meisou

記憶を補完するための記録

クルマをぶつけられた話

2024-12-20 16:41:04 | 日記
先月おじいさんにクルマをぶつけられた。

おじいさんと書いたけど心の中ではくそじじい(怒)と思った。
言葉悪いので以下おじいさんと書きます。

子と某美術館に来て、駐車場がいっぱいだなーと10秒くらい停車してたそのときにである。
前方に停まっていたいた白いセダンが突如5メートルくらい勢いよくバックしてきて、
えっ?後ろ見てるよね?
と思ったけどそのまま私のクルマの前の右側にゴゴゴ!って押すようにぶつかってきた。
おい!とクラクション鳴らしても時すでに遅し。
セダンもやっと気づいて前進し、降りてきたのはけっこうなおじいさん。
80歳は余裕で超えているだろう。
あ~ぶつかった~見てなかった~、
じゃないよ!
見ると前方が傷、と銀色の枠みたいなの(なんていうの?)が割れている。
おじいさんのクルマは無傷。
あ~修理代だすから~、
と言ってきたのでとりあえず警察呼びますねっ!
と人生初めての110番。
ついこの間クルマの保険の更新のとき、事故があったら本人同士でお金のことを決めない、警察に電話する、と書いた紙をもらったばかりでそのことも頭にあった。
警察にケガの有無、クルマのナンバー、車種など聴かれてこちらに来てくれるとのこと。

30分近く待ったかも。
警察官がパトカーで到着。一人だった。
「これからおまわりさんと一緒に確認しますねっ」
自分のことおまわりさんっていうんだ、と思った。
自賠責の証書とか車検証とか免許証とか確認されて、
こういう状況でぶつかったと説明して、
後ろに乗っていた子の名前や生年月日なども聴かれた。
書類を作るための聴取だった。
おじいさんが逮捕されるわけではない。
でもおまわりさんが
「後ろも確認せずバックするようじゃ危ないから、免許返納も考えた方がいいですよ。強制じゃないけど、家族と相談してください」
と言ってくれた。
最後に
「私は〇〇警察署の△△(名前)です」
とおまわりさんが名乗った直後に、おじいさんが、
「お名前は?」と聞いたので、
「△△です!と言いました!」
とけっこうきつめに言われていた。

おまわりさんはあとはお互い連絡先を聴いて~と帰ってしまった。
おじいさんと連絡先を交換したら、
「生年月日は?」と聞いてきたけど教えなかった。
興味本位で聞かないでほしい。

おじいさんちゃんと家族に話すだろうか?
と思ったけど2日後くらいに相手側の保険会社から電話が来た。
おじいさんが完全に悪いとのことで修理費はおじいさん側の保険で賄われることとなった。

クルマ屋さんに修理を頼んで、日数けっこうかかるかも、と言われ、代車をお借りした。
これが自分の乗っているクルマと違ってボックスの広々タイプのスペーシアだった。
同じ軽自動車でもかなり違う。
機能がいろいろついていて、走行中に急に「ピピピッ!」と鳴る。
なに?と最初意味がわからずあせったのだが、線をはみ出したときに鳴るらしかった。
雪で視界が悪いときに「!」びっくりマークがピカピカ光るのも逆に怖かった。

2週間くらい経って慣れないクルマにも慣れてきた頃、修理が完了したとのこと。
最終的に14万円超え。いろいろ交換したりできれいになって戻ってきてくれた。
久々に乗ったら自分のクルマなのにとても狭く感じた。

まあ、ケガもなくて良かったのかも。
歩行中にあんなふうにバックされたらひかれていたかもしれないしね。
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