久しぶりに砥石山に行ってきました。
きょうの予定は中ノ沢登山口から登り、下りは小林峠登山口へ出て藻岩山の小林峠入口からT6を経由して旭山記念公園まで歩くルートです。昨年、登山口へ入る道路でいつもぬかるんで歩きにくかった場所は砂利を入れてくれたようで歩きやすくなりましたが、沢にかかる丸木橋は不安定で歩きにくいのは相変わらずです。もっと太い丸太を組んでもらえたらうれしいなぁと思います。
この時期のお目当てはやはり三角山に至る付近のニリンソウの群生ですね。私は多くの方のブログを拝見してこの場所を知ったのですが、中には「ニリンソウロード」と名前を付けている方もいらっしゃいました。
きょうの天気予報では風が強いとのことだったのですが、山頂は風もなく意外なほど穏やかでした。しばらく見ない間に強風等で木が倒れたのでしょうか昨年より眺望がよくなった気がします。遠くまだ残雪が多く残る山は無意根山です。
下りのT4から小林峠に至る白樺の林は新緑のトンネルのようでそよ風とあいまって、とても気持ちがよかったです。白樺の林は明るいので私のお気に入りです。
旭山記念公園に着いたら、強い風が吹いていました。天気予報は当たっていたのですね(お天気キャスターさん、ごめんなさい)。急に体が冷えてきてトレーナーを着込みました。風は雨や雪よりも本当に厄介なやつですね。(でも、やさしく吹いてくれるあなたは大好きですよ。)
今日は天気もよく気温も上がりそうです。スキーに行ったときバスの車窓から見て気になっていた八剣山に行ってきました。バス停の簾舞から南口まで歩きましたが約35分で到着しました。周りの風景を楽しみながら歩いたのでそれほど距離感は感じませんでした。
八剣山は観音岩山ともいわれています。標高は498mと小さな山ながら登りは急斜面で山頂近くの岩稜は幅が狭く切り立っていて、山の厳しさは標高だけではないことを改めて教えてくれるような山ですが、山頂からの素晴らしい眺望とスリルが味わえるとても人気がある山です。岩稜が剣を立てたように見えるので八剣山と呼ばれていると思いますが、恐竜の背中を連想してしまうのは私だけでしょうか。
八剣山山頂付近の岩稜です。右の踏み跡を登り、これを越えたところに山頂があります。初めて登ってみて一番怖かった場所です。もっとも私は極度の高所恐怖症なので、ほとんどの方は「どうってことないよ」なのかもしれません。
八剣山からの眺望です。札幌市街の眺望は望めませんが豊滝あたりの町並みが箱庭のようで後ろの稜線もとてもきれいです。左端が空沼岳、中央付近の残雪がある高い山が札幌岳です。
下りは中央口に下山しました。中央口は観光農園である八剣山果樹園にあります。乗馬クラブのほかにヤギや羊などの小動物や池にはアヒルが泳いでいてのんびりと休憩ができますし、食事やバーベキューも楽しめます。
下山したら、まだ12時半と時間があるので小金湯まで歩いて温泉を楽しむことにしました。約40分の道のりでしたが、ここでも周りの風景を楽しみながらのんびりと歩いたので距離感は感じませんでした。小金湯温泉では推定樹齢700年といわれる桂の木が出迎えてくれました。入浴後ののおいしさといったら「う~ん。たまりません」。日ごろ「車がほしいなぁ」とため息をついていますが、これは公共交通機関を使って移動する人の特権ですね。
気温の低い日がしばらく続いていましたが、今日は晴れて気温も20度ぐらいになるようなので、奥さんと藻岩山に出かけました。
慈啓会登山口の駐車場は満車状態でお寺の下の方まで駐車した車の列が続いていました。慈啓会登山口付近の緑もだんだん深くなってきましたし、やはり天気がいいと皆さん登りたくなるのでしょうね。
慈啓会登山口近くの大木の前でこの辺はエゾリスがよく出てくると奥さんに説明していたら、なんとタイミングを計ったようにエゾリス君が挨拶に出てきてくれました。毛の生え変わりの時期らしく汚れた毛が少し目立ちますが、わき目もふらず一心に餌を食べてほっぺたを膨らませていました。本当にかわいくて、思わず顔が緩んでしまいますよね。
すごい望遠のついたカメラを持った親子連れの方も子供さんに説明しながら盛んにシャッターを切っていました。私のカメラは年代物のボロデジカメなのでこれぐらいが精一杯です。ああ、いいカメラがほしいなぁ~。
下りはいつものように旭山記念公園に下山しました。リニューアルされたこともあってか、こちらの公園の駐車場も満車状態でたくさんの方が訪れていました。