Ring-A-Ding 日々ロック,R&B,そしてゴスペル〜💋

おばちゃんがココロに浮かぶ由無し事を、気ままにつぶやく。ロックな時間。

怪我の功名

2019-07-22 04:19:42 | その他
前にも書いたけど、3週間前に左足の薬指を骨折して短めのスキー靴みたいなギプスをつけられて、ちょっとしんどい日々だった。ギプスに家にあったデッカいサンダルを履かせ、引きずりながら仕事はしていた。
今やっとギプスを外してもらい、それでもびっこ引き引き歩いている。先日まで常に歩くたび常に当たって痛かった足首は、変に浮腫んでるしズキズキと痛んでいる。指一本とはいえ、あなどれないものだ。


骨折などすると、飲酒は良くないというので、この3週間禁酒。さっさと夕食を終えると、する事もないのでさっさと寝るとする。
低糖質ダイエット生活中とはいえ、ちっともビクとも動かなかった体重が1・5キロ減った。でもこれは実のところダイエットの効果というより早寝の功名な気がする。
食べてすぐ寝るのは良くないといわれるが、起きているとなんらか飲んだり食べたりしてしまうものである。
だから1・5キロくらいのマイナスなんて、普段の生活になったらすぐ戻ってしまうだろう。取り戻さないためには早寝を続けるしかないのかもしれない。


私の場合、もともと早寝早起きなので、それが早寝ともなると夜の8時には寝てしまう…ということになる。
さすがに朝の寝起きはスッキリで、体力は順調に回復しているのに足がきかないので、休日も遊びに行けない。ただでも梅雨寒で、天気もはっきりしない。なんだか気分は鬱々としてくるのだ。
今年は梅の実が出回るものの、私がスーパーまで歩けずにいた間に盛りは過ぎてしまったようだ。気がついたら梅の姿もろくに見ず、今年は過ぎてしまった。ここ20年くらい梅を漬け続けてきたのに、今年は梅仕事無しの年となった。
それにしてもこの天気…。
出掛けられない、ビールも飲めないからタクシーで外食も行きたくない。私にとってお寿司も中華も、アルコール飲料あってのものなのだ‼︎



探してまで梅干し漬けをしなくてもいいや!とあっさり諦めたのは、気分が乗らないというのもある。なんとなく、出掛けたい気持ちも消滅して、家で出来る範囲の片付け物などをしては疲れて横になる…という休日を過ごすうちなんか気分は鬱っぽくなって、いざギプスが取れても出掛けたくもない。でも、「大丈夫でしょ?」と、勝手に酒は解禁してみました。すると、夜中に足先がズキズキする。心臓の鼓動に合わせてズキンズキンと脈打つように痛む。
やはり、もう少し控えておくべきな…ようだ。



季節も梅雨で止まったまま動かない。
鬱陶しい夏。ここ数年、毎年変な夏がやってくる。



雨の中咲くオシロイバナの白。

糖質制限ダイエット

2019-07-14 21:33:08 | 料理
次々と新しいダイエットに興味をそそられてしまうのは私が食生活指導者であるサガ⁉︎なのか…。

カーブスに入って2年目。
なんと始める前からすると2キロ近く太っている。
何故⁈運動してるのに!
というのも、カーブスでは、食生活もうるさく指導され、高タンパクメニューを推奨される。確かに、筋肉をつけるためには原料となるタンパク質が必要だ。そして高齢女性は食事内容が野菜中心で、低タンパク質になりがち…ということから、しつこく「高タンパク・高タンパク」と言いきかされる。

タンパク質、タンパク質…と、意識して食べていると
ついついカロリーオーバーに…。


今回私が取り組んでいるのは、世間ではとっくに提唱されている「低糖質ダイエット」と言われるものだ。これは糖質を制限して、もっぱらタンパク質を摂取する…という、今の私にとって理想的なものだ。

ヒトは太古の昔から常に飢えていた。現代の様な、お腹いっぱい食べられる生活は本当に近代だけであり、戦争中はもとより、それ以前の時代はヒトは常にお腹を空かせて生活していた。資源の乏しいうえ日本は飢饉も多く、体格まで貧相だったくらいだ。
ヒトの身体は食生活に余裕あるときは糖質を主なるエネルギーとして使う。余った分は体脂肪に変え、いざという時のために蓄積させておく。
若い時は新陳代謝がよいので、脂肪はなかなかたまらないが、齢とともに人の体は代謝が落ち、ハイブリッドカーの様に、少ない燃費で生きられる様になっていく。
身体は、太古の昔から、ヒトは歳をとると動けなくなる=食べられなくなる…ということを知っていて、その事態に備えて、この様なシステムになっているのかもしれない。


しかしながら、現代の食生活は豊かだ。糖質満載の簡単に摂取出来る美味しい食べ物が溢れている。糖質は身体の中で中性脂肪となり、脂肪細胞に溜まり続けてしまう。溜め込まれた脂肪は消費されずに蓄積し、肥満へとつながる…ジャーン!

私達の身体は、糖質が採れると糖質を優先にエネルギーとする様に出来ている。糖質が潤沢である限り、このサイクルは続いていくので、脂肪は溜め込まれる。
しかし、実はこのサイクルが断たれた時に回る回路がヒトには有るというのだ。それがケトン体回路というらしい。
例えば糖質を取れない事態に陥るとする、飢饉とか(笑)すると、人の身体は良くしたもので今度は体内の中性脂肪を利用して回り始めます。それがケトン体回路というのだそう。それは「痩せ回路」。
脂肪細胞中の中性脂肪がどんどん分解、体内の脂肪は面白い様に燃えていく…。
しかし、食の潤沢な現代社会、このケトン体回路は使われることなく錆びついているのだそう。
私の読んだ本では、この糖分でエネルギーが回る回路をまず、断つために1週間、糖質を制限するというものだ。長く糖質を断つのも危険なので、その後の週から少しずつ解禁し、ゆるい糖質制限にしていく…と、いうものだ。
糖質を完全に断つのはなかなか難しいが、「1週間」というのが、なんとなく出来そうな感じではある。
そうやって糖質を断つと、それでは脳へのエネルギー供給はどうなるのか?という心配がある。というのも長いこと脳へのエネルギーは糖質だけ、と言われる説が主流であったからだ。それが、最近、脳へのエネルギーは糖質だけでなく、「ケトン体」も使われるという事が分かったというのだ。



そうか、ならばやってみる?
糖質制限は今の世の中、そう難しい事ではない。要するに、ご飯、パン、麺などの主食を断つ。それの代わりになるものなんていくらでも有る。
本でも提唱されているとうり、今のコンビニは糖質制限食パラダイスである。
まず、豚しゃぶサラダ、豆腐の麺、サラダチキン、低糖質パンや糖質制限を意識したスイーツなどまである。
この糖質制限食で、特筆すべきはカロリー計算が要らないという事だ!
私は女子栄養大で食生活指導士の資格を取ったため、「4群点数法」というカロリー計算方法を主に栄養バランスを考えることを学んだ(4群点数法では1群は卵、乳製品・2群はタンパク質・豆、豆製品、肉、魚・3群は野菜、果物・4群は穀類、砂糖、脂肪)。しかし…面倒くさい。
私の様な栄養オタクでも、ちょっと無理😅となる事もしばしば。
だからこの低糖質ダイエット、糖質の含まれる第4群の中でも、脂質を除いた炭水化物だけ意識して取らなければ脂質は取って構わないだ。しかもカロリー計算が要らない‼︎😃それに、何より嬉しいのは糖質0の焼酎なら呑んでも良い!という事♪

糖質制限は初めこそ欲望を抑えるのに苦労があるかもしれないが、次第に慣れて、やがてさほど糖質を欲求しなくなると。ふーん。
確かにね、もう食べてもいいよ、と言われてもそんなに食べて良いのだろうか?と、自制心が働くような気がする。こんなに食べたら、今までの苦労が水の泡?とか。

本の中では、やがてゆるい糖質制限食の時期になったら、1ヶ月に一度くらいはご褒美の日を設けましょうとか書いてある。



さて、1ヶ月経った私の体重は何と、1・5キロ減。
それに満腹感も感じられる食事で不満は無い。だって、肉は沢山食べていいんだもん!
日本酒と果物が食べられないのは辛いが、お腹いっぱい食べられるダイエット、としての低糖質ダイエット。
やってみる価値有りと思う。

参考文献は「脂肪と疲労をためるジェットコースター血糖の恐怖」 麻生 れいみ著 講談社α新書

写真は油揚げのピザとおからパウダー入り味噌汁。油揚げは何と糖質0!湯通しすればさらにカロリーダウン。
そして、満腹感ありで、実に美味しい!試す価値あり。
おからパウダーはマヨと和えてポテトサラダもgood!

骨折

2019-07-04 04:36:18 | その他
「おばさんの道はイバラの道」
といういう以前のブログで、夏に裸足でドカドカ家中を歩いて小指をぶつけた話しを書いたが、またやってしまった。今度は左脚の中指。

さほど…というか、前回の様にドカドカ歩いたわけではなく、片付け物をして立ち上がり、向きを変えて歩き出そうと一歩踏み出したらそこにあった椅子の脚に コッっとぶつけた。「イタッ!」と思ったが、そのままその日中は普通に仕事をした。
でも、なんか夕方になっても痛みが治まらないので、買い物ついでに先に整形外科で見てもらうと…。
やっぱ「骨折」。
それで、「じゃあ、固めちゃいましょ!」ということで、あれよ…という間にギプスをされてしまった。
短めブーツくらいの、足首までガッチリのやつ。

生まれて初めて"松葉杖"なる物を貸してもらって医院を出る。引きずって出てきた買い物カートは空のままだが、どーするっ?
とりあえず、タクシーで帰宅するしかないな。
タクシーを拾う時、買い物カートは置いていくしかないなと思ったが、親切な方が「大丈夫?」と、声をかけて下さったので、「すみませんが、あそこに置いてあるカート、車に乗せて頂けますか?」と、お願いして乗せてもらった。有り難い。


親切な人っているもんだ。
ヨタヨタと使い慣れない松葉杖で出てきたから、心配して下さったのだろう。その方はただ隣のタリーズコーヒーに入ろうとしていたところだったのに。
こうしてからだが不自由になると他人の親切が身に染みる。


何しろこのギプスという奴。歩くとスネに当たって痛い。医師は、「けして意地悪でやってるんじゃなくて、これ以上動かせないようにしてるだけ。頑張って」と言う。なんか、奴隷が脚に輪っかつけて鉄球を引きずって歩いてるみたいな感覚と動き。
あー、コレであと2週間だって。
何という7月だ!
夜は脚が浮腫むので、心臓より高くして寝ると良いというので、衣装ケースを寝床に置いて脚を乗せて寝る。
満足に寝返りも打てず…のところに猫のももちゃんが入ってきて腕枕で寝る。
動けない!



身体がこって仕方がないので、カーブスで少し運動をしようと思った。こんな事をしていたら他の身体の筋肉まで緩んでしまう。聞いてみたら、足首骨折の人とかカーブスに来て運動していたおかげで、予後がとても良かったと聞くし。マシンで運動する分には足先に負担はなさそうだし。


…というわけで、通うため地下鉄に乗るので、階段を降りた。コレがちょっと苦労。
改札を入るとホームへは降りるエレベーターがあるはず…と見ると、コレがかなり改札から遠いのね。
それもエスカレーターや階段を昇ってきた人の波を避けて更に先なの。
どゆこと?身体の不自由な人のために付けたのなら、何故 改札直ぐにしないの?人波を抜けるのだって危険だし。それに荷物の大きな観光客の人達だって、人波を抜けるの大変だろう、さらに他の昇降者の危険も誘う。荷物に足をひっかけたりね。
つくづく「馬鹿」な設計だなと思う。
(都営地下鉄は新しい路線で、しばらく前まで長い期間をかけてトイレの和式を洋式に改装する工事をしてた。
最近の路線でだよ!今時、最初から洋式のみにしろよー)
エレベーターの場合、あまり目につく、使いやすいところに設置するとみんなが使いすぎるからか?だったら使って良い人はこういう人です…って注意書きをデカくすれば良いじゃん?
呆れた。
でも、自分が不自由になって、初めてこういうことが分かるね。でも、こういう公共の施設の設計は色々ノウハウとか蓄積が有るだろうにね。

お年寄りにも暖かく接しなければね。
ヨチヨチしか歩けないと、ほんと、すごくおばあちゃんになった気分になるわ。


6月の紫陽花。骨折する前に。