※ネタバレありかも。注意です。
ソン・ガンホが好きだ。「殺人の追憶」で初めて見たと思うけれど
ちょっととぼけたようなそれでいて悲しい感じがとても気に入っている。
韓国映画を観るとかなり戦争や政治的な革命とかが絡んでくる。
私の知らない韓国史。矛盾や怒りや悲しみなどがたくさんあっただろうに
ソン・ガンホがでてくると、ちょっととぼけた味になってすこしほっとする。
だからといって解決になるわけではない。
解決など出来ないほどの矛盾を抱えていてそれでも生きていく。
そういったしたたかさを感じさせてくれる。
この映画の始まりは1960年。朝鮮戦争で分断された南北はおそらくまだ
かなりに緊張状態であったのだろう。政治も不安定。できちゃった結婚のソンが
なかなか笑える。それでも拷問を受けて足の利かなくなった息子の為に一生懸命な
姿が、可笑しさの中で悲しい。体制側に近いのに支配側ではなく。
あくまでも俗物。あくまでも朴訥。
舞台になった、ヒョジュドンは行こうとしていたところ。昔ながらの韓国の住宅
が見られると言うことで行くつもりになっていたが、風邪で調子を崩し行ききれなかった。
自分がある程度知っている場所が舞台だといっきに心が近くなる。
奥さん役のムン・ソリのどこにでも居そうな奥さんっぽさがまた味があった。
おかげさまで、少々不自由な私の指を掴まれて折られそうになる夢を見てしまった。
そうそう、友人によると韓国では戦争映画をやるととっても興行成績がよくなるとか。
ソン・ガンホが好きだ。「殺人の追憶」で初めて見たと思うけれど
ちょっととぼけたようなそれでいて悲しい感じがとても気に入っている。
韓国映画を観るとかなり戦争や政治的な革命とかが絡んでくる。
私の知らない韓国史。矛盾や怒りや悲しみなどがたくさんあっただろうに
ソン・ガンホがでてくると、ちょっととぼけた味になってすこしほっとする。
だからといって解決になるわけではない。
解決など出来ないほどの矛盾を抱えていてそれでも生きていく。
そういったしたたかさを感じさせてくれる。
この映画の始まりは1960年。朝鮮戦争で分断された南北はおそらくまだ
かなりに緊張状態であったのだろう。政治も不安定。できちゃった結婚のソンが
なかなか笑える。それでも拷問を受けて足の利かなくなった息子の為に一生懸命な
姿が、可笑しさの中で悲しい。体制側に近いのに支配側ではなく。
あくまでも俗物。あくまでも朴訥。
舞台になった、ヒョジュドンは行こうとしていたところ。昔ながらの韓国の住宅
が見られると言うことで行くつもりになっていたが、風邪で調子を崩し行ききれなかった。
自分がある程度知っている場所が舞台だといっきに心が近くなる。
奥さん役のムン・ソリのどこにでも居そうな奥さんっぽさがまた味があった。
おかげさまで、少々不自由な私の指を掴まれて折られそうになる夢を見てしまった。
そうそう、友人によると韓国では戦争映画をやるととっても興行成績がよくなるとか。