平成25年芽室町議会定例会6月定例会議  一般質問

2013年06月18日 06時27分36秒 | 食材の宝庫 芽室町

 

 

 

平成25年芽室町議会定例会6月定例会議  一般質問 しました。


吉田 敏郎

1 地域集会施設の再整備について

第4期芽室町総合計画後期実施計画に、地域集会施設の再整備について、「地域コミュニティや地域活動の再調整を踏まえ再編成し、災害に強い町づくりの視点と地域活動の利便性の向上を目指す再整備計画を作成し、計画的に整備を進めます。」と記載されており、今年度中にその計画を策定するとのことであるが、このことに関して次の2点について伺います。
 

①市街地の東地区及び西地区の地域集会施設の再整備計画については、南地区と同様に、統廃合を基本としてコミュニティセンターを建設する計画とすべきと考えるが、町長の見解を伺います。

 

②農村地域の地域集会施設の再整備計画については、それぞれの施設間の距離の問題もあり、既存施設の改修による長寿命化や建替えを基本としながらも、農村地域保育所についても老朽化が進んでいることから、施設の相互活用の観点からも、保育所と隣接する地域集会施設については、保育所との複合施設の建設を視野に入れた計画とすべきと考えるが、町長の見解を伺います。

 

 

25年度中に再整備計画作り26年度から順次実行する。この報告が総務常任委員会に提案されました。

建築年数が古く使用頻度が低い建物もあり将来の人口減も考えてよい計画を策定して欲しいとの思いで質問しました。

 

 

市街地の地域集会施設の築年数と集会など使用頻度です

 吉田の意見 大胆な統廃合を進める  利用頻度低い施設   売却 これを基本に計画を作るべき

かしわ福祉館(築35年)、愛生町地域福祉館(34年)、幸町地域福祉館(34年)、東地域福祉館(33年) は月間5回程度の利用

西地区コニュニテイセンター(32年) 月26回 

南地区コミュニテイセンターは 月73回

東めむろコミュニテイセンターは 月29回

緑町生活館(47年)は月17回(西地区住宅地としての再開発予定)

弥生福祉館(36年)は月16回

青葉町地域福祉館は月18回

大和福祉館(37年) 月22回  

ひばり児童館(月2回)は実態は児童館


平成20年 5年前 に作った 第4期芽室町総合計画 「町民が主役となった地域づくり」 の 「地域活動の推進」 で課題として取り上げています。

 

役場担当内部では、再整備計画についての話はそれなりに進んでいると想像するものであります。

 

まずは計画策定の前提条件についてお聞きします。

1つは財政の事

2つは地域環境の変化(高齢化と人口減)であります。

 

吉田の考え  厳しい財政状況である 

町の財政でいまのところ町税の歳入は堅調に推移している。地方交付税は減額が続き、財政状況は厳しさを増している。高齢化による扶助費や各保険会計への繰り出し金が増加、国の借金1200兆、道の借金6兆円の中で行財政改革に伴う国庫補助金や地方交付税の削減が見込まれる(自主財源35%)。しかし、効果的、効率的な財政運営を行う  自主、自立の道を選択した本町は(自主、共助、公助)を踏まえた財政運営が必要。 受益と負担を意識した施策を進め厳しい財政状況の中、町政を運営する     要は、最小の費用で最大の効果を目指すべき

 

 

 

 時代の潮流

2030年 17年後 には町内人口が16500人になる(約3000人マイナス)。65歳以上が32% (現在は24%) ここをどう考えるか 既存の集会施設をそのまま統廃合もなしで残す事にはならないと考えます。

私は統廃合を進めるべきと考えますがいかがですか ご認識をうかがいます。

耐震化について(災害に強いまちづくりの視点) 

第4期芽室町総合計画後期実施計画の記載されているのは、地域活動の拠点である集会施設は老朽化と耐震になってない点が課題である。

と記載されています。 

 

築年数の古いものは耐震基準みたしていないと推測されます。

 

耐震化基準を満たしていない事が危険な建物というわけではないので、補修により寿命を延ばす。ぎりぎりまで使用して、いよいよ取り壊し建て替えのときは耐震基準満たす工法で工事を行うということでしょうか?

 

それとも、平屋の建物ではあるが、学校や消防署で実施したように柱や壁の補強をまずは行うということでしょうか? ** 消防署耐震化工事(3億円)老朽化工事年間3000万×5年間**

 

 

 

2点目の農村部に移ります

老人憩いの家、生活館、農林業研修センター、地域福祉館と名称も違いますが集会施設としての機能を持ち地域活動の拠点としての大事な役割を果たしています。

町管理とは別に地域で会館をつくりそこで会合、行事もおこなわれているようであります。 いずれも農村部住民の地域コミュニテイ活動の中心施設であります。

 

広い意味では使用していない学校や体育館、保育所も地域の交流活動の施設であります

 

そのいずれもが古くなっており計画的な補修が必要とされています。

 

トイレ水洗化も進み補修による超寿命化を勧めるべき(最後は建て替え)と考えますが、耐震化にはそこまで必要かと考えます。

 吉田意見  農村部の集会施設平屋に耐震化工事はいらない と考えますが見解を伺います。

 

 

 

 

保育所も再整備計画を今年、来年で策定予定と聞いています一番古い美生保育所は築44年 美生農業研修せんたー築35年集団研修施設 かっこうも老朽化が進んでいます 複合施設を1つつくるほうが効率的と考えますが如何ですか

 

今計画の中で自助、共助、公助の観点による役割分担の考えを共有してしっかりとした方向性を持つべきと考えます

 

計画の方針を建て計画をつくり早く丁寧に町民にお知らせしてご意見を取り入れる。 影響の大きい地区住民には早くお知らせすべきと私は考えます。  

 

残念ながら福祉も子育てもインフラ整備など  すべてにおいて住民に100%の満足は提供できない

今後は福祉も施設も アレもコレも の時代は終わった。 耐震化推進を地震の可能性の低い本町でどこまで行うかは議論が必要です。

 


最小の費用で地域住民に納得していただけるような再整備計画を今後作りたいと思います。


 

 

 

 


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