行雲流水の如くに

東京都知事選終わったが深堀した議論なし、場外乱闘ばかり。

都知事選のスタートから今に至るまで東京都が抱える問題点が議論されていない。

最大の問題点は、ブラックホールのように日本全国からヒト・モノ・カネを吸い込んで再生産されないことだ。

若者が都会に集まるというのは、ある程度やむを得ない。

ところがその若者たちが消耗品のように扱われて刹那的に生きているようにしか見えない。

 

この問題に積極的に取り組もうとしたのが蓮舫候補だったが、かなり矛盾するスタートだった。

なぜかと言うと東京都が抱える問題は都庁から改革できるほど生易しくない。

政権を取ったうえで外側から変える必要があった。

日本最大の勝ち組である東京都の小池知事が「都民ファースト」と叫ぶことを、誰もおかしいと思わなかったのだろうか?

日本全体の中で東京がどうあるべきかの発想はない。

それを自民党と公明党がステルスで応援しているのもおかしい。

田舎へ行ったら「田舎ファースト」とでも主張するのだろうか?

 

石丸伸二候補の言動を見るとかなり危うい。少しづつ化けの皮が剥がれつつある。

ただ一点評価するとしたら、

「東京の1極集中を解消して多極分散を図る」と主張したことだ。

しかしこの発言にも矛盾がある。

東京の1極集中は様々な経済活動の総和だから、外側からの法的な整備で多極分散を図る必要があるからだ。

 

蓮舫候補を当選させたくないために、何らかの力が働いたのかマスメディアの報道がおかしい。

NHKはもとより、和田アキ子の番組は最低(投票方法について誤情報を流した)。

東国原や上沼恵美子、デーブはお笑い芸人特有の勝ち組に乗るパターン。

(無視したほうが良いと思う。しかし徹底するならば名誉棄損で訴訟も辞さずでやればよい)

 

長嶋茂雄の言葉が無冠で民間人になった蓮舫さんの薬になるだろう。

挫折してもプライドは失わない、それは努力しているからだ。

終わったことは忘れろ、明日がある。感動も落胆も、その日限り。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

megii123
kenちゃん、こんにちは。
長嶋茂雄は天才肌とみられていましたが、この言葉から窺えるのは「努力に人」だったということですね。
しかも「過去は過去」と割り切る切り替えの早さ、これこそが長嶋の真骨頂です。

「白球は素直でした」、これも良い言葉です。
度々引用したくなりますね。(笑い)
knsw0805
行雲さん、おはようございます。
長嶋茂雄の「終わったことは忘れろ、明日がある。感動も落胆も、その日限り」感動するほど素晴らしいです。スポーツマンとして毎日燃焼しているからこそ言える言葉ですね、前に書いたかも知れませんが私が青年会議所で活動している時、山口県防府市の球場に巨人軍をイベントで呼びました。その時20歳の青年に講演してもらいました。私がテープ等書記を務めたのですが、私の目の前で「野球生活16年間の中で白球は素直でした」と若い人に呼び掛けたのです。びっくりしましたね。若い諸君に「人生、素直な気持ちで臨むのが大事」と言いたかったのでしょう。今も鮮烈に覚えていますし、その後営業所等を訪問した折には度々引用させてもらいました(笑)
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「政治」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事