大抵の事には驚きませんが、昨日は何度か吃驚いたしました。
篆刻やブログなどの手を休めている時、ネットを覗いているのです。ワタシは1年ほど前、さしたる意味も目的も無くFacebookにエントリーしています。毎日メールが届きますが、これまた無意味、自分の個人情報を晒し、殊更にネットで仲間探しや知り合いとの関係を新たに構築する必要もありません。商売やビジネスとも無縁で、Facebookの仕組みや内容も知らずコンテンツも何も加えるで無し、自分のFacebookは、建物で言えば「スケルトン」状態であったのです。
せっかくアカウントをとったので、暇な時に数十分動画を閲覧するだけ。勝手に新着となる、お笑い芸人のネタ・おもしろ動画、ウクライナ侵攻の動画、スポーツなどの記録などをぼんやり見るだけです。
いつものようにぼーっと動画を眺めていたらいきなり画面が切り替わり「あなたのアクティビティがコミュニティ規定に違反していると判断したので停止します」とかなんとか。こういうのが一番困るのです。動画を見ていたのがいけないのか、コンテンツを更新しないのがいけないのか、他の人とコミュニケーションを取らないからか。そういえば、このブログもただ一度「個人の攻撃がどうとか」といった警告文が表示されたことがありました。あれは「誤送金で預金者が捕まった事件」を取り上げて、杜撰な管理で送金し、回収の手立てを緊急的に取らなかった役場が悪い、と批判した時だったか。
ワタシのような、無名で金儲けに縁のないブログ好きのおじさんが、社会や政治の批判をし、自分の意見を述べることになんの問題があるのか存じません。報道される政治家以外に個人的な意見や攻撃をしたことはありません。そもそもこのブログは誰かを貶めたりすることはしない、と考えて書いております。ワタシは、マスコミや新聞が書こうとしない社会正義、深層、社会の裏側にある病巣を指摘し私見を述べるのは、納税者としてあるいは良識がある「分別のある」人間として必要であろうと信じるものであります。それは法や公序良俗に反しない限り、個人の自由が保障され、自由社会・主権や思想信条を侵害されないもっとも大事な概念でもあります。
異議申し立てして復活できるそうですが、顔写真を晒せ、個人情報を洗いざらい送れなど「よっぽどいい気」であります。オペレーターがいて直接話すなどといった仕組みは最初からありません。
審査だと・・、何を偉そうに。運営はユーザーのおかげで大金をせしめているくせに、脅かしているんじゃないよ。こちらはFacebookなど何のメリットも無く、利用してやっているだけでアカウントがロックされようが永久に復活できなかろうが全く不自由も無いのです。利用料はタダと言え、Facebookが使えなくなるデメリットはゼロ、それでお願いして自分の個人情報を意味もわからず送るというリスクはとれません。よって死ぬまでFacebookは使いません。ふざけるなバカにするな、であります。下らぬ動画を見る時間が減った分有効活用できるなら好都合だ、だったらそちらから毎日メールを寄こすなよ。削除するのも手間なのだから。
さてもう一つ、昨日は数か月前から楽しみにしていたボクシング、WBAスーパー&IBF王者・井上尚弥対ノニトドネアの統一戦です。早々にご飯を頂き、テレビを観ようと番組欄を探してもどこにも出てきません。WOWWOW然り、「どういうこと?」。井上はPFP(パウンドフォーパウンド)の世界3位にランキングする、日本の歴代で最高のボクサーであり、世界で最も強いと評価され「モンスター」と異名をとるような大注目の選手です。それを日本で試合するのにテレビ中継しないとは。驚きでありました。
何度も日付と試合予定を確認し、ネットで調べると出てきました。アマゾンプライムで独占配信いたしますというのです。アマゾンプライム会員でなければ視聴できないというのであります。無論ワタシはネットでお買い物の常連、Amazon・楽天・Yahooすべてにわたってヘビーユーザーであります。Amazonの配信する映画は全部見れます。普段なら夕食後は風呂に入りちょっとiPhoneでSNSなどをやって9時には布団に入るのに、PCのある仕事場にチャリで出かけ、6時半からアマゾンプライムを繋ぎ放しにして、試合が始まるまでは「篆刻」の制作と巨人戦のテレビ観戦、LINEのチェックなど並行的多次元の活動、ながら活動、これがワタシの信条でもあります。
試合は、戦前の予想ではドネアがかなりやるのではないか、という説が多かったのですが、結果は衝撃的な2RでのKO勝ち。1R終了間際のカウンターでのショート右クロス!。このワンパンチでのダウンで勝ちを確信しました。今の井上は恐らく彼のボクシング人生でもピーク、筋力や経験・パワー・テクニック・スピード全てがほぼ絶頂期にあると思います。一方のドネアは5階級制覇したレジェンド、あの強かった世界王者西岡利晃を圧倒してKO勝ちした頃は「無双」でありました。残念ながら、今や39歳とピークを過ぎて中軽量級ボクサーとしてはスピードが落ち、井上との差は歴然でありました。
終わったのは9時過ぎ、家に戻ると、心配していた病気の兄の手術経過の連絡を奥さんから(義姉)貰い、その内容にさらに驚き悲嘆にくれました。主治医からは相当厳しく脅かされたようであります。
こんな日もある・・・。しかし、毎日こんな事ばかりだとワタシが参ってしまいますか。
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