農業を資本主義的感覚で見てはいけない
「食糧安保」という言葉がある。一国の安全保障は軍事力だけでは守れない。 日本の場合、主食のコメを守らずして軍事費を倍増させているが片手落ちもいい所だ。 昨日、スーパーに行ってみ...
米の生産調整は問題、減産ではなく増産を図るべきだ。
昨年の猛暑の影響で在庫量が減ってきているところに、インバウンドで米の消費量が増えている。 そのせいか、ところによっては一部販売制限が起きているという。 この数年、食料品の値上が...
天地有情の世界観を取り戻そうーー虫との共生
庭に家庭菜園を作ってそれなりに楽しんでいる。 農薬はほぼ使わない。ある意味で虫との共生である。 害虫と言って目の敵にして農薬をまき散らすのには躊躇する。 人間はそこにいるだけ...
自民党農林族と農業協同組合(JA)のもたれあいが日本農業を衰退させる
自民党は農村票を、そしてJAはカネをもらえれば、日本農業がどうなろうと関係ないようだ。 「農村社会をどう維持・発展させるのか」という課題を直視しない。 最大の問題は、 「農業...
農的循環社会への道ーー生産者、流通業者、消費者それぞれに責任がある
この数年、嵐のように襲ってきたものはコロナ過であり食品価格の高騰だ。 世界に目を転じればロシアによるウクライナ侵攻もある。 そしてじわじわ進んでいるのが日本農業の迷走と食生活の...
日本は実は農薬使用大国なのだ。
日本の農産物や食品は安全だという神話がまかり通っている。 農薬の使用量で単純に決められないが、1ヘクタール当たりの使用量の多いのは中国。 そして第2位が日本なのだ。 アメリカ...
食の在り方を見直すーーコメが食べられなくなる時
平成5年(1993)は、稲の大凶作(作況指数は80)だった。 タイから緊急輸入された米との抱き合わせ販売が行われた。 ところがこのタイ米を「まずい」と言って捨てる消費者が続出。...
酪農危機の本質とは?ーー日本の農業を守れ!
酪農家の経営が危機に直面している。 その原因は何か? 的確にポイントを突いているのが別海町の元放牧酪農家の三友盛行氏の意見だ。 酪農危機の本質は、規模を急拡大した生産者が過剰...
コメの真価発揮、窮地の食卓を救う。
小麦や油脂の高値が続き食品の値上げが続く中で、比較的安値の続くコメが見直されている。 食料の自給率は40%を切っている中で、コメは100%自給できる。 コメはウクライナでの戦争...
間違いだらけの食糧安保ーーーコメが日本を救う
岸田政権の発足当初は、「新しい資本主義」を行うと言っていたのでそれなりに期待をしていた。 しかし統一教会問題で気息奄々。 ツタウルシに絡みつかれたようなものだ。 少しでも触る...