李禹煥をみた。
余白とは空白とは違う。
無は空とは違う。
この身体はここだけで閉じているのではなく、連続体として存在する。
表現は限定することにより、新たな表現となる。
少しこんなことに身体を浸してみたくなった。
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川上弘美。すこし悲しいような、人のようなものたちの物語。
”海”をキーワードにしたこの話達は、夢のようでもあるが
じっさいの人間達の話に感じる。
ふと、笙野の「金比羅」を思い出した。海より来たりて海へ帰る。
海馬ってセイウチとかトド?でもここの海馬は上半身馬で下半身
魚なのかな。そんなことを思った。
私もじつは人間のような物なのだろう。 . . . 本文を読む