Ring-A-Ding 日々ロック,R&B,そしてゴスペル〜💋

おばちゃんがココロに浮かぶ由無し事を、気ままにつぶやく。ロックな時間。

60の初参戦 Vol.3

2023-09-30 08:10:00 | 音楽
友人がフジロック常連でなければ、帰りのバスに間に合わなかったかもしれない。
とにかく、帰りに向かう人の波は凄くて、
帰る人ばかりでなく別のステージに向かう人もいてごっちゃごちゃ。
夜で景色も変わるし、経路もよく分からん初心者🔰には迷ってしまう可能性がある。

早足で歩きながら最後の雰囲気を味わいながらやはりフジロックならでは…こんなに大混雑でもなんとなく和気あいあい。小競り合いのひとつも無い。
日程に余裕があったら、せっかく涼しくなってきて、遅くまでやっているBARで、一杯やりながら、名も知らぬバンドの演奏を楽しみたかった。


でも、公式ツアーのバスツアーを選んでいて良かった…と思ったのは、ゲートを出た所から新幹線利用の人達や、もっと離れた宿に帰るための人達が、越後湯沢駅行きの路線バスに並んでいる行列を見た時だった。
いやぁ、あれは大変だこの時間からあの行列!24時半!

私は、ゲート前の売店でそそくさと新潟土産をちょこっと買って、友人に礼としばしの別れを告げ、バスにのりこんだ。
帰りのバスはお隣はシャイな女の人で、一言も挨拶もかわさなかったが、発車後…疲れもあってすぐに爆睡。
運転士さんも慣れたものでトイレ休憩で止まった時も、静か〜にドアを開けるだけで何もアナウンス無し。
粛々とバスは進み夜明けと共に都心へ。ちょうど地下鉄等の始発が出る頃合いで都庁前に着く。
朝日の中を荷物受け取り、運転士さんに感謝を申し上げ、三々五々帰路に着く。
私は大江戸線利用なので、地下を降りればすぐにホーム。こりゃドア toドアだわ、あの越後湯沢行きの行列に比べたら!
日程に余裕のない方は、バスツアーをお勧めします✌️

でも、後から思うと、今年の新潟は暑かったんだな〜🥵お米も良作とは言えないらしいし、第1に友人が「必ず降る‼️」と言っていた雨が降らなかった。すごい綺麗なお月様が出ていて、こんなことなら装備は半分でよかったなーと思ったくらい。
来年はどうなるのだろう……。
夏のイベントは大変だわ💦
来年も参戦するか?は、分からない💦
アーチストにもよるしね。
記念にTシャツは公式サイトでネットで購入しました。

おわり


60の初参戦 vol.2

2023-09-14 04:13:00 | 音楽
この出発の少し前から私の周辺ではコロナ感染の小規模なクラスターが発生し、何となーく嫌なムードだった。
だから、深夜の高速バスなんか乗ったらもしかしたら感染?!なんてこともあるかもしれない。なにせ暑いから冷房して窓密閉だし、満員ぎゅう詰めだし…とも思ったが、ええい!ままよ!行く前に熱出して行けなくならなくて良かったんだから!と、
バスに乗り込む。

🚌🚌🚌🚌

公式のオフィシャルツアーのバスなので、ちゃんと添乗員みたいな人がいる。そして、連れのある人は隣同士に席を当て、私のような独り旅は、1人同士で隣合う。私の隣は人懐っこい、若い女の子。向こうから話しかけてきて、今回が2回目という「リンちゃん」。日本に来て9年目という中国の娘。既に友達がキャンプで泊まっていて、彼女もそこに泊まるんだって。

⛺️⛺️⛺️⛺️

コロナ感染をちょっぴり恐れていた私だったが、深夜のバスということで、ほとんど会話は無し。リンちゃんも自己紹介の後はスマホでずっとドラマを観ていたし、私もうつらうつらした。
心配していたのは「トイレ」もだったが、大体2時間おきくらいにサービスエリアに止まるし、時間調整で2時間近く休憩もありで取り越し苦労だった。



朝6時に現地到着。開催地のゲート近くにバスは止まり、三々五々(さんさんごご)乗客は散らばってゆく。私もリンちゃんと「またどこかで逢えたらね!」と別れを告げ
苗場スキー場に降り立った。
凄い日差し( >﹏< *)でも、さすがに涼しい。友人の泊まる宿にて露天風呂に入り、バイキングの朝食を頂く。泊まり客でなくても日帰り料金で利用できるのだ。
ゲートの近くの荷物預かり所で余分な荷物を預ける。ここは夜中12:30には終了してしまうので、それまでに来なくてはならない。


さて、今回はフジロック見物なので友人も普段は行かないというキャンプエリアから入場してみる。苗場プリンスホテルの裏の丘がずーっとキャンプエリアになっていてほとんどが親子連れ。日陰は涼しく、思わずゴロリと寝転んで一休み。
子供達も楽しそうだが、今年のこの暑さは参るなぁ。簡易シャワーは水しか出ないらしいが、長蛇の列が出来ていた。
しばらく歩いて入り口のゲートに近づくと
グッズ売り場にもう凄い人の列。友人は前の日お目当てのアーチストのTシャツを買うのに3時間並んだって🤣💦

私は特に欲しい物も無かったし、後でネットでオフィシャルのTシャツでも買えばいいからと素通り。
最初に手にしたのは「イチゴ削り」。凍ったイチゴを削ったかき氷風のシャーベット。とにかく暑い!!

入り口で貰ったゴミ袋を手にこの先が不安ではあるもののとにかく来たからにはなにかアーチストを観なきゃだ。
というわけで、私たちは

グリーンとホワイトステージを中心にチリビーンズ、イタチバンド、ベニー、羊文学、アナリス モリセット、と彷徨う。時々苗場食堂という小さなステージで、知らないバンドに聞き惚れる。

とにかく暑い!!だから、日陰を探してそこで休むとやがて日が移動して日向になる。するとまた日陰を求めて彷徨う。
それにしてもこんなに暑いとは…。
そして人の群れ…。
私と友人ははぐれないよう気をつけながら涼しい所を求めて林の中を歩いたりした。



観客の中の常連らしき若い子達は長靴を履いている子も多かった。前日も凄い雨が降り、そうすると地面は泥んこになるんだって。
しかし本日はその気配も無し。日陰を求めては、ビールを呑み、友人と手分けして食べ物を買う列に並び、それでも鮎の塩焼きやピザ、ガーリックトーストなど美味しかった〜!
大分日が暮れて少し早めにバウンディのステージへと場所取りに行くと、係員が「これから混み合いますので、椅子は畳んでオールスタンディングでお願いします!」だと。
さすがヒットメーカー!バウンディは、私の中学校の卒業生らしい。ずーっと下の後輩って事ね。去年の紅白の時に同窓会LINEで、誰かが「息子の同級生です。よろしく!」と、紹介していた。

バウンディが終わると、人の波がまた散り初めたが私たちはこのホワイトステージに残る。多くの人は、この日のヘッドライナーのフーファイターズに向かって移動するが私達はルイスコールというちょっと変わったアーチストが目当て。
これが良かった!!のっけから変な姿で登場し、オヤジギャグっぽい冗談でバンドのメンバーを困らせる。でも、凄い実力派!

やがてフーファイターズが終わったらしく人の波がこのステージに押し寄せてくる。椅子を畳む指示があり、ぎゅうずめになってくる。でも、そろそろ時間だ帰らなきゃ。残念だけどルイスは途中まで。

ここからゲートまで早足で歩けば2,30分というところだが、人の波で進めないから1時間位かかりそう💦
12:30までに荷物預かり所まで行かなくてはー!

続く


60の初参戦 vol.1

2023-09-02 16:49:00 | 音楽
中学時代からの同級生で、毎年フジロックに行ってる友達がいる。フジロックが本当に富士山のスキー場でやってた頃から毎年行ってて、毎年誘われていた。

でも、飲食店経営の私はそうそう世間の足並みに合わない連休は出来ないし…日曜日しか休めないしと、ずっと諦めていた。
しかし、去年から高齢化を理由に土日休業にしたことで、「今年は行けるかな?」と例の友達と話していた。

🌲🌲🌲🌲

友達が言うには、会場である苗場スキー場の周辺の宿は、ほとんどが開催中の5日連泊の常連の客で予約が一杯。雑魚寝で一部屋を4~6名で泊まる(ほとんどが個人)。早めの時期なら常連客の紹介があれば予約取れるかもしれない(一見の客はダメってことね)という。
そして「必ず凄い雨が降るからね!」ということだった。

🌧🌧🌧🌧

公式サイトのアプリを入れて、タイムテーブルと出演者のラインナップを眺めつつ、どちらにしても「金曜日の夜出て土曜日の朝着いて、またその土曜日のうち夜中に立つ…そして日曜日の早朝に東京に帰る」という日程しかないなと、諦め、とりあえず土曜日ならアナリス モリセット、バウンディ、UAとか観ればいいかぁ…。と期待薄で、今回はフジロックに行ってみる…ということだけを目的とすることにした。何しろ日帰りなんだから。

本当は日曜日、観たい演者が多かった。スターダストレビュー、ドミコ、スーパービーバー!!でも、そうなると、月曜日休まなきゃならないし〜💦
もうそこは諦めて、行ってみる事に徹する。60過ぎて(いくつ過ぎたか?)もうこういう事にチャレンジできるうちにやってみようと。

🎸🎸🎸🎸

必ず凄い雨が降る!…ということを前提にワークマン女子で、全天候対応のワークブーツ、豪雨対応のポンチョを購入。
持ち込み禁止になっているメーカーのキャンプチェアに注意して、ちょっと大きいけど座り心地の良いチェアを購入して準備万端。
金曜日に仕事が終わると、夜中0:00発の夜行バスに乗るため新宿都庁前に向かう。
つづく。

夏の着物 其の4

2023-09-01 03:56:00 | その他
30年以上押し入れの衣装ケースの中で眠っていた浴衣の反物。
表面に黄色い点々とした染みが浮き出て、「コレはもう、なにかリメイクに使うしかないかも」と思っていた。
検索してみると「浴衣の染みは酸素系漂白剤で綺麗になる」とある。
そうか、この際洗ってみるか!と洗ってみると…なんと見事に綺麗になった。
生乾きのうちにピシッとアイロンをかけてまた巻き直した。



それにしてもこの柄はなんだろう?誰が誰からもらったものか?はたまた買ったものなのか?すら分からない。
でも、洗う前に中にとじ付けられていたラベルは、浴衣地の銘ブランド「竺仙」さんのものだ。江戸明治から続く超老舗だ。
周りの物知りに聞いてみても分からないので、ええい!この際「竺仙」さんに聞いてみよう。古すぎて分からないかなー?と思いながらも会社のメールアドレスに写真を送ってみる。すると…その日のうちに即答が返ってきた。

以下、返信。

お問い合わせの件でご連絡申し上げました。反物の柄名は歌舞伎役者の坂東玉三郎様のオリジナル反物でございます。以前弊社で制作しておりましたお品物でございます。
三本と六本で格子を表しており判じ物となっております。玉三郎の三で三本線、郎は六を意味し、六本線の格子柄の中に玉と入れて「玉三郎格子柄」でございます。貴重なお品物、折角ですのでお誂え頂ければ幸いでございます。



なんと〜
そうだったのか。
コレは誂えねばならない!
竺仙さんは、お仕立ても承ってらっしゃるそうだ。ドキドキだけど是非お願いしちゃおう
呉服屋さんに行って、採寸してもらって、仕立てるなんて人生で2度目だけど、最初の時は20代の頃、もはや40年も前だ。

予約した日は、奇しくも私の誕生日だった。自分で自分にプレゼント。季節的に考えて、着るのは来年になるだうけど、こんなふうに心躍るのは、この歳になると、滅多にないな。