この人の文章はとても読みづらい。
だからといって解りにくくはない。
持って回ったようなくどい、まるでビジネス文書か
哲学書のやさしい版を読んでいるような。
いや、おそらく自分の位置確認をするために単純化し
しかし純度を上げていく作業。
ここにでてくるロリコンという言葉。
”ロリコン”という言葉が市民権を得たのは何時なのだろう?
ナボコフが書いた「ロリータ」は前世紀半ばのものだ。
そこに使われていた . . . 本文を読む
仏典などは読んだことがない。
どちらかというとキリスト教を7年もやっていたから
聖書の方が馴染みがある。
サンスクリット語で書かれたものを漢文になおし
その上で日本語となるとほとんど意味を失っていそうだ。
聖書もその点では変わらないだろう。
と言いつつも、今回読んだものはサンスクリット語からの
訳らしい。
読んでみてこれは結構面白い。
”およそ物理的現象というものは、すべて、実体がないことであ . . . 本文を読む