散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

お出かけして、お茶する。

2011年03月21日 | ★メタ坊徒然草

食事会をしようと、前々から約束をしていて、さすがに今回は中止。と思った。
しかし、こちら側の事情で1回日延べをしているし、お店も営業を続けている以上、急に中止はできない。
普段ならマイカーで移動するのだが、不要不急のガソリンの消費は避けようと、徒歩と公共交通機関を乗り継いで出かけた。
食事会の食事の内容は後日UPするとして、気づいたことを書きとめておきたい。

いわゆる日配品が手に入らない。
野菜や肉、鮮魚は、ひととおり揃ってはいるものの、納豆、豆腐、パン、玉子、牛乳などの乳製品、そして、米に即席ラーメンなど。
米や即席ラーメンは、割合に長期保存が利くから、とりあえず保存食として買っておこうという購買行動の結果らしいが、大きな地震が再来する確率が小さくなったためか、それともとりあえず食べ始めた即席ラーメンに飽きたのか、商品棚に徐々に売れ残りが出はじめている。
被災地では、援助物資の中に即席食品があっても、水と燃料が確保できないために利用できない状態になっている、と報道していた。

会社帰りにスーパーマーケットに立ち寄っても、日配品などはすでに影も形もない。
それならば、休みの日に手に入れるしかないと、開店時刻に合わせて長い列に並んだ。
すると、入荷の都合もあるようだけれど、このメーカーのあれが欲しいなどとわがままをいわなけれれば、しっかりと棚に並べてあるではないか。
ただし、1人につき1個とか、1家族につき1個とかの制約はある。
我が家の分(買いだめでなく、無くなったものの補充分)を確保したので、購買行動を観察してみた。
大量に買い込む傾向は、オイルショックに苦労した経験のある団塊の世代かその上、そして育ち盛りの子を持つバブル世代に顕著なようだ。
面白いことに、前者はトイレットペーパーの大きなパッケージを持ち、後者は箱ティッシュの5個パックをゲットしている。
被災地では、物資が届きはじめたものの、人手不足と「生活するためのインフラやツール」がないために、活用できていない状況だというから、こちらの物不足は買いだめに走った結果であって、日を待たずに回復するに違いない。

相鉄線に乗ると、車内は電灯を消して暗かった。
京急線では、トンネルが多いためか電灯などは消していない。
それにしても、京急のメリハリのある走りっぷりには、脱帽もので、余裕をもって出かけた分、時間を持て余すことになった。

震災にかこつけて詐欺が多発しているようだ。
それと時期を同じくして、駅頭で、政党が旗を掲げて、被災地への義捐金を募っている。
選挙を目前としたパフォーマンスに見えて仕様がない。
領収書を出す訳でもなく、第3者がチェックする訳でもないから、運動資金なり、議員が視察と称して旅費に変えてしまうに違いないと思えてならない。
募金の許可証を見せている様子もない。
いきに感じて有志で募金活動をした高校生が、路上で金勘定をしていてカツ上げされた事件もあったと聞く。
公式と思われるものは、赤十字か各自治体の開設したものがメタ坊的には信用できる。
それも、銀行の窓口などで振込用紙を使えば確実だ。
国への信頼が揺らいでいる中で、何を信じろというのか?
せめて善意が確実に届いていることが実感できれば、疑心暗鬼に陥ることはない。そんな仕組みはないものなのだろうか?

さて、時間調整のために、お茶をしようと考えた。
とりあえずファミレスということで、夢庵に入ると、限定メニューしかないという。


お茶うけが「白玉しるこ」のみでは、店内もこの有様だ。


で、場所を変えて?ガストに入った。
こちらは、チョコバナナパフェのほかに、手書きで、クリームあんみつ(見出し写真)、チーズケーキ、パンケーキがあった。


さすがチョイス可能な品目があると、めし時でなくても、お客さんが座っている。


こんな非常時だから、外食するなんてとんでもない!被災者のことを見習って自粛すべきだ!という、ご意見もある。
メタ坊としても、それはごもっともだと思う。
しかし、日々、糧を得るために店を維持している人がいることを思うと、店を開けている以上、あえて利用しなければ共倒れになってしまう気がしてならない。


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