いつでもMAHALO

渡ハワイ歴、数え切れず。まだまだハワイに恋愛中。
家族と友達とハワイをこよなく愛す能天気なKIYOです。

はまってます

2011-08-19 23:23:19 | つれづれ
Vシネマのミナミの帝王

1日1ミナミの帝王が我が家の日課。



大阪ミナミでヤミ金業者「萬田金融」を営む「ミナミの鬼」こと萬田銀次郎。
利息はトイチ・・・元金の10%の利息でお金借りて、帰せる人はそういないよね。
取立てはきつい・・・「腎臓売れ」「角膜売れ」「まぐろ船に乗れ」「ソープで働け」など。これって法律に抵触するよね・・・・

いかつい顔に、ドスの効いた低い声、傍若無人な大きな態度で、ヤクザの親分もが一目置く、萬田銀次郎を演じるのが竹内力さん。
すごくハマり役で、素晴らしい!
この竹内力さんが演じると、すごみの中に人間らしさを感じるから本当に不思議。
丹精すぎるお顔も、彫刻のように整っていて、うっとり。

この萬田銀次郎、萬田金融の顧客(要するに萬田さんからお金を借りてる人)の中で、
ほかの業者から騙されて身動きが取れなくなった人間には、結構やさしくて、
その騙した人物から法律を武器にゼニをガッツリ回収し、その客に与え、自分もガッポリとる、を繰り返す。
ストーリーは、謎解き、紐解き、わかりやすい仕掛けありと
水戸黄門様ばりのわかりやすさ。

勧善懲悪でははなく勧悪善懲悪悪と言った感じ。
悪の中にも、いい悪と悪い悪があって、萬田銀次郎は悪い悪はとことん許さない。

ただいま、我が家では萬田語録が大流行。

「ワテは義理堅い人間よって、お返しと仕返しは、しっかりさせてもらいまっさ」

「人間死ぬ気で働けば、できないことはないよってな」

「誰の目をごまかせても、この萬田銀次郎の目はごまかせまへん」

「法律ゆうんは弱いもんの味方やない、知っとるもんの味方するんや」

「善意の第三者は怖いでっせ」

「よ~く肝に銘じときなはれや」

ぜひぜひ、見てみてください。

ただし、初期の作品は、Vシネマだけあって、かなりきわどいシーンもでてくるので
見るなら最新、もしくは97年くらいのものからがオススメ。
コメント (2)
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