5日の予算委員会で興味深いやり取りがあった。
橋本議員は委員会に先立ち、政府参考人として自衛隊幹部の出席を要望。
だが、理事会では認められなかった。
そこであきらめずに橋本氏は委員会の質疑で、
「法的制約はない」
「国会の自衛隊の議論は常に机上の空論」などと批判した。
そこで安住委員長が看過できないとして注意したわけだ。
「シビリアンコントロールの重みをわきまえて国会はやってきた。行き過ぎた誹謗中傷は我々として看過できない。戦後長いルールの中で重く積み上げてきたもので、防衛相の組織として責任を持って答弁していることを否定するようなことは許されない」
国民民主党は橋本議員を厳重注意したようだが、明らかに質問者選定が甘い。
橋本氏は航空自衛隊出身の29歳、昨年10月埼玉13区から立候補して国民民主の風に乗って当選した。
重要な予算委員会の場で、このようなほやほやの議員をセンシティブ(気を遣う)な文民統制問題を質問させるのはコントロールミス。
シビリアンコントロール(文民統制)は、軍部が暴走して太平洋戦争を引き起こした深い反省の上に立った考え方。
英語で表記した方が意味が分かりやすい。
Civilian Control Over the Military
民主主義国における軍事に対する政治の優先
具体的には選挙で選ばれた内閣総理大臣が自衛隊を指揮する。