
空沼岳に行ってきました。あいにくの曇り空で展望は良くありませんでしたが、そこは札幌近郊で一番人気の山。多くの登山者が山頂を目指して登ってきます。登山道がぬかるんでいることが多いので別名「泥沼岳」といわれたりもしますが、晴れると日本海側の石狩湾、太平洋側の苫小牧湾、支笏湖、恵庭岳等が一望できるパノラマビューは素晴らしいです。
登山口の渡渉。立派な丸木橋が架かっていましたが流されて仮の橋が架けられていました。バランスの悪い私はコースの中で一番緊張しました。
万計沢川岸を通る登山道も大きくえぐられていました。これはひどい。
万計沢川の渡渉。ここの橋も流されて架け替えられていました。去年までかろうじて持ちこたえていたけどついに駄目だったようです。
滝の近くを通っていた登山道も流されて高まきの登山道がつくられていました。ここまで登山道が痛めつけられているとは…。相当すごい濁流が流れたのでしょうね。
万計沼です。沼の近くに建っている万計山荘がぶじでよかった。これがなかったら寂しい休憩ポイントとなっちゃいますものね。
真簾沼も変わりはないようで、よかった。よかった。

「少し遠い山にいってみたいね」。ということになって、レンタカーで樺戸の「ピンネシリ」に行ってきました。 道民の森側からの登山コースは林道と旧林道の区間が多く、おもしろみに欠けますが標高950mの尾根あたりまで来ると山道らしくなった登山道を360度の展望を楽しみながら登れます。 尾根ではこの時期としては冷たい風が少し吹いていましたが、日差しがあるので風を避けてウインドブレーカーを着ていればのんびりと休憩できました。
今日は晴れて少し風があるのでクリアー度が高く360度の展望は素晴らしいもので、特に、まだすこし雪をまとった暑寒別岳は最高でした。 森林に展望を妨げられることなく尾根を登るのは初めての経験で、楽しみながらのんびりと登ったので少し時間がかかってしまいました。
正面の建物は「レーダー雨雪量観測所」です。中から観測所の人が山頂の方に出てきたので無人ではなさそうです。
のんびりと下山です。正面は「待根山」です。ちなみに「ピンネシリ」はアイヌ語で「男の山」、「待根山(マトネシリ)」は「女の山」という意味だそうです。
「道民の森一番川オートキャンプ場」です。ここから林道を4kmほど入ったゲートが登山口です。林道補修工事のため7/20まで車の進入禁止ですが、この日はたまたまパトロールの方が作業に行く軽トラに便乗させてもらいました。