ドーキンス。
まず驚くのは、グールドとの親交だ。
同じダーウィニズムを汲むにもかかわらずドーキンスとグールドは
論敵として名高く、そういう評価を受けていたと思う。
とてもびっくりしたが、ある意味では当たり前かも知れない。
そしてなにより共感したのは宗教に対する考えであった。
自分とは違う神を信じていると言うだけで他人を抹消することを是とする
宗教というもの。自分と契約したものしか救わないと宣言する神。
それ以外は全て敵であり、殲滅せよと勧める神。
言葉が違うからといって殺し合いはしないのに、宗教が違えば殺し合うことを
良しとすることが可能になるという。
ドーキンスはこれらを”伝統”という言葉にくるめてくる。
心のウイルス(ミーム)についてはなかなか面白かった。
なによりも、昔自分のPCにウイルスが感染しないように
ワクチン同じ考え方を導入したというのは大笑い。
ほんとうなのかな?
ドーキンスの言い回しはどこかクリックに似ている。
もちろん訳書だから原文をしらないけれど、皮肉に富んだ言い回しは
イギリス人的なのかも知れない。
ドーキンスにとても共感しながらも私の内部ではあの仄暗いあれらを
求め、望み、存在を信じている部分がある。
まず驚くのは、グールドとの親交だ。
同じダーウィニズムを汲むにもかかわらずドーキンスとグールドは
論敵として名高く、そういう評価を受けていたと思う。
とてもびっくりしたが、ある意味では当たり前かも知れない。
そしてなにより共感したのは宗教に対する考えであった。
自分とは違う神を信じていると言うだけで他人を抹消することを是とする
宗教というもの。自分と契約したものしか救わないと宣言する神。
それ以外は全て敵であり、殲滅せよと勧める神。
言葉が違うからといって殺し合いはしないのに、宗教が違えば殺し合うことを
良しとすることが可能になるという。
ドーキンスはこれらを”伝統”という言葉にくるめてくる。
心のウイルス(ミーム)についてはなかなか面白かった。
なによりも、昔自分のPCにウイルスが感染しないように
ワクチン同じ考え方を導入したというのは大笑い。
ほんとうなのかな?
ドーキンスの言い回しはどこかクリックに似ている。
もちろん訳書だから原文をしらないけれど、皮肉に富んだ言い回しは
イギリス人的なのかも知れない。
ドーキンスにとても共感しながらも私の内部ではあの仄暗いあれらを
求め、望み、存在を信じている部分がある。