ゆらゆら帝国が1999年に発表した2ndアルバム
名盤の中の名盤です。
サウンドはガレージ・サイケデリックロックに分類されパンク、ハードロックほど速くないが、ギターが激しくサイケな雰囲気を纏うロックという感じです。
本作なんですが個性的で密度の高い曲が豊富です。
ギターリフが超カッコいい「ズックにロック」、ファズギターを押し出した「午前3時のファズギター」、ブルース調の「悪魔が僕を」、ジミヘンっぽい「19か20」など一度聴いたら忘れられない名曲が多数。
そして最後の曲は25分に渡る大曲「ミーのカー」。延々と繰り返されるギターと歌により陶酔状態に引き込まれます。
総じて隙のない作品であり芸術的な評価も得ている名盤の中の名盤と言えます。
余談ですがゆらゆら帝国の名盤といえば「空洞です」がよくとりあげられると思うのですが、あちらは結構玄人向けで初めて聴くと退屈に感じるかもしれません。初めてゆらゆら帝国を聴く場合、これか前作の「3×3×3」がオススメです。
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