小川洋子。この人の物事の細部に対する拘り方が好きだ。
実際にあったような。でもないような。そのうちだんだんと
どちらがどちらがかわらなくなってきてしまう感覚。
荒し?小学校とかそういった行事にそっと忍び込むのは
楽しいのだろうか????
わたしとしては全く興味が無い。が、気配を消して溶け込むと
言う作業はしてみたくもある。
本来そこにいてはいけないのに、そこにいる。微妙な陰影が
違っているからわかる人にはわかるけれど、嗅ぎ取られない
ようにする。努力しすぎてもきっとその力みがでてしまう。
かといって油断しすぎてはばれてしまう。
滲み出る、ちょっとしたブレがわかるというのもなんだろうか?
美術展示めぐり。面白い。捕らわれて行って帰ることがで
きなくなる。横浜のトリエンナーレなんかもそうだろうか?
でもわたしがイメージしたのはクリスト「アンブレラプロジェクト」。
調べてみると1991年の作品だそうだ。田圃や畑ににょきっり
立つアンブレラは強烈な想念を与えてくれた。
ここで捕らわれていたらわたしはここに存在していなくて
どこにもいなくて、傘のなかで暮らしていたのかもしれない。
などと、つらつら思ってしまう。
帰ってこれなかった方が幸せのような気がする。
実際にあったような。でもないような。そのうちだんだんと
どちらがどちらがかわらなくなってきてしまう感覚。
荒し?小学校とかそういった行事にそっと忍び込むのは
楽しいのだろうか????
わたしとしては全く興味が無い。が、気配を消して溶け込むと
言う作業はしてみたくもある。
本来そこにいてはいけないのに、そこにいる。微妙な陰影が
違っているからわかる人にはわかるけれど、嗅ぎ取られない
ようにする。努力しすぎてもきっとその力みがでてしまう。
かといって油断しすぎてはばれてしまう。
滲み出る、ちょっとしたブレがわかるというのもなんだろうか?
美術展示めぐり。面白い。捕らわれて行って帰ることがで
きなくなる。横浜のトリエンナーレなんかもそうだろうか?
でもわたしがイメージしたのはクリスト「アンブレラプロジェクト」。
調べてみると1991年の作品だそうだ。田圃や畑ににょきっり
立つアンブレラは強烈な想念を与えてくれた。
ここで捕らわれていたらわたしはここに存在していなくて
どこにもいなくて、傘のなかで暮らしていたのかもしれない。
などと、つらつら思ってしまう。
帰ってこれなかった方が幸せのような気がする。