マヨネーズ好きという人がいる。
”マヨラー”とかいうんでしょ。
私はそれ程でもない。というか、むしろ余り使わない方。
この間、冷蔵庫の整理をしていて、マヨネーズの収納に疑問を感じた。
それ程使わない調味料になんか場所を取られている様な気がする…と。
私はマヨネーズはいつもドアポケットの中段の、色々な調味料やドレッシングの瓶類などを置きがちな場所に設定している。
マヨネーズの容器は私が買うのは大抵ポリ容器のもので瓶ではない。使っていくうち中身が減って来ると、逆さまにしてキャップを下に向けて置く。みんなよくやるよね。
すると、不安定なので周りの瓶類に挟まれ、瓶類が少ないと、寄りかかったり、倒れて横になったりする。横に倒れてしまって見えない時、あーれー?どこに置いたか?と一瞬探してしまうこともある。
この容器、日本のマヨだけらしいけど、ホント、便利なんだか不便なんだかよくわからん。
昔、子供の頃(1960年代後期)、同い年のいとこ姉妹の家によく泊まりに行った。そこのお母さんである叔母は、アメリカのマヨネーズを使っていた。青いラベルのベストフーズという会社の「リアルマヨネーズ」だ。もちろんいまも大手スーパーやデパ地下などで見かける。
私が子供だった頃、輸入食品を常用しているのなんてまだ珍しかった。輸入でないと手に入らない調味料ならともかく、マヨネーズはもはやキューピーが席巻していた日本で、当たり前のものになっていた。そのマヨネーズをあえてアメリカ製品を選ぶ叔母はなんかちょっと粋な感じがしたものだ。
この叔母の家は金持ちでは無いのだが、なんかちょっと違うのだった。叔母は当時専業主婦で、夏休みに泊まりに行くと、お昼ご飯のおかずにインゲン豆を茹でて、このマヨネーズを瓶からスプーンですくって乗せたのなんか作ってくれたのを良く覚えている。
当時は今のようにティッシュペーパーをパッぱか使う時代じゃなかった。でも、叔母の家の押入れには現代の様な5個パックの箱ティッシュが入っていて(銘柄はスコッティかクリネックス)、同い年のいとこ姉妹は現代の子供のように食事の時などにもパッぱかパッぱか、ティッシュを使って口や手を拭いていた。
私のウチでは、ティッシュなんて母の鏡台の横に1つだけ置かれていて、一箱づつ買ったものだった。
そういうものだと思っていた。
それから数十年。オトナになって結婚した私は、新婚の冷蔵庫を少し気取ってみたくてこの「リアルマヨネーズ」を買った。
改めて食べてみると、普段食べているキューピーよりちょっと油っぽい感じがする。少しプルンとして酸味も少ない。私はキューピーの酸っぱさが好きだなぁ…と感じて、間も無く普通にキューピーに戻ってしまった。
今は、マヨネーズもカロリーハーフとかディフェ…とかっていろいろある。AJINOMOTOとか松田のマヨネーズ、創健社の有精卵や…エゴマ油を使ったもの…などなど。だけど、私はそんなに使わないんだよね。マヨは。
パッケージをよく見てみると、「開封後の保存目安は1ヶ月です」と、ある。
えっ、普通の大きさの400gのやつ、みんな1ヶ月で消費しているの?えーっ?ほんと?
まぁ、マヨネーズが腐る程使わなかったことはいまだかつて無いが、私は毎月マヨネーズを買うことは無い。
考えてみると2〜3ヶ月にいっぺんくらいかな?
多分それでも大丈夫なんだろうけど、冷蔵庫の中で邪魔なことだし、この際、半分量の200gのにしてみる事にした。しかし、それが何とも悩ましい。というのも、値段が400gよりすこーし高いか、おんなじくらいなのである!なんでやねん⁉︎
確かにね、1kgの業務用サイズが割安ってのは分かる。でも、この程度の大きさのものでこんなに割高ってのはなんか不満!じゃ、エゴマ油製の高級な300gのやつは、というと普通の400gの物より倍くらい高い。
この値段設定、悩ましい〜(≧∀≦)要するに、沢山使ってじゃんじゃん食べる人がお得ってことね。
でも、みんな知ってるのかしらマヨネーズの開封後の保存目安って?それに、みんなそんなにマヨネーズ使ってるの〜?みんなマヨラーなんだなぁ。
何となくレトロな。