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めるつばうのおもうこと

めるつはミーム機械としてばうを目指します。

心と脳の正体に迫る

2005-11-25 17:46:13 | めるつばうのおもうこと
天外伺朗×瀬名秀明。
トンデモに近い気がする。
言っていることは、面白いし共感できる部分もある。
しかし、天外(このペンネームも何とかして欲しい)の
読んでいる本や、興味の対象など、どーみてもトンデモだ。
アプローチのノリが軽い。ニューエイジサイエンスにはまっちゃった
口なんだろうなとついつい思ってしまう。
しかしながら、いろいろ知っているとは思う。
エックルス、ペンローズ、クリックあたりの話題は楽しめた。
エックルスの転んだところなどちょっと笑った。
転ぶとはバリバリ脳一元主義だった彼が晩年は”どうやら心は体の中には無い”
と考え出したところだが、できればもっと詳しい事情が知りたい。
クリックは最後まで一元論だったが、実際にクリックの著作を読むと
怜悧でシビアな考え方をしていて共感してしまう。

やってみたいといえば、LSDなんてやってみてくはある。
幽体離脱なども。神秘体験はしてみたい。感覚遮断装置にも入ってみたいし
そう言った訓練を受けるのも面白そうだ。

キリスト教では確かに天啓を受けてころっとキリスト教になった聖人の話が出てくるが
あれはどういったものなんだろうか。
以前にビンゲンのヒルデガルドの話を読んだがそこでとっても気に入った言葉がある。
”幻視は枯れたもの中年以降に体験して始めて幻視となる”
若いうちに体験すると、私って天才!!と舞い上がってしまうからだとか。
著者の種村の言葉だが、なかなか納得してしまった。
私が考えるにはLSDなどで得た神秘体験風のものは本物と違い幻覚といえるのだろう。
幻視はそう言った意味で次元を超えたものの見え方のような気がする。
と、書いていると私もトンデモになりそうだ。
量子的なものの見方が出来ればもしかして違った次元の見え方がするのだろうか。
などとごちゃごちゃ考えている。

とりあえず、読み物としてはまあまあ。楽しくはあるがそれまでという感じ。

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