Ring-A-Ding 日々ロック,R&B,そしてゴスペル〜💋

おばちゃんがココロに浮かぶ由無し事を、気ままにつぶやく。ロックな時間。

暮とラジオ

2017-12-29 22:14:18 | その他
普段から仕事中などラジオを聴いている。休みのときでも手仕事が好きなので、編み物などするにはテレビではなくラジオ。音楽だけでもよいのだけど、ちょっと寂しい時、ラジオは人の話し声でホッとする。

私達の青春時代はラジオと共にあった。私達…というのはみーんな聴いてたから。クラスメートが。
’70年代は深夜放送の全盛期!翌朝学校に行くと、前夜のオールナイトニッポンの話題でもちきり(^^)だった。
リクエストは葉書。悩み相談とか…内容は色々。
私は当時のレモンちゃん(落合恵子)に葉書を読まれたのが最初。文化放送ね。懐かしいねー!"若いこだま"とか。アレはNHKだった?大貫憲章、渋谷さん。私、まだ当時うっすーいタウン誌みたいな"rocking on"の愛読者。
Rock少女だった私は当時"FM FAN"とか"レコパル"とかいったFM 雑誌をチェックして聴きたい曲をカセットに録音してた。当時はLPレコードなど高値の花で、カセットに録音したもんよ。当時のLPレコードは¥2500くらいだったけど、今と変わらないもんね。少ないバイト料からはそうそう買えなかった。でも、中学の時出たWALKMANの1号は買ったよ!お年玉で直ぐ!ショルダーバッグみたいなの。

豊島区の図書館に、レコードを貸し出すところがあって、わざわざ行ったこともあった。
STONESなどは古いんで結構あった。
今の時代には考えられないよねー!無料でyou tubeなんて楽しめるんだから(T_T)
切れたカセットのテープをのりで繋いだこともあったっけ。今、現物のCDを持て余すって、我ながら贅沢。でも、Apple musickの手軽さは魅力だよねー。

今でも、ニッポン放送の、日曜の朝"イルカのミュージックハーモニー"なんか聴いてる。
メールも読まれた。ラジオは聴視者とパーソナリティの間が近くて良いね。
なかなかラジオ仲間って居ないんだけど、知り合いでニッポン放送のヘビーリスナーが居て、ラジオの話が出来るのが楽しい。パーソナリティの噂を共通の友達みたいに話せるしね。でもその人も「こんなにディープに話せるところ他にないね〜」って言ってる、、
ラジオって、マニアックなのね〜。

でも、良いもんですよ。ラジオって。とくにお正月は普段と変わらず、いつものパーソナリティが2日からフツーに放送してるしね。ラジオって、いつも、働く人々に寄り添う堅気さが心強い友達って、私は思う。
しみじみした暮にもぴったりよ。
写真は満開になりつつある椿。

ひっそりと暮に

2017-12-28 16:43:06 | その他
1年で本当に好きなのはクリスマスまでの1週間だな、と思う。それを過ぎるとたちまちお正月が押し寄せてくる。子供の頃は賑やかな大人数の生活をしていたせいかお正月は大好きだったが、大人になり、結婚して子供を持ち、仕事をして生活を支えるとなると長い正月休みが負担で仕方なかった。
今は子供も大人になり、生活も私達夫婦(ジジババ2人)が生きて行くだけなのでたいしたことはないが、子供達が学生の頃は、休み明けに「お母さん定期代!」とか言われるのが恐ろしかったものだ。
自営業は有給などは無く、休めば休んだだけ収入が無いのだから、毎年1月、2月は住宅ローンの返済などでも頭が痛い。それは今も同じ。


私の子供のころ(昭和40年代)は、お正月は風情があった。私の家は街角の喫茶店で、暮になると地元の鳶の頭(かしら)が店の入り口の横に小屋を建てて正月の御飾りやしめ縄を売った。ブリキの一斗缶で焚き火を焚きながら、半纏姿の職人さんが御飾りを作ったりしめ縄を並べたりしていた。
頭(かしら)や鳶の職人さんたちは交代で店番をしながらうちの店でコーヒーを飲んで世間話をしたりしていた。店先を借りる挨拶がわりにとみかんが箱でとどけられたりした。鳶の頭の小屋にはご祝儀のお酒を持ってくる人もいた。

鳶の職人さん達は商店街の門松を立てたりもした。東京の私の地元あたりは高い竹を家の両側に立て、その脚元に松をくくる。そして両側の竹と竹の間にしめ縄を吊るす。
それが通りにズラッと並んでる様子は壮観で風情があった。雪の正月など、その竹に積もった雪がなんとも美しかったものだ。
今は商店街もそんな風習はないな。
今や商店街でも門松など立てる商店はちらほら…。昔気質のご主人が居るところくらいかな。ウチも地元の鳶の職人さんが跡継ぎが無くて絶えてしまって以来やめてしまった。ああいうのはご祝儀の意味も含めて、日頃からいろいろお世話になっているからこそお願いする…という意味合いがある。
そういう人間関係が廃れることから行事みたいな風習は消えて行くのだろう。


お正月が嫌いになってから、暮は出来るだけ普通に過ごしたいと思っている。パーティ気分で、浮かれずに、ただ普通の月末・月初め…というように。お金のやりくりに苦労した経験を積んだ結果、私は、正月は世間の片隅でひっそりとやり過ごすのがよくなった。
すっかり寂しくなってしまったなぁ。
写真はミニ葉牡丹のブーケ風。葉牡丹はなぜか好き。

ジャムあれこれ

2017-12-24 14:20:44 | 料理
去年くらいから、盆暮れに果物の贈り物がめっきり少なくなった。
夫の田舎が福島県なので、ちょっと前まで夏は桃、冬はりんごが何箱も来て、どうしたものかなと毎年悩んだものだが、次第に親類のお年寄りも亡くなったり、かなりのお年になられたりで、次第に送られなくなってきた。

それでも今年はラ・フランス一箱、りんごが三箱来た。
多量に果物を処理するにはジャムにするに限る。
容器の瓶を煮沸消毒してさえおけば、半年くらい常温で全く問題ない。開けても冷蔵庫で2〜3ヶ月はカビなど生えない。
ジャム作りはとても簡単なので、1番大切なのは、瓶の煮沸消毒、と言っても良いくらいだ。


ラ・フランスなど、有名フランスパン屋などで売ってるコンフィチチュールなどよりよほど美味いものが出来る。買えば¥1200〜からするのだから果物を自分で買って煮れば安上がりで良いと思う。
それにしても、売っているジャムというのはどうしてあんなに甘いだけで果物感が無いのだろう?やはり何事も大量生産というのが良くないのかもしれない。

以前、テレビでフランスの有名なコンフィチチュール
のお店のシェフの女性が、「私の店のジャムは全てこの大きさの鍋で作られています」と、対して大きくもない銅なべを指して言った。だから、その大きさの鍋をいくつも使って煮ているのだそうだ。
給食を作るような鍋では、果物感のある手作りの味は残せないのだろう。
私も、多量に作るとはいえ、一回に煮るのは普通の家庭で一回に作る量にしている。だから、一箱のりんごを全てジャムにするのは、それを3〜4回は繰り返すことになる。冬場のりんごなどはまだ良いが、夏の桃を数箱分やるとなるとちょっと気合いが必要だ。


桃もそうだか、ラ・フランスなど少し柔らかくなる頃まで待って食する。しかし、ジャムにする場合は果物は全て硬いうち、新鮮で、少し酸っぱいくらいでちょうど良い。イチゴなど採れたてが良い。
その事を山梨に嫁に行った友達に言うと、「山梨の人はそんなもったいないことはしない。ジャムはもうダメになった果物を捨てずに食べきるためにするのだ」という。
ダメになるほど取っておくのがもったいない、と私は言った。たくさん果物をもらったら、せいぜい新鮮なうちに食べられる量を残して、余りそうな量は先にジャムにするべきなのだ。容器をしっかり消毒しておけば半年先でも新鮮な果物が味わえる。
私はよく冬場の温州みかんをママレードの要領でジャムにするのだが、夏になってそれをヨーグルトに乗せるとほとばしる様な瑞々しいオレンジ🍊感に感動するほどだ。
果物は古くなるほどペクチンが失われて、いくら煮てもとろみが出ない。新鮮な果物はすぐに粘りがでてさほど煮込まなくてもすぐジャムになる。せいぜい果物が柔らかく煮えてから10分ほど煮詰めれば出来上がりなので、全部で20分くらいで完成。色も鮮やかに出来上がる。
秋口に出回る「博多豊蜜姫とよみつひめ」というイチヂクなど凄いペクチン質で、すぐにジェリーになる、そして美しい濃いピンク!来年の秋、見かけたらぜひ試してほしい。他のイチヂクにはないファビラス!な色っぽいジャムに出来上がるでしょう。
ジャムは作っておけばちょっとした手土産に重宝。
たいして技術も要らないのに、なんだか料理の腕のある人の様に思われたりお得。
写真は出来上がったりんご🍎のジャム。

ぬか漬けと白菜漬け

2017-12-20 20:42:32 | 料理
相変わらず野菜の高値が続いている。
まだクリスマス前だというのにもはやお正月値段⁉️って感じ。
先日、郊外に出かけた折、地元の野菜を産直で売っていたので、思わず荷物になるのもかえりみず 白菜をひと玉購入。遠い帰路を下げて帰った。ひと玉¥350(税込)だったが、近所のスーパーで確認すると、1/6切れが¥170(税込)だったから相当なお買い得だった。
これはすぐさま白菜漬けにした。


冷蔵庫の中で場所を占めているぬか床を捨てた。
私はぬか漬けは「夏の漬物」と決めているので、キュウリやナスが美味しい季節でないとまず漬けない。
冬場は大根やかぶなど漬けても良いのだろうけど、キムチやカクテキなどに押されて人気が無い。

そうまでして冬にぬか漬けをすると、なんとなく夏場のぬか漬けの新鮮さ、季節感がそがれるような気がしてどうもやる気になれない。野菜が使い切れないほど安くて豊富なら考えなくもないが、「えいっ」と思い切らないと買えないほどの高値では、季節外れのキュウリやナスなどまであえて食べようとも思わない。

そうなると邪魔なぬか床は処分します。
「えーっ?」と、思う人もいるかもしれないが、私はよく言われるように「ぬか床は古いほど良い」とは思わない。むしろ、新鮮で、程よく熟成しかけたところが一番美味しく漬かる と思う。
ぬか床歴30年以上の私ではあるが、糠味噌漬けは本当に難しい漬物だと思う。手を出さない人が多いのもよく分かる。何しろ、何%の塩で1回漬ければ良いというものではなく、常々毎日その最良の状態をキープするために、管理しなくてはならない漬け床だからだ。
東北地方ではあまり馴染みも無いらしく、昔、秋田のおばさんは「ぬか床ってくへー(臭いー)」と言っていた。



この30年の間には、色々な苦労があった。夏場に腐らせてセメダインのような匂いになってしまったり、冷蔵庫でなかなか熟成が進まないとか…。水抜きの方法、塩加減、本当に手のかかる奴なのだ。
でも、美味しく濡れ濡れと色鮮やかに漬かったときの
「あー!夏が来たな!」という季節感は、初鰹とともに初夏の楽しみなのである。


昔は寒くなると、ぬか床の水気を抜いて、ジップロックに入れて冷凍して、またよく年の夏の新たなぬか床に足したりしたものだが、それがどれだけ効果的なのか感じられなかった。夏の盛りを過ぎて、少しくたびれたぬか床を持ち越しても、たいした効果は無く、むしろ昨今は市販の熟成ぬか床もあることだから、そんなのを足した方が生き生きとするような気がする。
そんなわけで、私は古いぬか床は捨ててしまう。
また来年、新しい出発をするわー^ - ^ということで。

「ぬか床は古いほどよい」とは誰が言ったのだろう?
代々古いぬか床を受け継ぐ…とか。
本当にそんなことってあるの?って感じ。

私はぬか床は新しいものから始めるのが良い…と、思う。そして、次第に熟成して、ここだっ!と思う状態をキープするのが難しいが、それは経験を積むしかなさそうだ。


冬場は白菜漬け。
これは、天気の良い日に一日中干して、少ししんなりした白菜の重量の4%の塩をすりこめば出来る。塩加減は絶対4%を超えないこと。少ないとなかなか水が上がらないので注意。最初はかなり重い重石をする(でっかいペットボトルの飲料などを積み上げると良い)。
ただ東京は暖かいので、水が上がったらすぐコンパクトな別容器に移して冷蔵庫で保存しなければならない。

塩と共に昆布の切れ端やら柚子の皮やら鷹の爪なども葉の間に挟み込む。あれば柿の皮。私は白菜ひと玉に対して一片のニンニクをスライスして入れる。これは私の母からの直伝。出来上がりはそれ程ニンニクは香りませんが、味わいが深くなります。

これは水が上がって冷蔵庫に入れるところ。ここから1週間くらいで食べごろ。
お茶漬け最高!

お風呂でオシッコ!の危険性

2017-12-14 04:07:15 | その他
先日ウェブ検索をしていて気になる項目にぶつかった。
NAVERまとめ の「お風呂でオシッコしてしまう人の危険性」だ。

お風呂でオシッコ…と、言っても湯船にしてしまうのでは無く、シャワーなどを浴びながら なんとなく排尿…どうせ流すんだし、1人だし、トイレに行くのめんどくさいし…というような理由でしてしまう人が、なんと48万人にアンケートを取ったところ、46%の人が「する」と、答えたのだそうだ。


記事は、この行為はやがて「風呂 という条件刺激を受けると排尿という反射が起きてしまう"条件反射"が身についてしまう…」ことに警鐘を鳴らしている。
それが危険であることの理由は、やがて
「水の流れる音がしただけでオシッコが漏れてしまう」
「美容院で頭を洗ってもらうと漏れてしまう」など
歳をとってから(とは限らないようだが)の怖ろしい危険性を語っている。


実をいうと私もオシッコ派!
公共の施設で入浴する場合は、必ず事前に排尿するが、
自宅の場合、ついトイレに行くのが面倒で…というワケ。
確かに、自分自身の感覚を検証してみると、お風呂に入って湯船に入る前に身体を流していると、必ずオシッコがしたくなる。もうすでに条件反射が身についてしまっていると言ってもいいようだ。まずい
記事によると、世の中には、節水という意識もあるらしく、夏場の水不足の地域などは止むを得ずこれが推奨されることもあるらしいが…。


この条件反射…ということで私が想像したのは
やがて自分が年を取り、介護をうけるようになったらの話しである。

私は、姑を3年ほど介護して自宅で看取った。
姑は、自分で歩けて元気な頃は、毎日のようにデイサービスに通い、そこで毎日のようにお風呂に入って来た。
やがて、認知症なども進み、とうとう最期のひと月くらいは全くの寝たきりになった。
その時、お願いして来ていただいたのに、「入浴カー」というサービスがあった。
「入浴カー」とは、部屋で入浴出来る全ての設備を整えた車が自宅までやって来て、3〜4人の介護士さんたちの手で、利用者を快適に速やかに入浴させてくれるサービスである。
これが、実に素晴らしい!
ちょっと大きめのビニールプールのような浴槽に
長いホースで風呂場やキッチンからお湯を引き、
ネットで出来た担架のようなものに 裸にした利用者をベッドから乗せ変えて、その担架を寝たまま、静かにゆっくりプールの湯船に沈め、入浴させてくれる。

寝たきりの老人とは言え、さすがにこれは気持ちが良いようで、優しい介護士さん達に話しかけられながら(入浴の際には、可愛いらしい😍若い女の子の介護士さんから「今日の入浴剤はなんの香りにしますか〜?」なんて聞かれている)とっても満足げ。女王様の入浴のようである。うちは婆さんだったが、これが爺さんだったら
数人の女のひとに泡泡で洗われて、天国昇天ものじゃないですかね😇
これが2割負担程度の介護料で利用出来るのだから
人生の最期に味わって見るのも冥土の土産…と、思ったものだった。


話はそれたが、風呂のオシッコ条件反射である。
私は、やがて年を取り、自分がこの「入浴カー」のサービスを受けるようになった姿を想像した。
そう、今のままでは、きっとオシッコしてしまう!その頃は認知症も進んでいるだろうから、湯船の中ででもしてしまうに違いない。
今よりサービスも進んでいる事を期待するが、それでも、そう簡単にお湯は替えられないだろうから、私は自分の尿混じりの湯で、入浴することになるのだ。
わー!やだっ!
それは、避けたいっ!

記事は、今からその習慣を治さなければ、将来起こるだろう様々な事例を挙げて注意喚起している。
まずは、お風呂に入る前に必ず トイレに行こう。

老人を介護すると、学ぶこともたくさんある。
その姿を見て、「こうならないためには今から何をしたら良いのか?」。
おばあちゃんは、人の老いる姿を見せて、様々なことを教えてくれたのであった。

街はすっかり秋。