新嵐山経営について

2013年06月24日 09時52分45秒 | 食材の宝庫 芽室町

札幌学院商系論集 第23巻 第1号 メムロスキー場 から引用

http://sgulrep.sgu.ac.jp/dspace/bitstream/10742/196/1/SK-23-1-125.pdf

 

 

新嵐山の変遷

芽室町中心部から車で15分 

雨山(標高340m)1960年代スキーヤーの出現 新嵐山に改名

1969年 開町70周年事業で 標高320m地点に展望台設置

1970年 第1リフト建設 1971年 町営メムロスキー場開業

1976年国民宿舎新嵐山荘開業 スキーブーム到来

1978年第1リフト複線化 ゲレンデ拡張 人口降雪機導入 サホロ、トマム開業

1990年 老朽化した木造ロッジ 新嵐山ロッジを新嵐山荘に増築する形で建て替え

パークゴルフ場造成

 

1992年 延べ利用客118万人ピーク 2003年 54万人

 

採算悪化し民営化を検討

2002年3月 新嵐山スカイパーク事業 めむろ新嵐山株式会社設立(芽室町100%出資)

土地と施設は芽室町が所有し運営は新嵐山株式会社 上下分離方式の民営化

設備充実への投資

2002年客室23室から17室に減らす リフト施設改修 圧雪車買い替え

 

メムロスキー場は利用客の8割は帯広市民 町民は2割

 

国民宿舎新嵐山荘は開業以来人件費等経費負担から赤字体質 スキー場の黒字(減価償却含まず)で埋めている 

 

損益分岐点はスキー客80万人 1999年から赤字

民営化効果により損益分岐点が55万人

 

新嵐山荘 利用客1993年 1.5万人  2003年 8100人

 

嵐山投資 20年間で2億6000万円 スキー場 20年で1億4000万円

 

経営は独立採算目標 宿泊、飲食、リフト券収入は第3セクターの収入

 

町からの委託料 5000万円  繰入金は3分の1に減少

50人(正職、臨時こみ)が40人に削減

ご意見番制度 地元経営者2名銀行支店長

サポーター制度 町民10人

2006年 指定管理者制度に移行により 管理委託料はさらに下がった

 

2011(平成23年)年度1億9700万円 

2012・平成24年 2億700万円

新嵐山荘9700万円(宿泊5000人 3300万円34% 宴会12000人)

新嵐山荘1億円(宿泊5100人 3400万円 宴会12000人)

 スキー場4700万円 

       5000万円

キャンプ場・公園240万円 牧場1600万円 指定管理委託料 3300万円 3700万円

 

 

 


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