トリエンナーレ

前回のトリエンナーレを観ていないので比較が出来ないが、
それなりに楽しめた。
気に入ったのがソイ・プロジェクトの”おっぱいクッション”の部屋
うわーダイブ！
埋もれて起きあがるのが大変だった。

映像ものがとても多く、すこしいらついてしまった。なぜなら先へ進めないからだ。
一定時間を”拘束する”映像という表現方法はいったいどうなんだろう？と
疑問を感じた。私の感覚や都合を無視して一方的に奪われる時間が馴染まなかった。
絵やオブジェなら観たいだけ見ることが出来るし、ぴんと来なければさっさと進め
ばいい。がしかし映像はそうはいかない。
そのなかでも「さわひらき」の映像は気に入った。ドラッグをやったかまたは精神的に
傾いた人間が観てしまいそうなミニマルな影の連続。
外のトレーラー内にあったヴォルフガング・ヴィンター＆ベルトルト・ホルベルトの
映像は最初から見るととっても笑える。

光ブランコは楽しかった。
奈良美智の部屋は好きだ。
エスタシオはバッキーか？と思ったがそこまではいかい。
アウアッドの出来かけ綿埃猫やねずみ？たちがとてもかわいい。
超巨大サッカーゲームは楽しい！
しかし、寒かった。夕暮れにかかる港の景色はきれいだったけれど
寒すぎ。手が痛くなった。