手先の細かい動作を最低2時間
④篆刻で石を彫る作業は指先と頭を鍛える。また毎夕は千字文の書道本をお手本に、筆ペンで最低30分の稽古をする。
などであります。これで認知症になったら仕方ないです。
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