アメリカのシンガーソングライター、フランク・ザッパのソロ名義2作目のアルバム。
キャプテン・ビーフハートが歌唱をとるトラック2以外すべてインストゥルメンタル。
多彩な楽器を使用したカラフルなフュージョンとなっており、唯一無二の不思議なサウンドを構成しています。
風刺的で前衛的なザッパの初期作品とは大きく異なりポップで聴きやすいサウンド。しかしそこはフランク・ザッパ、一部奇怪で掴みどころがない部分もあり流石と言えます。
オススメは摩訶不思議でカラフルな「Peaches en Regalia」、美しいストリングスにザッパのギターが冴えわたる「Willie the Pimp」、多彩な楽器が使用されたプログレ調の「Son of Mr. Green Genes」、どこか切ないジャズロック「It Must Be a Camel」など。
フュージョン/ジャズロックに分類されますが、どちらかというとロックの領域で語られることが多い作品。
しかしながら、フランク・ザッパは一つのジャンルに縛られない多彩な作風が特徴なのでジャンル"フランク・ザッパ"として語られることが一番多いかもしれませんね。
【トラックリスト】
1. Peaches en Regalia
2. Willie the Pimp
3. Son of Mr. Green Genes
4. Little Umbrellas
5. The Gumbo Variations
6. It Must Be a Camel
Peaches en Regalia
不思議だけど美しいサウンド。一度聴いたら忘れられないです。
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