いつでもMAHALO

渡ハワイ歴、数え切れず。まだまだハワイに恋愛中。
家族と友達とハワイをこよなく愛す能天気なKIYOです。

たくましく、おおらかに・・・

2011-03-17 23:13:38 | つれづれ
被災・・・までの言葉ではないけど、仙台で不便な生活をしている妹に、
さすがの私も「飛行機でも、なんでもいいから、1度帰ってきなさい。
実家に帰って、少しゆっくりして、そしてまた仙台に行けばいいじゃない」と言ったら・・・

大学で教鞭をとっている妹と義弟は
「私たちには、私たちについてきている学生がいる。学生が仙台を離れない限りは
私が離れるわけにはいかないよ。
そして、もし学生が無事に仙台を離れても、1日1回温かいご飯を食べれる間は
仙台から出ない。仙台にいて、何かできることをするね」って。

小さいころからいつも私のあとをついて、私の言うことになど1度も「NO」言ったことのない妹。
私の両親は、妹に「絶対にお姉ちゃんに逆らってはいけない。それが『長幼の順』と言うものだ」と、
私には「小さい者を守るのは、大きい者の役目。何があっても妹を守りなさい」と言い聞かせてきた。

だから、妹は人生で一度も私に逆らったことはないし、ついでに言うとビタ1円、お金も払わない(笑)
お金を出すのは「大きい者」の役目らしい。

そんな妹だから、私が「帰りなさい!」と言ったら「はい。航空券代お願いします」なんて言うと思ったんだけど。

もともと怖がりで、小心者の妹だから、どんなに余震が怖いだろうかと電話をしても
「とにかくしばらく帰れないと思うから両親に心配しないように言って」と。

こんなにたくましかったかしら?
仙台のことも「田舎だし、寒い」と言って、そんなに好きじゃなかったはずなのに。

いつも守ってもらう立場から、誰かを守る立場になったときに、強くなったのかな。

うれしいような、戸惑うような姉なのです。

そして、根がのんきな妹は「円高だ換金しなくちゃ」と。
オイオイ・・・どうやって街まででるの?
まぁ、大らかでいいか。

コメント
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