米中安定へ対話継続しているのに日本の対中外交の臆病さは何としたものか
サリバン米大統領補佐官は、中国の習近平国家主席と会談した。 会談が実現したのは、偶発的な衝突への双方の危機感の裏返しともいえる。 米国もそうだが中国も外交にかけてはしたたかであ...
苦境にある中国経済ーー簡単には復活できない
中国経済を苦しめている最大の要因は、不動産バブルの崩壊であろう。 中国のGDPは日本の4倍程度だ。約2400兆円になる。 このGDPの2~3割程度(480~720兆円)が不良債...
台湾有事は起きるのか?ーー習近平はギャンブラーではない
2022年に米国のペロシ下院議長が台湾を訪問した時に、中国は強く反発して軍事的な緊張が一挙に高まった。 その後も緊張状態は続いているが、一時ほどではない。 中国の本音は、出来る...
中国の優先順位が「経済」から「国家の安全」へ変わった
コロナ以降、中国の経済指標がどれも芳しくない。 重荷になっている最大のものは、不動産業界の不良資産であろう。 30年前に日本が散々苦労した道をたどっていると言える。 日本は不...
冷静に正しく中国と向き合うべきだ――周恩来と大隈重信
日本と外交交渉をする上での周恩来の本音を、山本七平は次のように見ている。 日本人と契約を結ぶには、交渉よりも先に、まず相手の感情を操作し、「感情」に批准させねばならぬ。 これは...
中国とどのような関係であれば良いのか?ーー習政権のみを見ないこと
福島の処理水問題でまた中国との関係が悪化して来ている。 だからといって、お互い頭に血が上って罵詈雑言(ばりぞうごん)の投げ合いはやめたほうがいい。 ...
ホタテ騒動を考えるーーー中国は藪をつついて蛇を出してしまった
藪をつついて蛇を出す 余計なことをして、かえって悪い結果を招くこと。 中国の日本の海産物禁輸は、日本をい...
曲がり角に来た中国の発展ーーー習近平皇帝の限界
毛沢東が1949年に中華人民共和国の建国を宣言した。 建国以来紆余曲折はあったが、コロナ過が起きるまでは順調に発展し、世界第2位の大国に発展した。 習近平は自身に忠実な部下を集...
よろめいている中国経済ーー立ち直るには時間がかかる
中国経済がおかしい。 ゼロコロナ政策は当初成功したが、あまりの締め付けに国民が怒り始めた。 それを見て青くなった習近平、すぐさま「ゼロコロナ政策」解除だ。 中国の皇帝というの...
中国は「日本病」に怯えるがもうすでに罹っている
「日本病」というのは、 バブル崩壊以来30年以上にわたって日本で低所得、低物価、低金利、低成長の「4低」が続いていることをいう。 このようなデフレを伴った低成長が続いた主要因は...