阿部詩の涙にエールを送る、そして阿部一二三の責任感にも。
フランスで行われているオリンピック女子柔道で阿部詩がまさかの一本負け。 勝つ事だけに集中していた詩の何かが切れたのか立ち上がれず号泣した。 私は、その姿を見て,青春とはこういう...
スポーツマンシップを考えるーーー慶応高校優勝に寄せて
慶応高校が107年ぶりの優勝という快挙を成し遂げた。 選手や監督そして関係者の努力を多としたい。 107年前というと大正5年、それに先立つ明治38年に早大野球部がアメリカ遠征を...
たかが胴上げ、されど胴上げ。
WBCでの日本優勝の余韻がまだ冷めやらない。 胴上げをするのは日本だけ?ということが話題になった。 必ずしも日本だけということではないようだが。 胴上げをした経験から言うと「...
柔道と野球の発展に尽くした二人ーー嘉納治五郎と安部磯雄
柔道は嘉納治五郎の功績により、いまや日本が世界に貢献するスポーツになった。 柔道の源流は日本古来から伝わる柔術にある。 この柔術を教育的観点から世界に通用するスポーツとして生み...
斎藤佑樹の涙
北海道日本ハムの斎藤佑樹投手が昨日引退した。 11年間の斎藤の戦績はあまり褒められるものではなかった。 しかし全力で戦い抜いたその姿に拍手を送りたい。 ベンチに戻って栗山監督...
釈然としない中田翔選手の巨人移籍
日本ハムファイターズの中田翔選手が、同僚への暴行事件を起こして無期限試合停止処分を食らった。 それもやむを得ないだろうと思っていたところ、突然巨人軍への移籍が決まりちゃっかり試合...
大野将平に見る「武士道精神」
男子72キログラム級柔道で大野将平が金メダルを獲得した。 大野は、「正しく組んで正しく投げる」を信条に、「勝たんがための柔道」に堕することなく最後までその信条を貫き通した。 大...
五輪開会式に見る日本文化の劣化ーー「恥の文化」の喪失
五輪裏舞台の醜悪さをわきに置いて、五輪開催のセレモニーに日本的な良さが出ることを期待している自分がいた。 しかしこの淡い期待感もシャボン玉のように夜空に消えてなくなった。 アメ...
松山英樹初Vに見る勝負師の心とは?
米男子ゴルフツアー(マスターズ)で松山英樹が日本人初のマスターズ制覇を成し遂げた。 勝負事に必要なことは、「心技体」とよく言われる。 まず技が優れていて体力が充分でないと前に進...