現代社会で和式トイレというものは何のためにあるのか?と、常々思うのだが、世間ではどうなのだろう。
ちいさい子供の時から私には悩みがあった。
それは、和式トイレをいつも汚してしまう…という事だった。
私のオシッコは何故かいつも大抵右横に向って走り、便器の右側の外まで飛び出して濡らしてしまう。気をつけないと、右側の靴にまで引っかかってしまうことも度々だった。
学校の上履きの右側が濡れることがいつも不快で、だからと言って人に言えるような事でもなく、小さな胸をいつもムカムカさせてオシッコをしていた私なのだった。
小さい頃はそれが自分のオシッコの仕方が悪いのだと思っても どうしたらいいのかがわからずにいたが、だんだん長じるうちに、身体全体を左に傾けて、オシッコが外まで飛び出さないようにすれば何とかなることが多いと知って苦労しながら用を足していた。
今の幼稚園や小学校がどうなのか詳しくは知らぬが、ウチの子供が小学生であった今から20年くらい前までは、女子トイレは和式だった。PTAなどの用事で学校に行った際にトイレを借りると、気が重くなった。
(三男が4〜5歳の頃、和式トイレが使えなくて困ったことがあったなー。保育園では、トイレは洋式だけだったのかな?よく憶えてないけど)
とにかく、そんな用事で小学校のトイレに入ってみるとしゃがんだ目の前に大きく張り紙がしてある。
太マジックで「一歩前へ!」と書いてあった。
「一歩前へ?」
ここは小学校なので、精神的な啓発の意味で何事に対しても「一歩前へ!」と唱えているのかしら?でも、こんなところで?
しばし考え、はた と気がついた。
そうか、この状態を一歩前に移動させるんだ。そして私はしゃがんだポーズのまま前進した。小学校の便器は、通常の物より少し小さく出来ている。だから、和式トイレのいわゆる「金隠し(カネかくしではない、キンカクシである)」は私のしゃがんだ腿の間にすっぽり収まった。そして、放尿。
すると!そう、なんと私のオシッコはすっぽりカバーされた金隠しによって横に逸れたものが飛び散ることなく、その半円形のドームの便器に沿って落ちた。
…そうか、この金隠しというのはただの装飾ではなく、ましてや「金」隠しなどでもなく(そもそも女子に金は無い)、オシッコが外まで飛び出さないようにカバーするためにあるものなのだ。
知らなかった〜(^○^)
そうか!そうするとオシッコが外まで飛び出す女子というのは私だけでは無いのだな。その様な女子がオシッコを飛び散らかすことに、常日頃お掃除をする用務員さん達は悩まされているからこそ、この様な張り紙があるのだろうから。
性教育というものがあるが、キチンとした排泄教育というのがあってもよさそうなものだ。各家庭で独自のものが為されてはいるのだろうけど、私の親のように迂闊なものもいる。私はその年になるまで、その日まであと「一歩前へ」出てする…ということが思いもよらなかった。誰も教えてくれなかったのだ。
しかし、トイレ事情のすっかり進歩した昨今。
ほとんどのトイレは洋式が主流だ。洋式しか使ったことがなかったら、自分のオシッコの飛ぶ方向など知ることもないだろう。私も普段はなんの憂慮も無く洋式を使っている。あーそうか!そういう教育的目的もあって、両方使えるように、今の時代にあえて、和式を学校に設置しているのかもしれない。
しかし、高齢化社会において、この先、下半身に余計な負担のかかる和式トイレが必要だろうか?今の時代で洋式トイレの使い方がわからない、和式でないと落ち着かないという人がいる?私は腰痛持ちなので、とにかく和式トイレの必要性は感じられない。洋式は便器に直接肌が触れるから嫌だという人はいるかもしれない。それに対するフォローは多いはずだ。消毒液の入った容器のプッシュボタンを押して、それをペーパーに取って拭き浄めるなど…。
とにかく、新しい駅のトイレなどにわざわざ和式トイレが付いていたりすると、みーんなそこに入りたがらないし、混雑はそれにより倍増されているので、「なんで、今時和式をわざわざ作るか?」という怒りでいっぱいになる。大抵駅などの和式トイレは飛び散った尿で汚れて、パンツの裾が汚れないか気が気でないようなのが多い。あーやだ!
私は和式トイレは断固、撲滅を願う
ちいさい子供の時から私には悩みがあった。
それは、和式トイレをいつも汚してしまう…という事だった。
私のオシッコは何故かいつも大抵右横に向って走り、便器の右側の外まで飛び出して濡らしてしまう。気をつけないと、右側の靴にまで引っかかってしまうことも度々だった。
学校の上履きの右側が濡れることがいつも不快で、だからと言って人に言えるような事でもなく、小さな胸をいつもムカムカさせてオシッコをしていた私なのだった。
小さい頃はそれが自分のオシッコの仕方が悪いのだと思っても どうしたらいいのかがわからずにいたが、だんだん長じるうちに、身体全体を左に傾けて、オシッコが外まで飛び出さないようにすれば何とかなることが多いと知って苦労しながら用を足していた。
今の幼稚園や小学校がどうなのか詳しくは知らぬが、ウチの子供が小学生であった今から20年くらい前までは、女子トイレは和式だった。PTAなどの用事で学校に行った際にトイレを借りると、気が重くなった。
(三男が4〜5歳の頃、和式トイレが使えなくて困ったことがあったなー。保育園では、トイレは洋式だけだったのかな?よく憶えてないけど)
とにかく、そんな用事で小学校のトイレに入ってみるとしゃがんだ目の前に大きく張り紙がしてある。
太マジックで「一歩前へ!」と書いてあった。
「一歩前へ?」
ここは小学校なので、精神的な啓発の意味で何事に対しても「一歩前へ!」と唱えているのかしら?でも、こんなところで?
しばし考え、はた と気がついた。
そうか、この状態を一歩前に移動させるんだ。そして私はしゃがんだポーズのまま前進した。小学校の便器は、通常の物より少し小さく出来ている。だから、和式トイレのいわゆる「金隠し(カネかくしではない、キンカクシである)」は私のしゃがんだ腿の間にすっぽり収まった。そして、放尿。
すると!そう、なんと私のオシッコはすっぽりカバーされた金隠しによって横に逸れたものが飛び散ることなく、その半円形のドームの便器に沿って落ちた。
…そうか、この金隠しというのはただの装飾ではなく、ましてや「金」隠しなどでもなく(そもそも女子に金は無い)、オシッコが外まで飛び出さないようにカバーするためにあるものなのだ。
知らなかった〜(^○^)
そうか!そうするとオシッコが外まで飛び出す女子というのは私だけでは無いのだな。その様な女子がオシッコを飛び散らかすことに、常日頃お掃除をする用務員さん達は悩まされているからこそ、この様な張り紙があるのだろうから。
性教育というものがあるが、キチンとした排泄教育というのがあってもよさそうなものだ。各家庭で独自のものが為されてはいるのだろうけど、私の親のように迂闊なものもいる。私はその年になるまで、その日まであと「一歩前へ」出てする…ということが思いもよらなかった。誰も教えてくれなかったのだ。
しかし、トイレ事情のすっかり進歩した昨今。
ほとんどのトイレは洋式が主流だ。洋式しか使ったことがなかったら、自分のオシッコの飛ぶ方向など知ることもないだろう。私も普段はなんの憂慮も無く洋式を使っている。あーそうか!そういう教育的目的もあって、両方使えるように、今の時代にあえて、和式を学校に設置しているのかもしれない。
しかし、高齢化社会において、この先、下半身に余計な負担のかかる和式トイレが必要だろうか?今の時代で洋式トイレの使い方がわからない、和式でないと落ち着かないという人がいる?私は腰痛持ちなので、とにかく和式トイレの必要性は感じられない。洋式は便器に直接肌が触れるから嫌だという人はいるかもしれない。それに対するフォローは多いはずだ。消毒液の入った容器のプッシュボタンを押して、それをペーパーに取って拭き浄めるなど…。
とにかく、新しい駅のトイレなどにわざわざ和式トイレが付いていたりすると、みーんなそこに入りたがらないし、混雑はそれにより倍増されているので、「なんで、今時和式をわざわざ作るか?」という怒りでいっぱいになる。大抵駅などの和式トイレは飛び散った尿で汚れて、パンツの裾が汚れないか気が気でないようなのが多い。あーやだ!
私は和式トイレは断固、撲滅を願う