円安から円高に反転するか?ーー問われる日銀の覚悟
昨年の夏に162円近くまで行った円は、日銀の利上げもあって151円前後まで円高に振れている。 日銀の植田総裁はアベクロミクスの修正にかじを切り、「今はインフレの状態」という認識も...
フジテレビに見るマスコミ業界の古い体質
フジテレビの女性アナとのトラブルが露見した中居正広氏は引退に追い込まれた。 「この件はなかったことにしよう」という経営幹部の目論見はもろくも崩れて天下に赤っ恥をさらしてしまった。...
フジテレビ失敗の原因とあれが記者たちの「記者魂」か?
中居正広さんの女性トラブル問題が、とうとう会長・社長の辞任に発展した。 過去の成功体験から脱却できぬまま、時代の変化についていけなくなっていたのだろう。 それにしても時代の風を...
無理をするな日本製鉄、東芝の二の舞になる。
日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収案件が暗礁に乗り上げている。 141億ドルの巨額資金を投じるようだが、バイデン大統領が買収禁止命令を出した。 民間取引に大統領が口を出す...
紙幣をすり続けて経済を立て直した国は、歴史上一つもない。
物価上昇が続いて3年近くになるが、政府はいまだに「デフレ」だという認識だ。 庶民感覚から完全にずれているとしか言いようがない。 根本的な対応策は通貨価値を上げて「行き過ぎた円安...
「亡国の円安」をなぜ阻止しないのか?
世界3大投資家のジム・ロジャーズの日本への指摘が鋭い。 自国の通貨を刷り続ければ価値が下がるのは必然である。 財政上の問題を抱える国家には、通貨が値下がりする現象が必ず見られる...
日本の財政ーーいつまでも野放図な借金は続けられない
選挙になるとどの政党も大判振る舞いの調子のよいことを言う。 与党には責任が伴うからある程度の自制が働く。(自民・公明はさすがに消費税減税は言わなかった) 消費税はすでに24兆円...
日本衰退・物価高騰の主原因は「円安」なのだが、誰に怯えて手を打てないのか。
自民党石破総裁誕生で円高に振れた途端、株価が急落した。 少々の株価の下げは我慢して「アベノミクス」の呪縛から脱却宣言をすれば、もう少しましな展開になっただろう。 水鳥の羽音に驚...
経済対策はどうあるべきなのか。ーー自民と立憲の比較
「政治の信頼回復」ということで言えば、裏金や旧統一教会問題は総選挙の争点にするのは当然。 一方国民生活の向上についても議論してもらいたいがかなり低調である。 自民党の公約は、 ...
国民生活のためには円高に、そして金利も上げるべき。
ピークに160円を超えた円安もようやく140円台前半まで下がって来た。 しかしロシアがウクライナに侵攻した120円台まで、まだ戻っていない。 原油価格は下がってきているので、物...