タイトルを見て、え?えええ?
ちょっと光瀬龍・萩尾望都の「百億の昼と千億の夜」を思ってしまった。
しかし、内容はじょしこーせーのぶっ飛びに日記のような感覚の
魂の救済を描いているような。
彼岸と此岸。光速の限界を超えた自重で自らを閉じてしまう宇宙のような
内世界が彼女の中にあるのだろうか。
間に出てくる童話っぽい原体験的なイメージがかなり怖い。
どういうわけか野川公園あたりがでてきて、あああ . . . 本文を読む
川端康成。この作家の偏執的な感性を私は歓迎する。
たぶん最初に読んだ作品がこれだと思う。
次が「掌の小説」
「片腕」や「眠れる美女」などがとても好きである。
耽美と言うよりは淫靡。
映画化もされており、日本で一回、フランスでもシャーロット・ランプリングで
映画化された。
たしかに男性から見た同性愛小説なのだろうなと思う部分は多い。
がしかし、シチュエーションの異常性がとても楽しく、また登場人物 . . . 本文を読む