行雲流水の如くに

「選挙の神様」が語る今の政治ーー岸田政権の行方

自民党で長らく選挙対策を担い「選挙の神様」といわれた久米晃さんの話が興味深い。(北海道新聞)

岸田政権が9月の自民党総裁選までに解散総選挙が出来るか?

「政治に絶対はありませんが、今のままでは10%でしょう。とにかく諸課題に取り組んで結果を出して、国民に「岸田さん、よくやっているな」と思ってもらうことが必要です」

岸田首相には何とも厳しい見立てだが、流れはそんな方向に動いている。

解散権は事実上封じられたということか。

 

9月の内閣改造後、政務3役の辞任が相次いでいます。政治そのものへの国民の不信感も高まっています。

「歴史を振り返ると、政治家を目指す人には志がありました。明治期には戊辰戦争などで多くの人が亡くなり、生き残った人たちが使命感を持って政治に携わってきた。昭和20年(1945年)の終戦後も、生き残った人たちは日本を何とかしなければならないと思って政治に取り組んできたと思います。ところが昭和が終わって35年近く経過し、戦後世代の政治家の多くは引退してしまいました」

第二次岸田政権の閣僚の約半分が世襲政治家だという。

3世議員もいるが(岸田首相)息子の翔太朗が政治家になれば4世議員になる。

野田元首相が揶揄したように「ルパンだって3世まででしょう」

政治が家業になって使命感がどこかへ吹き飛んでしまった。

 

野党の弱体化も日本政治の課題だと思います。

「やはり政治には緊張感が必要です。野党が国会で一定の勢力を持ち、政権与党が国民はこれだけ不平不満を持っているんだと実感できなければ、政治がうまく進むわけがありません。そのためにも、野党は統一候補を擁立すべきです。政策的な齟齬があっても選挙で共闘できるところでは協力し、まずは国会での主導権を握っていくことが必要でしょう」

全く同じ意見である。

「鶏口となるも牛後となる勿れ」ということわざがある。

野党の党首たちは鶏料理が好きなようだ。

健康には牛や豚よりも良いらしいが。


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