Ring-A-Ding 日々ロック,R&B,そしてゴスペル〜💋

おばちゃんがココロに浮かぶ由無し事を、気ままにつぶやく。ロックな時間。

マヨラー

2017-10-07 08:46:32 | 料理


マヨネーズ好きという人がいる。
”マヨラー”とかいうんでしょ。
私はそれ程でもない。というか、むしろ余り使わない方。
この間、冷蔵庫の整理をしていて、マヨネーズの収納に疑問を感じた。
それ程使わない調味料になんか場所を取られている様な気がする…と。

私はマヨネーズはいつもドアポケットの中段の、色々な調味料やドレッシングの瓶類などを置きがちな場所に設定している。
マヨネーズの容器は私が買うのは大抵ポリ容器のもので瓶ではない。使っていくうち中身が減って来ると、逆さまにしてキャップを下に向けて置く。みんなよくやるよね。
すると、不安定なので周りの瓶類に挟まれ、瓶類が少ないと、寄りかかったり、倒れて横になったりする。横に倒れてしまって見えない時、あーれー?どこに置いたか?と一瞬探してしまうこともある。
この容器、日本のマヨだけらしいけど、ホント、便利なんだか不便なんだかよくわからん。


昔、子供の頃(1960年代後期)、同い年のいとこ姉妹の家によく泊まりに行った。そこのお母さんである叔母は、アメリカのマヨネーズを使っていた。青いラベルのベストフーズという会社の「リアルマヨネーズ」だ。もちろんいまも大手スーパーやデパ地下などで見かける。
私が子供だった頃、輸入食品を常用しているのなんてまだ珍しかった。輸入でないと手に入らない調味料ならともかく、マヨネーズはもはやキューピーが席巻していた日本で、当たり前のものになっていた。そのマヨネーズをあえてアメリカ製品を選ぶ叔母はなんかちょっと粋な感じがしたものだ。
この叔母の家は金持ちでは無いのだが、なんかちょっと違うのだった。叔母は当時専業主婦で、夏休みに泊まりに行くと、お昼ご飯のおかずにインゲン豆を茹でて、このマヨネーズを瓶からスプーンですくって乗せたのなんか作ってくれたのを良く覚えている。

当時は今のようにティッシュペーパーをパッぱか使う時代じゃなかった。でも、叔母の家の押入れには現代の様な5個パックの箱ティッシュが入っていて(銘柄はスコッティかクリネックス)、同い年のいとこ姉妹は現代の子供のように食事の時などにもパッぱかパッぱか、ティッシュを使って口や手を拭いていた。
私のウチでは、ティッシュなんて母の鏡台の横に1つだけ置かれていて、一箱づつ買ったものだった。
そういうものだと思っていた。


それから数十年。オトナになって結婚した私は、新婚の冷蔵庫を少し気取ってみたくてこの「リアルマヨネーズ」を買った。
改めて食べてみると、普段食べているキューピーよりちょっと油っぽい感じがする。少しプルンとして酸味も少ない。私はキューピーの酸っぱさが好きだなぁ…と感じて、間も無く普通にキューピーに戻ってしまった。

今は、マヨネーズもカロリーハーフとかディフェ…とかっていろいろある。AJINOMOTOとか松田のマヨネーズ、創健社の有精卵や…エゴマ油を使ったもの…などなど。だけど、私はそんなに使わないんだよね。マヨは。
パッケージをよく見てみると、「開封後の保存目安は1ヶ月です」と、ある。
えっ、普通の大きさの400gのやつ、みんな1ヶ月で消費しているの?えーっ?ほんと?
まぁ、マヨネーズが腐る程使わなかったことはいまだかつて無いが、私は毎月マヨネーズを買うことは無い。
考えてみると2〜3ヶ月にいっぺんくらいかな?
多分それでも大丈夫なんだろうけど、冷蔵庫の中で邪魔なことだし、この際、半分量の200gのにしてみる事にした。しかし、それが何とも悩ましい。というのも、値段が400gよりすこーし高いか、おんなじくらいなのである!なんでやねん⁉︎
確かにね、1kgの業務用サイズが割安ってのは分かる。でも、この程度の大きさのものでこんなに割高ってのはなんか不満!じゃ、エゴマ油製の高級な300gのやつは、というと普通の400gの物より倍くらい高い。
この値段設定、悩ましい〜(≧∀≦)要するに、沢山使ってじゃんじゃん食べる人がお得ってことね。

でも、みんな知ってるのかしらマヨネーズの開封後の保存目安って?それに、みんなそんなにマヨネーズ使ってるの〜?みんなマヨラーなんだなぁ。


何となくレトロな。

胃カメラダイエット

2017-08-26 22:40:08 | 料理
お盆休みの間、健康診断で胃カメラの検査を受けた。昔はバリウムを飲んでX線の検査だったのだが、必ず再検査の診断が出るので数年前からいきなり胃カメラにしてもらっている。
夫は目薬さすのも大騒ぎ、若い頃、コンタクトレンズを着脱する私を見るたびに「信じられないっ!」と絶句したひとだから胃カメラなんてタイヘンだ。
その点、私はどうということはない。妊娠出産を3回も繰り返した時点で、こういうものにはさほど動じなくなっている。

毎回、胃カメラの撮影中の映像をモニターで見るたびに思うのだが、胃の中というのは本当に「柔らかい、生々しい、粘膜の袋」だなあ…ということ。
私達が日々食べたもの、飲んだもの…が、この柔らかい生々しい袋の中に入って行き、揉みくちゃにされて
栄養素に分解されて吸収される。もし、尖った物や、硬いもの、刺激的なものが入ってきたらこの中はどうなるのだろう…ただでさえ糜爛や、潰瘍の軽いものなどだいぶ傷みが出てきているというのに…。
そう思うと、食事もなるべく優しいモノ…例えば豆腐とか、ネバネバ系の大和芋のとろろ、納豆、などなどにしたくなる。よく噛むことも大切だ。噛むことによって栄養の吸収は数倍違うし、筋肉も付き、脳の働きも良くなるという。腸活、腸活というが、その手前の「胃」の事も考えてあげる必要があるのだなぁと、つくづく感じる。

昔、私が子供の頃、テレビのエンタメ番組で、”ガラスを食べる人”というのがたまーにあった。
素人みたいなおじさんだが、そういう奇人変人を集める番組に出てきて、ガラスのコップなんかをポリポリと食べるのだ。子供の頃は口を切らないのかなぁーとかハラハラしながら見たものだが、今、想いをはせるのは「胃」の中だ。
あの柔らかーい粘膜の巾着袋みたいなものにガラスの破片が入るのだ。なんて残酷な芸だろう。ああいう素人芸人みたいなひとはその後どうなったのだろうか…。
そんな残酷なものでなくても現代では大食い選手権などがある。ギャル曽根が食べた後立って、妊婦の様に膨れたお腹を、着ているワンピースを押さえて観せたときがあった。アレを、胃カメラ以後の思考で想像すると…胃袋が、下腹部近くまで伸びきって、パンパンの風船みたいになるのだろうと…。
あー
考えただけで恐ろしい!
それより、あの胃カメラの映像を考えただけで食欲がなくなるんだから、これ、ダイエットに使えないかしら。
毎日食べてるネバネバ三兄弟。

オモニの「レング」

2017-08-26 19:57:23 | 料理
東京は八月のお盆休みがやけに涼しくて、雨降りの中 箱根の温泉に行ったらがら空きだった。
ポツポツ小雨の露天風呂はそれなりに風情があり、森の緑も濃く感じられて、真夏だというのに温まりたいくらいの肌寒い気温が心地よかった。
そんな夏も、だからと言ってそう簡単に引き下がってくれるわけではなかったようだ。わけてもこのお盆が明けてからのこの暑さと言ったら!
たしかに夏の暑さが無い…というのも、お米や農作物のことを考えると心配だ。
ほどほどに夏らしい暑さを耐えつつ秋風が吹くころの朝晩の涼しさにゆく夏の寂しさを感じる、というのが日本人の理想というものだろう。

調理人として働く私にとって、真夏の厨房をどう乗り切るかというのは毎年大きな課題だ。
30年近く真夏の厨房に対峙して来て、まず健康を損なわず、元気に夏を乗り越えるには一番に食生活にあるとつくづく実感する。
今年は、思いがけず、春先に「甘酒」というものに出会ったおかげで、基本はそれに置くものとする。「甘酒」は疲労回復にまことに実感を持って効果を感じるからだ。そして自分で作る必要もなく買ってこれる、というのが夏対策としてとてもいい!とにかく夏は余計なことをしない、これが大事。

私は長いこと夏バテ予防に「黒梅酢」というものを飲んで来た。これは、梅酒を漬ける時期に青梅を玄米黒酢で漬ける、というもので、氷砂糖を入れて、まさに梅酒を漬けるのと同じ要領でつくる。やはりアミノ酸たっぷりで、疲労回復に良く効く。しかし酸っぱい!
オンナは比較的酸っぱい物好きだが、私もそうだが、それにしても黒梅酢はソーダなんかで割って飲むよりむしろ「グッ」と一気飲みした方がいいかな?ってくらい酸っぱい。ソーダで割ってたりするとついつい長続きしないのだ。長続きさせるためには、ノルマとして一定時間に一気飲み、が、続く気がする。私的には。
だから、今年からは私は甘酒にした。一応、黒梅酢は漬けましたよ、夫のために。夫は日常のジム通いの際のスポーツドリンクにこの黒梅酢を入れることを欠かさない。


さて、今回皆さんに紹介したいのは黒梅酢とは別に夏の疲労回復効果とスタミナ対策として我が家でかれこれ30年近く毎年作られているメニュー「レング」をご紹介する。
これは、韓国の済州島出身のオモニ(お母さん)から教わったもので、ウチではこれをほとんど毎日、昼ごはんに欠かさず飲んでいるのだ。
日本にも漁村などでよく冷たい味噌汁「冷汁」というものなどあるが、いわゆるそういう類である。ただし、非常に辛い!韓国食料品店などで手に入る青とうがらしを入れるのがうちの好み。このために常に冷凍保存している。辛すぎる人は入れなくとも良い。さらに韓国の赤唐辛子の粉末も入れると味が深まる。
作り方
材料
水(あるいは出汁)500ml
だしの素 小さじ1
味噌大さじ1
コチュジャン大さじ1
ニンニク1かけ
生姜少々
青とうがらし1本
すりごま少々
酢 大さじ1


刺身 (鯵、イカなど)50グラムくらい
きゅうり千切り(または輪切り)
青紫蘇千切り
ミョウガ千切り
ねぎ小口切り
各少々

作り方
1.水(出汁)にだしの素を入れ、味噌、コチュジャンを溶かす。
2.ニンニクをおろして加え、生姜もおろして加える。
3.青とうがらしを刻んで加え、すりごま、酢も加える。
4.刺身用の魚を刻んで加える。
5.よく混ぜ、容器ごと冷蔵庫で冷やす。
6.タッパーなどに具の野菜を千切りにして入れておき
食べる直前に好みで汁に加える。最後に氷を浮かべて 冷え冷えを賞味。

在日韓国人の料理研究家コウケンテツさんが、数年前にNHKの”今日の料理”のテキストで紹介していたのを見たことがある。たしか、小学生の頃、暑い夏、家に帰って冷蔵庫を開けると、お母さんの作った「レング」が麦茶の水筒の様な入れ物にタップリ作ってあって、それをぐーっとコップ1杯飲み干すと、すーっと暑さが吹っ飛び、身体の芯から元気になるようだった…とかいう事が書かれていたと思う。
本当にこの冷たさが汗を引かせ、この辛さが内臓を温めニンニクや香味野菜が元気をくれるような夏の汁物だ。正に夏のスタミナ料理であり、清々しく身体のデトックスがされるようなそんな食べ物だ。

この冷汁「レング」を教えてくれたオモニも今年の春亡くなった。でも、この先も私は夏が来るたびにレングを作り、遠く見たことのない済州島の青い海を思い浮かべるのだろう。


今年の梅

2017-07-03 04:24:38 | 料理
先週、大腸ガンの再発で兄が手術をした。
入院前に様子を見に行くと結構呑気に暮らしていて
なんと産まれて初めて梅干しを漬けたのだという。見るとキッチンの床に梅酒を作る用の広口の瓶の中に黄色い大粒の梅が漬けてあった。ちゃんとタップリ梅酢も上がって紫蘇の葉も足されて、ほんのり赤紫蘇色が滲み出している。
「土用干しまではとにかくカビだけは生やさないように気をつけなきゃダメよ」と私は忠告した。

今年は梅が不作ならしい。八百屋さんに聞くと、梅だけでなく杏や桃、プラムなども良くないらしい。
スーパーマーケットで、青梅は出ていても、梅干し用の黄色い梅がなかなか出回らず、あっても平年よりだいぶ値段が高い。いつもは出始めからしばらくするとみるみる安くなり、私は大抵、午前の開店直後のスーパーで、前夜の売れ残りの梅を買うのを得意としていた。梅は熟れ出すと長持ちしないので、前夜の売れ残りは2割は割引されているのが常なのだった。私は梅干しだけはかれこれもう20年くらい漬けてきているので不作の年はこれまでもあったが、こんなに品薄なのは珍しい。

手術後の兄を見舞うと、思いの外元気だった。というのも、思ったほど大胆に切り取れず、癒着の厳しいところは残したのだという。お蔭で体力は温存されたが、今後の治療計画に不安が表れる。
やけに時間のかかる病院の洗濯乾燥機の終わるのを待ちながら話をした。
兄は今年還暦、独身で母を自宅で介護している。母は来年の春には90歳になるが、兄の歳くらいに脳出血で倒れ、以来かれこれ30年近く車椅子の生活だ。最近は認知症の傾向も出てる。この兄の入院中はデイサービスステーションに泊まりで預けられている。

まさか兄に癌が見つかるとは…。長年の介護のストレスがここにきたのだ…と、思った。私は抗がん剤も経験しているので兄の苦しみはある程度分かち合えるが、治療しながらの介護は さそがし辛かろうと察するしかない。私も治療しながら子育てはしてきたんだけどね。

「梅は干すのは8月のお盆の頃で良いのよ。」
「そうか、干す盆ざるを買って置かなきゃな」
「ジリジリ暑い日の続く頃に3日ほど干して、あとはまた容器に戻して、取れた梅酢を少し振りかけてしっとりさせたら…寝かせて。食べられるのは来年の今頃ね。」

来年の今頃、兄と梅干しの出来具合を話し合えたら…と願う。


甘酒効果はいかに?😷

2017-04-12 12:57:59 | 料理
今年は、春先に花粉症友達のTちゃんと会ったが
Tちゃんは意外と涼しい顔をしていた。
いつもは毎年 私より症状が重く、特に昨年は喘息まで引き起こし夏まで引きづったらしいというのに。

「玄関先に空気清浄機を置いたの。それと今の薬が💊よく効いているみたい。去年は変に薬を変えたのが
良くなかったのよ…」と。

私はここ数年、花粉の量が少ない年が続いていたのもあるが、毎日ヨーグルトを食べていて その効果があったのかどうか分からないが、症状は楽だった。
そのヨーグルト効果は、花粉症のためだけではなく、
ダイエットを期待するためのものでもあったので、
毎朝、朝食としてせっせと食べていた。毎朝200gくらい。プレーンヨーグルトの大きいパックを2日で食べきるくらいのペースだ。
花粉症の症状が軽くすみ、生活を変えたのがこの事だけだったので、もしかしたら本当に効いてるのかなー…
とは感じていた。

でも、今年の冬は 歳のせいか朝、冷たいヨーグルトを食べるのが非常に辛かった。おりから、「甘酒」ブーム!
私は甘酒は好きで、よく正月の初詣などで振舞われていると必ず戴く。これは、醗酵食品なのだから同じなんじゃない?ということで、この冬 私はヨーグルトをぴたりと止め、甘酒に乗り換えてしまった。
私のは酒粕から作り、甘さは薄めに調節する。
酒粕の甘酒には、多少、アルコール分が残るらしいが、私は車を運転するわけではないし、この程度の度数は
私にとって料理に使うお酒程度と同じ。
朝から朝食がわりに甘酒を飲んで温まっていた。


酒粕には、食物繊維が多く、摂取後の血清中性脂肪上昇抑制効果があるとか、
さらに アレルギーを引き起こす原因となる酵素「カテプシンB」の働きを阻害する物質が含まれていることから様々な花粉アレルギーやアトピー性皮膚炎の体質の改善に効果があると考えられているとか、
高血圧からなる脳溢血などの諸症状の予防も期待できるなど いいことずくめ。

米麹から作る甘酒は温めるとダメなようなので、私はもっぱら酒粕から作って飲んでいた。

さて、花粉症の季節到来!
甘酒効果はいかに?
うーん☹️よく分からないがヨーグルトほどでは
ない気がする。…それとも、たんにここ数年が
楽な年だっただけなのか…?今年はひどい年?

とにかく、ここに来て外出が怖い。出先で、顔の痒みや
朝起きた時の喉の傷み、さらに、喉に手を突っ込んで掻きたくなるような例の痒みまで 始まって来た!
😩あーもうやだ〜!なんかいつも眠いし…。
GW明けまで、あともう踏ん張りひと月あまり。
辛抱〜🤧