肌寒い梅雨の朝、こんなものが道路にありました。
くるくるキャンディー?タコせんべい?
近づいて、よくよく見ると、
トグロを巻きかけた「ヤマカガシ?」がペッタンコになっていました。
道路の向こう側にあった、200坪ほどの畑と果樹を植えた庭を持つ古い家が取り壊されたために、住処を追われ、新天地を求めて道路を横切ったところ、急に雨と風と寒さが襲ってきて、ガマンできずに身を縮めたら、その上を車が通りすぎたのでしょう。
メタ坊が子どもの頃は、まだアスファルト舗装などなくて、土ぼこりの立つ道に棒が落ちていると思ったら、たいがいはヘビでした。
当時は、ヤマカガシは噛まれても問題ないといわれていたので、追いかけまわしたものです。
夏に木登りをすれば、何か木のツルと思って握るとシマヘビが交尾をしている最中だったり、草地で虫取りをしているときなど小さなツチヘビを見つけると、持って帰ってマッチ箱に入れて友達に見せびらかしました。
それほど、夏には蚊や蠅と同じくらいといったら大袈裟ですが、蛇はよく見かけられたものです。
最近は、横浜の奥座敷・瀬谷といえども、また横須賀に帰っても、まして千葉の勝浦でも見かけることがほとんどなくなりました。
ある意味このヤマカガシは、すでにレッドデータ生物になっているのかもしれません。
相鉄の東横線乗り入れも間近に迫り、最近では上瀬谷通信施設跡地が花博後、大型テーマパークになるという構想も発表されたので、瀬谷は今、先行投資による造成があちらこちらで始まり、林は切り開かれ、空き家は更地に変貌しています。
子どもの頃、祖母から、この家の主(ぬし)=守り神は青大将、この池はサンショウウオ、この山はイノシシなどと教えられ、捕ることも、イタズラすることも禁じられました。
「祟られる」からです。
あのヤマカガシのいた家の跡には、集合住宅が建設されるようです。
「祟り」が本当にあるものなのか観察していこうと思います。
すごいなぁ~
三浦半島住まいの大先輩が素手でマムシを捕まえていました。
すごいなぁ~
私はダメです……。