Ring-A-Ding 日々ロック,R&B,そしてゴスペル〜💋

おばちゃんがココロに浮かぶ由無し事を、気ままにつぶやく。ロックな時間。

急須三昧

2018-01-24 04:25:13 | その他
大雪が降った。
東京でもこんなに短時間にドット降ったのは久しぶりだ。
ニュースを見ると匹敵する最近の大雪は4年前というから、そおいえば、うちの姑が亡くなった年が大雪だった。4年前のある朝、認知症の進んだ姑が突然ベッドから立てなくなり、仕方がないからデイサービスはお休みとなった。その時
「こんな大雪も降ることだしお休みしましょう。ほら、おばあちゃん、凄い雪だよ。」と、ベッドの側の窓を開けて見せたのを覚えている。
その雪を観たのが、姑にとっては今生最期の雪景色だったのだ。

仕事も休みにしてこんな時にはお茶を飲む。
私はお茶好きで、日本茶、紅茶、中国茶…プーアル茶、マテ…と、その日の気分でなんでも飲む。
しかし、こだわりが有るのは急須。

急須というのは
一家に一つなのだろうか?
せいぜい、紅茶の洋風のティーポットが別…くらいなのかな。
私は、とは言え、そう自慢するほど沢山持っているわけでは無いが、普段3つを使い分けている。
日本茶を入れる急須は決まっていて、それで紅茶などは入れない。
紅茶や、中国茶にはフレーバーティーみたいなものもあって、よく知られているのはジャスミン。紅茶には、レディグレイのように様々なフルーツのフレーバーがあるものや、チョコレートのフレーバーのものなどもある。
それらの匂い移りがするといやなのだ。
中国茶の鉄観音やプーアル茶などは、やや大振りのたっぷり入れられるポットタイプの急須で入れる。よく、中華料理屋などで出てくるような。
それで、読書や手芸をしながらガブガブお茶を飲むのだ。
私は便通には水分補給が一番良いと思う。特に今年は乾燥しているので、冬場でも意識して水分をとる。

最近の人は急須でお茶なんか入れないのだろうか。
私の兄はもう定年退職したが、元は急須問屋で働いていた。その問屋さんも最近倒産したらしい。もう、日本で最後の急須問屋ではなかったか?
もう、需要が無いのだろうか?定年まえに兄は「高価なものは売れるんだけどね。それも買うのは中国人」と、言っていた。
今やお茶はペットボトルに入っているのを買ってくる時代。
私は、子供の頃はお茶屋さんに量り売りの日本茶を買いに行かされたものだ。
「くき茶200グラム下さい」なんて。
くき茶は茶の茎の部分だけのお茶で、サッパリした味わいがあり、母が好きだった。
たまに、気分を変えて玄米茶…とか、お茶の楽しみはこの先も失われたくないなぁ。

陽当たり

2018-01-21 15:05:44 | その他


今年はベランダの椿が凄く花付きが良く、昨年末から満開が続いている。
椿が薔薇に匹敵するほど美しいと気づいたのは中年からで、若い頃は日本的な茶花(茶席に飾られる花)くらいに思っていた。花束なんかに使われることはないしね。
最近はものすごく種類も豊富で、小さい苗についた珍しい色の花を見るにつけすぐ欲しくなるが、夏の水やりが大変なので、もう鉢を増やさないよう心がけている。

去年秋、陽の当たらない裏庭の植木を一掃した。
何年経っても花を付けない紫陽花、ルリマツリ、デュランタ、のうぜんかずら…。
夏になるとジャングルのように葉っぱだけはわしゃわしゃ茂り、待てど暮らせど花芽は付けない。
私の世話の仕方も悪いのだろうが、原因は陽当たりの悪さにあると思っている。
植物達に罪はないのだが、10年以上にも渡り花を付けない親不孝者にもはや嫌気がさした。
葉が茂ってる時は可愛そうだが、秋風に枯れ果てた植木はもはや情け容赦なく捨てた。
私は潔くスパッと捨てるのが好きだ。
髪を切ったら、それまで買い集めた飾りピンやシュシュ、バレッタ、ヘアクリップ…皆、人にあげたり捨ててしまった。「また伸ばすんじゃないの?」と心配して下さる人もいるが、その時はすべてがうざったいのだ。

さっぱりとした裏庭をせいせいした気持ちでながめた正月も過ぎ、残ったのは火傷のために飼っているようなアロエの鉢と、樹形の悪いオリーブの木二本。
このオリーブも陽当たりの良い二階のベランダから降ろしたら途端に花もつけなくなった。オリーブは枯れた土地や寒さにも強いらしいが、この場所はつくづくさえない場所と見える。
陽当たりの良い二階のベランダ…。は、我が家は狭小住宅なので、ここは特権階級しか居られない。
その我が家の特権階級が椿なのである。
それまで裏庭で寒々と薄赤い小花を咲かせていた鉢の椿を、去年の夏から、ここでたっぷりと日差しを浴びさせた。すると椿は今まで見せたことがない程蕾を付け、それも大きく色も濃い。やはり植物にとって日差しほど大切なものは無いのだなって思う。
花の終わったシャコバサボテンは裏庭の温室に片付けて、摘んだ種から芽を出させて育てたランタナをベランダに移す。今は枯れ木のようになっているが、今から陽に当てておけば、夏にはきっと咲くだろう。
今から…っていうのが大事な様な気がする。
子育てもこうやって、小さい時にいろいろ考えてあげれば良かったな。もっと陽に当ててあげれば良かったな。

ヒタヒタと忍び寄る…。

2018-01-14 18:20:53 | その他
私の住む町は町会が有り、住所のブロック別に小さな班が作られていて、町会からの連絡事項は今だに「回覧板」としてその班内で回す事になっている。
この町に住んで25年。元はウチの班は14軒で組まれていた。

今現在、人が住んでいるのは11軒。3軒は空き家となっている。理由は住んでいた高齢のご夫婦が相次いで亡くなったり、施設に入居したりで引越したりしたこと。残る11軒のうち2軒は90歳くらいの高齢者のお宅。その他の家も80歳近い世帯主ばかりだ。
一応、班には毎年交代で班長が任命されるのだが、この班長は町会からの連絡事項を回覧板にして回す責任と、町会費(月額五百円くらい?もちろん一括で、年一度集金)夏祭りの寄付(金額は任意だが、5千〜1万円くらい)の集金などがあり、90歳くらいの高齢者には無理…ということで、やれそうな家軒でここ数年は交代していた。

残るやれそうな家…とはいえ、住んでいる人が仕事でほとんど昼間は居ないとか、住人が障害のある60代男性で、仕事を任るには無理がある、などもあり、実質的には4軒くらいで回していた。
しかし、「実際、回覧板なんて見るか?要らないでしょ。掲示板もあるし。集金も各自で班長の家に持っていけばよい。」という意見も出て、今は1人律儀な方がその役割を背負っている。でも、また揉めそう…。


ここ数年、本当に高齢化の波が押し寄せているとつくづく感じる。
20数年前に私達が越してきた頃は、子供の数も多く、商店街も自転車では通り難いほどひとが溢れ、夏祭りや盆踊りも盛況だった。
それが、近くに地下鉄の駅がとおりバスが廃止され、
古い通りは区画整理で民家が立ち退き、後には高層のマンションが立ち並ぶ様になった。
そもそも20年も経つと、地元の小学生だって30過ぎる。中高生なんてアラフォーだ。
みな、親元に住むことも無く年老いた親だけが残る。

近くの都営住宅などは、さらに世代がいっこ上で「限界集落」とまで言われている。自慢で言うわけでは無いが、場所は都心の一等地だ。それも緑に溢れていながら、交通の便もよく、繁華街も近い。
こんなところに年寄りが住んでどうする?とも思う。広大な敷地内の森の中に保育園もあり、小学校もあり、車の走る道路を通らず通園通学できるというのに…。

すぐそばの商店街も団地の高齢化が進むに従って寂れていった。
もう、スーパーも撤退し、カラオケも無くなり、飲み屋すら無い!
もう少し都市計画考えた方がいいよねー。

若い人がもっと都心に住めて、通勤時間に余裕ができて子育てもしやすかったら良いのにね。
都内をよく知らない他県の人の中には、「えー、住めるところあるの?」というくらい都会はオフィスや盛り場ばかりと思われているようだが、実は緑も多く、文化施設も充実して、閑静で住みやすところが多い。
しかし、物価が高く、家賃も高い。若い人には高値の花と映るのだろう。でも、通勤時間が短いのは魅力ではないのかな。
大家もいろいろ大変だろうけど、家賃高くして住む人が居なくてはしょうがないではないか?私の知り合いのマンションオーナーは、「空き部屋が出来ると大変なんだ」言っている。

おとといの新聞では2040年位には日本の全世帯の40%くらいが高齢者となり、独身率も大幅に上がるとか。

ウチの息子たちや周囲の若者の様子を見ていても、確かに結婚願望は薄そうだ。結婚というものに夢など持てないのだろう。子供を育てやすい世の中でも無くなってきている。
少し前の日本とは大きく人生の価値観が変わって来ていると言えるだろう。
小泉政権の時「痛みを分かち合って、乗り越えよう」と、首相は言ったが、乗り越えてみたらガラリと風景は変わってしまった感じ。これから先は結婚もせず、子も持たず、家も買わない人達が増えて、次の未来にはどんな風景が広がるのか、私には想像もつかない。

結婚は他人と同居してその先の人生を共に歩むことだ。上手くいってる時はよいが山も谷もあるだろう。

子育ては思うとうりに行かない赤ん坊を世話したり、ティーンエイジャーの時はいろいろぶつかったり難しいし、やれ病気だ受験だ、引きこもりだとかあらゆる問題にぶつかる可能性がある。第一、育てるのにはお金がかかる!
家を持つのだって、ローンを抱えて高い金利を払い、税金払って、何十年かしたら、いろいろ直さなくてはならないし、その上残して子供に相続させるなるとまた税金かかったり、親の家の片付けとか…いろいろ大変だし、子供には現金のがよほど良いとか思われたりして…こうなると持たない方がやっぱ良いのか?ってなるよねー。

今まであった型どうりの人生行路はもはや魅力的でもなんでもないものに感じてしまう人々が出てくるのは無理もないよ。
正月早々、ネガティヴすぎる話ではあるが、実はただ目をそらしているだけで、じわじわと迫っている現実ではあるのだ。実際我が家は裏も隣も斜め後ろの家もみんな「空き家」なのだから。

毎年綺麗に咲いて見せてくれていたハクモクレンの木は
どうやら来月には取り払われてしまうようだ。空き家のなかの一軒が、取り壊されるらしいから。


新春の調

2018-01-09 04:08:03 | 音楽
今年もウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団
ニューイヤーコンサートに行ってきた。
場所は東京オペラシティコンサートホール。


ここ数年、毎年これを観て1年が始まる。もちろん元旦の夜にNHKで放送されるオーストリア ウイーン楽友協会で行われる本物?は、とても観にいけないからである。
もちろん、こちらも本物の「ウイーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団」ではあるが、ちょっと少人数。40人くらいのコンパクトな人数でやってくる。
東京オペラシティコンサートホールはとても綺麗なホールで、今年は20thアニバーサリーなのだそう。建って20年も経つとは思えない。

私としては、クラッシック好きの夫のためのほんのお付き合いで毎年行っているのだが、このポルカとかウインナーワルツっていうのは聞き慣れた曲ばかりで、私のようなクラッシックファンでない者にも受け入れやすい。
どの曲もだいたい聴いたことある馴染みのある曲で、小学校の運動会とか思い出すよね。

この楽団の指揮者はヨハネス ヴィルトナーという非常に太っちょさんで、私はいつもディズニーの「 ピーターパン」のウェンディのパパを思い出す。とても愛嬌があって年々日本語も上達しているようなところも親しみが持てる。
私の行った1/8(月・祝)はヨハンシュトラウス2世の喜歌劇「こうもり」の序曲からオープニング!こういうと分かりにくいが、絶対誰でも聴いたことある曲。まっちがいない。一部のエンディングでは、指揮者のヴィルトナー氏みずからバイオリン🎻を持ち、弾きながら指揮。クラッシックを生で聴くと、本当にバイオリンって素晴らしい音色の楽器だとつくづく思う。

休憩を挟んで2部の始まり
1部より軽快か短い曲が多い。
とにかくあんまりこのジャンル興味が無いので、深い知識もなく申し訳ないけど、コンサートの解説も出来ないわ。
最後はお約束の「雷鳴と電光」で大騒ぎして笑い、一転して静かに始まる「美しく青きドナウ」。
まっ、ちょっとだけウイーン楽友協会に居るごとき気分を味わって、いよいよアンコール。
これがなかなか終わらない。これでもかと曲の終わりの拍手を浴びながらコンサートマスターと握手、その他のメインの楽器の奏者と握手、一回引っ込む、また出てくる、拍手にお辞儀、あっちにこっちにお辞儀して、オーケストラが着席、次の曲…というのを何回も繰り返す。愛嬌のある丸いお腹で行ったり来たりする姿も愉快。
締めはやっぱり「ラディツキー行進曲」でシャンシャン手拍子して終わり!
あー終わった!結構楽しく面白い新春の調なのでした。

憧れのラスベガス

2018-01-08 12:58:34 | 音楽
いわゆる慰安旅行…身体休めで温泉…みたいなものはつくづく女友達なんかと行くのが良いね。
夫婦で旅行っていうのは、やっと昨今行ける余裕が出来てきた私と夫だけど、この歳になると会話もあるわけでは無いし、場所が変わっただけで家に居るのと雰囲気はまるで変わんないのであるから、正直お金の無駄のような気もする
豪華なホテルに泊まる気はさらさら無いので、一泊二食付き1万円以内の民宿なんかに泊まると、夕食は泊まり客全員で食堂で食べることになる。すると、若いカップルや熟年姉妹風とかいろんな組み合わせの居る中で、ひとり旅らしい妙齢の女性などが居る。
「良いなあ〜^_^」なんて思ってしまう。
ほんと、夫婦で旅行なんてよりひとり旅のがよっぽど素敵。特に私は自営業で年がら年中夫婦顔合わせてるから尚更そう思うのだ。
夫婦共働きで、いつもすれ違いなんて人達こそ夫婦旅行の価値もあるというもの。
私の友人の中には、「母と旅行に行くのが何より苦痛」という人もいる。元気で若いうちの母なら良いが、一人で行かせられないので付いて行くくらいの高齢母とは、実娘とはいえ気の重いものなのだ。
ともかく旅行とは日常の何もかもから解放されて
非日常の世界で命の洗濯ができてこそよねー
そおいえば、友人から凄い写真が送られてきたー!
彼女こそ只今素晴らしい旅行の真っ最中ー!
ロスの弟宅で新年を迎え、そこからラスベガスで今開催されているストーンズの「Exhibitionism 」を観に行ってる!
「飛行機の時間が遅かったら、もう一回行きたい!です。そんくらいファンなら感動するし飽きない」という言葉と共に送られてきた写真はこれ。と、言っても見せられないのが残念だが、それは古いアパートのキッチン

何っ?この汚っちゃないキッチンは⁈と、思うでしょう?これこそストーンズのメンバーがデビューする前に一緒に住んでいたアパートの再現なんだって。
「臭うほどリアル」と、友人は言う。
その他、
もちろん、記憶に残るミックの衣装を展示してあるの数々あり、世界中からファンが押し寄せている。😩あー良いなぁっ!観たい観たい!今年はロンドンでも夏から開催されるという。行きたいなぁー!
これに行ければ命の洗濯どころか、新鮮な血液と総入れ替え!くらいの効果あるわよね。