有名男優の死から

平幹二朗は死の前日、初孫〜娘の子、を初めて抱きあげ、あやしたという。
その翌日の死、幸せな気持ちでの死ではないかと勝手に思う。

佐久間良子、お通夜でのメディアに対する語りが、丁寧で謙虚だった。どんな経歴？
父は軍医、母も良家の出、練馬区出身、父は戦後は製薬会社の役員をした。
軍医から製薬会社か〜思うところはある。

佐久間は私立川村中学、高校。

東映に入ることは父母ともに大反対したが、映画界へ進む。

７７歳、映画、演劇の本数は驚くほど多く昔はＣＭにも出ていた。

父母ともに映画、演劇に長く出演している、いた有名俳優の子供は他にいる？
日本の俳優はあまり知らないのでわからない。

平岳大にプレッシャーはあったのかな？
岳大の事は以前書いた。
留学し外資系サラリーマンを経て、結局、父母と同じ道、俳優へ。

岳大の演技は見ていないが、ドキュメンタリーは見ている。

再び、平幹二朗。
父は若き日、伝染病で亡くなる。母は広島で被曝、母子家庭となり、
親類に預けられるなど、波乱万丈の日だった。

このブログの１３年、二月23日に記載している。

佐久間良子の経歴を知ると、平幹二朗とは育ちの差が大きい。

愛は生育歴、家族環境の差に勝てるかもしれない〜と思うこともある。
昔、国際結婚した従姉妹は、今も上手く行っている。
違いが大きいと逆にいいのか〜

私の友人、子供が高校生くらいで離婚した二人は、夫はともに、友人とはかなり生育歴が違っていた。
ともに夫は地方、都市部ではなく田舎出身、友人は都内育ち、恋愛結婚だった。
その頃友人と話した事を思い出すと、育った環境、実父と義父の職種の違いも原因だったかな、と。

平幹二朗の死で、佐久間良子の生育環境を知り、
男女、子供、結婚、離婚観を考えてしまった１０月のハロウィンの夜。寒いね。