前途多難岸田内閣ーー新任閣僚の答弁不安定(木原防衛大臣、加藤少子化担当大臣、武見厚労大臣)
昨日から参院予算委員会が始まった。 新任閣僚はどれも危うい。 それはそうだろう。各派閥からの推薦枠で押し込まれた大臣と女性閣僚アピールのための起用だから。 とりあえず昨日の国...
もはやデフレは脱却しているーー後手に回る政府と日銀
デフレとインフレ、どちらが怖いかというとインフレだ。 戦後すぐの数年間と(1946~48年)、第一次石油ショック(1973~74年)の狂乱物価が、まさにインフレの怖さ。 194...
仕事とは自分のためにすること。ーー上司の顔色を窺うのもほどほどに。
現役のころに上司の顔色ばかり窺って仕事をしていると、 退職後に自分の生き方を見失う。 自分が何をしたいのかわからないのだ。 「ぬれ落ち葉」などと揶揄されることになる。 仕事...
日本の外交はアメリカ追随で良いのか?
安倍政権以降、日本はアメリカに付き従っていれば政権が維持できた。 だから国民の声を聞くよりアメリカ大統領の声を聞いた方が安泰なのだ。 自民党と公明党の合体政権はもはや自分たちの...
サントリーの新浪社長の問題発言ーーかなり庶民感覚からずれている
サントリーの社長で経済同友会代表幹事の新浪剛志氏(64歳)が、このところ問題発言を連発している。 45歳定年説をぶち上げたあたりは、そんな考えもあるかというレベル。 このような...
主権者のいない国ーーー約半数の人が投票しない、する人も利権でがんじがらめだ。
安倍政権以降の政治の質は、戦後のどの時代よりも低下した。 その理由は「不誠実」、もう少し下世話な言葉で言えば「嘘をつく」。 しかしそんな政権であっても安倍政権は8年も続いた。 ...
この世はやはり「性悪説」で見ていたほうが良いのか?
「性悪説」を唱えたのは紀元前4世紀ごろの思想家荀子である。 人間の性を「悪」すなわち利己的存在と認め、君子は本性を「偽」とし、後天的努力によって修正し善へと向かい統治者となるべき...
「共感疲労」には注意が必要だーーウクライナ戦争とイスラエルとハマスの戦い
ウクライナやイスラエルで目を蓋うような惨状が繰り広げられてる。 毎日テレビでその様子が流れる。 感情豊かな人ほど共感力が過度に働いて気分が沈みがちになるという。 私は鈍感な方...
立憲民主党泉代表の覚悟無き発言ーー野党第1党は常に政権交代を目指すものだ。
立憲民主党の泉代表が、次のような発言をした。 「5年で政権交代を目指す」 この発言に対して党内外からの批判にさらされている。 優等生的な泉代表にしてみれば、2年以内にある総選...
何ともあきれる適材適所の副大臣や政務官たちーー山田太郎・柿沢未途・神田憲治
第二次岸田政権発足時、副大臣や政務官に女性が一人もいなかった。 その理由として「適材適所で選んだ結果」だとして岸田首相は開き直った。 ところがその適材適所からボロボロとほころび...