めるつばうのおもうこと

めるつはミーム機械としてばうを目指します。

阿修羅ガール

2005-10-17 17:59:08 | めるつばうのおもうこと
タイトルを見て、え?えええ? ちょっと光瀬龍・萩尾望都の「百億の昼と千億の夜」を思ってしまった。 しかし、内容はじょしこーせーのぶっ飛びに日記のような感覚の 魂の救済を描いているような。 彼岸と此岸。光速の限界を超えた自重で自らを閉じてしまう宇宙のような 内世界が彼女の中にあるのだろうか。 間に出てくる童話っぽい原体験的なイメージがかなり怖い。 どういうわけか野川公園あたりがでてきて、あああ . . . 本文を読む

美しさと哀しみと

2005-10-17 15:01:38 | めるつばうのおもうこと
川端康成。この作家の偏執的な感性を私は歓迎する。 たぶん最初に読んだ作品がこれだと思う。 次が「掌の小説」 「片腕」や「眠れる美女」などがとても好きである。 耽美と言うよりは淫靡。 映画化もされており、日本で一回、フランスでもシャーロット・ランプリングで 映画化された。 たしかに男性から見た同性愛小説なのだろうなと思う部分は多い。 がしかし、シチュエーションの異常性がとても楽しく、また登場人物 . . . 本文を読む