「天気は回復に向かっているが、お昼ぐらいに弱い雨が降る」という予報でしたが、手稲山に出かけることにしました。
日曜日ということもあってか、あまりよくない天気の割には多くの人が入山していました。中高年の方々が多いようでしたが特に夫婦で会話をしながらのんびりと登っている姿がほほえましかったです。かく言う私も中高年の一人ですけど…。
平和の滝駐車場でいつものように平和の滝に挨拶をしにいってカメラを出したら電池が入っていませんでした。久しぶりにやってしまいました。オンボロカメラでも携帯よりはましなのですが今日の様子は携帯の写真です。あしからず。
布敷の滝近辺は落ち葉が多く、滝の範囲が広く見えるような気がしましたし、少しずつですが紅葉もはじまっているようです。
大岩体は日当たりがいいところでは針葉樹の前にある低い広葉樹林がすでに紅葉していましたが、樹木の陰になって日の当たらないところでは湿っていて滑るところもあり、足を取られてお尻をついている登山者もいました。
ケルンの辺りから風が強くなり、ぽつぽつと雨が落ちました。歩いているうちに雨の方はおさまってくれましたが、風はおさまってくれなくてとても寒く、山頂で休憩している人はいませんでした。そんなわけで山頂でのんびりお弁当というわけにも行かず、スキーコースを下り、ロープウェイ駅で温かいそばを食べながら持参したおにぎりをほおばりましたが、今日はロープウェイが営業する日で助かりました。500mぐらいの高度差だと思いますが気温と風の差はずいぶんとあるもんですね。13時04分発のバスを待っていたら、辺りが明るくなり天気が回復してきました。もう少し早く回復してくれたら景色を見ながらお弁当を食べれたと思うとちょっとくやしいですね。
風がありますが天気がよいので午後から藻岩山に行ってきました。
慈啓会病院の入口から登りましたが天気が良い日が続いているので登山道は土ぼこりがたっていて、テカテカでコンクリートのようなところもありました。そろそろ水分を与えてあげたいですね。
山頂展望台は風があるせいか展望を楽しんでいる人は少人数でしたが、札幌市内、恵庭岳、樽前山方面の展望はとてもクリアでした。風さえなければ絶好の散歩日和なんですけどね。
帰りは旭山記念公園に下りましたが馬の背に至る登山道が倒木でさえぎられていました。登りのときはなかったので倒れてからそんなに時間はたっていないようですが、とにかく、けがをした方はいなかったようなので幸いでした。風の強い日は登山道ばかりではなく上にも注意が必要ですね。旭山記念公園に至る登山道から見た藻岩山は少し秋の色になってきているのを感じました。
風が強いので足早になったのでしょうか、旭山記念公園15時35分発のバスに間に合ってしまいました。これはラッキーでした。
きょうは塩谷丸山から小樽天狗山まで縦走しました。先日、テレビのニュース番組で気軽に行ける展望の素晴らしい山という紹介があったので、さっそく調査して登ってみることにしたのです。
JR札幌7時15分発の小樽行きの普通電車で小樽まで行き、小樽で長万部行きの普通電車に乗り換えです。下り線なので空いているかと思っていたのですが、小樽方面への通勤、通学客が各駅からぞくぞくと乗り込んできて小樽までは結構込み合いました。小樽からは一両編成のワンマン電車に乗り換え、塩谷までは一駅で約10分で到着です。
塩谷駅舎の横には「小樽周辺自然歩道案内図」があり、ルートの確認をすることができました。駅の前の坂を左に下って、左前方に見える「北ガスのガスタンク」をめざして歩くと、途中ところどころに案内板があり、道に迷うことはなさそうです。駅から30分ぐらい歩くと入山口に到着です。
入山口からしばらくは針葉樹と広葉樹が入り混じった森の中を歩くコースで、日の当たる時間帯のおかげで木漏れ日の中を気持ちよく歩くことができました。しばらく歩き続けると、あたりが開け笹林となったのですが、登山道脇から「シマリス」が現われて10mほど登山道を先導してくれました。このようなかわいい訪問者は大歓迎ですね。さらに歩き続けて、反射板のあたりで後ろを振り返ると余市方面の海岸線や稜線がきれいで、「山頂に行けばさらにきれいな景色がみられるのでは」と、自然に足に力が入りました。
山頂からの展望は期待を裏切らないものでした。「塩谷方面の海岸線」「余市方面の海岸線と稜線」「羊蹄山方面の稜線」等の360度のパノラマ展望は登りの疲れを忘れさせ、いつまでも見ていたい気分にさせてくれます。少し離れた岩場の上に祠が祭られていましたが、横に錨が置かれていたので、たぶん金比羅系列の祠なのでしょう。このあたりには平たく突き出た岩場があり、その先に立つと空中にいるような気分を味わえるそうですが、私は高所恐怖症なのでそこに立つのは遠慮しました。
塩谷丸山山頂から「遠藤山」に向かいました。ケルンの横を通り「最上登山口分岐」までの間は踏み跡はしっかりしていますが笹林の中を通るので軍手をしたほうがいいと思います。最上登山口分岐を過ぎると針葉樹と広葉樹が入り混じった比較的なだらかなコースとなり、気持ちよく歩けます。
遠藤山山頂は森林で囲まれており展望は望めませんでしたが、12時近いのでここで食事休憩としました。白樺の間から吹いてくる風がさわやかでした。
遠藤山から於古発山を経由して小樽天狗山に向かいました。ここも針葉樹と広葉樹が入り混じった比較的なだらかなコースで気持ちよく歩けます。途中、3名のグループに遇いましたが、ちょっと疲れているらしく、「遠藤山はまだ遠いですか?」と聞いてきました。「もうすこしだから、がんばってください」と言ったら笑顔でうなずいて去っていきました。225mの札幌円山でもきつくて「ぜえぜえ」言っていたころをちょっと思い出してしまいました。
小樽天狗山はロープウェイと観光道路があるので多くの観光客が展望を楽しんでいました。小樽天狗山ははスキー場としても有名で、ここの難コースを滑ることがスキー技術のバロメーターになっていました。若いころ、スキーの上級者が天狗を2回転で降りたとか3回転で降りたとかよく言っていたものでした。
ロープウェイ前の「鼻なで天狗さん」の横から山頂をめぐり一周して戻ってくる遊歩道が設けられていますが、山頂は小さな標識があるだけでほかに何もありませんので期待しないほうがいいと思います。展望を楽しむならロープウェイ近くの第一展望台や第二展望台の方がいいでしょう。
小樽天狗山からは色彩の派手なお地蔵さん群がある「地蔵コース」を下りロープウェイ駐車場からバスで小樽駅に向かいました。
今日は朝から奥さんと真栄から西岡公園まで歩きました。
前回は真栄入口から林道を通り、途中から「札幌台」まで直登するルートを歩きましたが、今回は「自然観察の森」の中を通り「札幌台」まで歩くことにしました。
「自然観察の森」は植林したカラマツなどの針葉樹が多く、ちょっと暗い感じがありますが、散策路は標識もしっかりしており、途中に「四阿」や「森の説明看板」があり楽しめました。今はカラマツの手入れを続けながら、ミズナラなど広葉樹を植えて針葉樹と広葉樹が交じり合った森とする取り組みを進めているそうです。10年ぐらいたったらもう少し明るい感じのする森になるのかもしれません。「札幌台」あたりまで来ると広葉樹が多くなり森が明るくなりました。
「札幌台」で少し休憩して「中央峠」に向かいました。「中央峠」までの道は作業道のようで車が入れるくらいの幅の広い道です。どのコースへも通じる中間地点なので、いつもは休憩している人を見かけることが多い「中央峠」ですが今日は人影はありませんでした。
「中央峠」から「白旗山」へ向かう散策路の途中、木陰からガサッという音がしたので、そちらをみると「エゾリス」が不思議そうにこちらを見ていました。「ネェネェ、早く写真、写真」と奥さんは興奮状態です。せっかく近くまで来てくれてこちらを見てくれたのですが、私のカメラではこれが精一杯です。強力な望遠のカメラが欲しいです。
「白旗山」で休憩して「ふれあいセンター」に向かいました。「ふれあいセンター」に行く途中に空沼岳方面の山々を森林越しに展望できる見晴台がありました。パノラマの展望もいいですが森林越しの展望もなかなかいいもんですね。
ふれあいセンターに近くなると人の数がだんだん増えてきて虫取り網を持ったファミリーなどが楽しそうに歩いていましたし、ふれあいセンター奥の炭火焼コーナーでは多くの方々が野外炊事を楽しんでいました。私たちも川辺のベンチで昼食休憩としましたが、焼肉のおいしそうな匂いと煙が漂ってきてちょっとうらやましかったです。
「ふれあいセンター」から「湿原の小径」を通り「ロッジ跡」から「中央峠」に戻って少し休憩し、「山部川分岐点」に向かいました。山部川分岐点までは山道ですが針葉樹の枯葉で覆われた山道は柔らかく足に負担が少ないので奥さんは「とても気持ちがいい」とご機嫌でした。
山部川分岐点で少し休憩し「西岡水源池」に向かいました。「西岡水源池」に至る山道で「これは自然が作ったオブジェだ!」と感激して奥さんが写真を撮ったのですが私はいつもの山の景色だと思いました。奥さんのように感激しなかったのは私に芸術的センスがないからでしょうか?みなさんはどう思いますか?
西岡水源池入口からは西岡公園の木道に入り水辺を歩きながら西岡公園の入口まで歩きましたが、ここでも虫取り網を持ったファミリーなどが楽しそうに歩いていました。
きょう歩いた距離は約18kmで心地のよい疲れが体に残りました。夕食はふれあいセンターの炭火焼きコーナーの匂いに誘われたのでしょうか「焼肉」で奥さんと意見が一致しました。
今日もいい天気です。午後から三角山に行ってきました。
今日は地下鉄28丁目バスターミナルから山の手四条11丁目まで行き山の手入り口から入りました。札幌は9月に入ってからも気温の高い日が続いていますが山の木々も少しずつ葉の色を変え落ち葉も多くなってきましたし、三角山山頂でもシンボルの「キアゲハ」が飛び交う姿は見られず、秋の気配を感じました。
大倉山、円山からの展望でも森の色が変わってきているのがわかります。秋というとなぜか寂しさを感じるのですが、ハイキングには適した季節ですからどんどん歩きたいですね。円山ではエゾリスとエゾシマリスが顔をみせてくれました。森の中では、これらの小動物との出会いも楽しみの一つです。