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映画『沈黙の艦隊』(ややネタバレ注意)

2023年10月08日 | 映画
昨日は一人で映画に。

行ったのは「ユナイテッド・シネマ稲沢」。

今回見たのは映画『沈黙の艦隊』。



『沈黙の艦隊』とは?(公式HPより引用)

日本から世界へ、今こそ問いかけなければならないこと――。
タブーに鋭く切り込んだテーマ性。世界規模の予測不能なストーリー展開。かつて各方面で論争を呼び社会現象となった大ヒットコミック「沈黙の艦隊」(かわぐちかいじ作)が、満を持して実写化される。核抑止力を手にした男の乾坤一擲が、連載から30年の時を超え、私たちを大きな荒波に呑みこもうとしている。まるで、現代の国際情勢を予測していたかのようなメッセージを孕んで。
主演の大沢たかおは、プロデューサーも務め、ひとかたならぬ熱意で本作に臨む。製作は、日本の劇場版映画は初となるAmazonスタジオ。また今回、防衛省・海上自衛隊の協力により、邦画では初めて実物の潜水艦を撮影に使用した。臨場感あふれる海中バトルに、重厚な政治サスペンスが絡み合う、至高の劇場体験を実現する。

だそう。


感想は・・・


とてもおもしろかった!!


原作の漫画は大学生の頃に読んだ気がする。

当時湾岸戦争やアフガニスタンの紛争があり、そんな時代に核抑止力について一石を投じたマンガだった記憶している。

ウクライナでまた戦争が継続しており、日本もまた軍備を拡大しつつある現在の世界状況にも通じる物がある。

この映画はまず主演の大沢たかおが素晴らしい。

海江田四郎は原作でも非常に魅力的なキャラクターだが、大沢たかおの演技によりさらに深みが増した気がする。

大沢たかおはなんとプロデューサーとして自衛隊との交渉にも当たったとか。

前回見た『キングダム 運命の炎』の王騎将軍の演技もすごかったが、今回の海江田四郎はそれ以上かも。

また自衛隊の実際の潜水艦を使った映像もすごかった。

ディーゼル潜水艦「たつなみ」の出航シーンはスゴイ迫力。

カメラごと海中に潜っていく様は自分も潜水艦に乗っているような気になる。

また、俳優陣も豪華。

玉木宏、上戸彩、中村倫也、江口洋介、ユースケ・サンタマリア、笹野高史、酒向芳などでそれぞれがはまり役。

映像化が不可能と言われた漫画を映画化したので113分に収まるわけがないと思ってはいたが、ストーリー的にはまだ序盤。

是非続編を見てみたい!と思うのは私だけではないはず。


この映画を見て国家とは?世界平和とは?核抑止力とは?などについて深く考えさせられためぐなのでした。

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