定山渓小天狗岳に行って来ました。家を出た時はまだ曇り空でしたが、大通からバスに乗るころにはだんだん晴れてきました。「やったぁ~」。
登山口へは定山渓「第一ホテル前」でバスを降りて、「定山渓ダム」に至る道路を30分ほど歩きますが、ダムが少し見えてきたあたりで今日の目標の小天狗岳が見えてきました。
定山渓ダムの下部はダム下園地となっており、広い駐車場があります(開園時間は午前9時から午後5時まで)。ダムを下からこんなに近くで見たのは初めてですが、現代の建築工学の技術の高さに感心して、おもわず「ほほぅ」とうなずいてしまいました。
駐車場の上にある資料館横の登山口に行くと「800段の階段がある登山道」と書かれていました。「大丈夫かなぁ~」とちょっと心配になりましたが「まぁ、のんびり行きましょう」と歩き始めました。橋脚を2度くぐったあたりから登山道は急坂となりところどころに倒木が道をふさいでいました。私は「倒木をまたごうか、くぐろうか」結構迷ってしまうのですが、これって、私だけでしょうか。
「倒木はいやだなぁ」とぶつぶつ独り言を言いながらなんとか山頂に到着です。山頂には円形の方位盤があり周囲の山々を確認できるようになっています。「烏帽子岳」「神威岳」はよく見えましたが、「定山渓天狗岳」は樹木にさえぎられてよく見えませんでした。
山頂手前の樹木が途切れたところからは「さっぽろ湖」と湖の端を縫うように走る道路がまるでジオラマを見ているようでした。
帰りは定山渓温泉の「白樺の湯」で温泉を楽しみました。入浴後のはうま~い。
スカッと晴れとはいかなかったですが、まあまあの天気なので藻岩山に行って来ました。
今年の夏はまだ気温が上がらず、例年の3倍ぐらいの降雨量なのだそうです。きょうは市民スキー場登山口から登りましたが登山道は昨日までの雨でゆるんで泥んこ状態のところもありました。
山頂に着くと若い女性の方が「この遊歩道でロープウェイ駅まで降りれますか?」と聞いてきました。みるとワンピースのスカートでサンダルのような履物です。「ゆるんで泥の状態のところもあるのでバスを利用したほうがいいですよ」と応えましたが「あ~あ、びっくりした」。山頂展望台は多くの登山者で一杯でした。皆さん晴れるのを待ちこがれていたのでしょうね。
下りはいつものように旭山記念公園に下山しました。例年、花火がある日に合わせて音楽会が催されるのですがその準備が行われていました。「あしたは豊平川の花火大会だ~」
午後から三角山に行って来ました。
今日は山の手登山口から入山し、大倉山を経由して荒井山に入り円山公園まで戻るコースです。雨の日が多かったので、登山道の状態を心配しましたが、泥んこでぬかるようなところはなく、適度な湿り気で歩きやすい状態でした。
三角山山頂からの展望はクリアで「藻岩山」「宮の森ジャンプ競技場」もとてもよく見ることができましたし、三角山のシンボル「キアゲハ」も元気に飛び交っていました。でも円山球場が近いので高校野球の応援の音楽と歓声が風に乗って聞こえてきます。これにはちょっと興ざめでした。
大雪山系で大きな遭難事故があり10人もの方が亡くなったようです。夏山といえど悪天候に加え、いろいろな悪条件が重なるとこのような事故が起こりえることを改めて認識しました。私が登るような小さなハイキング程度の山でも油断は禁物ですね。