![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/91/ccaa531a34cfdeb56b3a0315fecbd1e6.jpg)
なぜこんな風にあじさいを植えこんだのか不思議です。
厚木街道が和泉川の「二ツ上橋」を渡ろうとするところから見える河川敷が「二ツ橋の水辺」と呼ばれている場所です。
東屋の前の小さな木橋を向こう岸に渡ると、一筋の道が付いていて、その両側にあじさいが咲いています。
ただ、この一方を厚木街道に向かうと行き止まりになります。
つまり、人が通る道ではない道の両側にあじさいが植えてあるのです。
この道はむかし、二ツ橋村と宮沢村の村境道で、現在の日産自動車販売店前のオープンスペースにつながっていたようですが、厚木街道の直線化に伴い分断されてしまいました。
この村境道を下流にたどるとあじさいの道は階段に続き、土手の上からまた川へと下りていきます。
今なら境はハッキリしていると考えがちですが、江戸時代から明治の地租改正に伴って作られた絵図を見ると、字単位、村単位に描かれていて、その周りには、巾四尺、道一間とか書き込みがあったり、なかったり。その両隣のはずの絵図同士を合わせても、日本全国、ほとんどぴったりと符合することはありません。
それにしても、あの土手の上に並んでいるあじさいは、ほとんど雑草に飲み込まれそうです。
ここは河川改修で川の流れを付け替えた場所で、川に沿って遊歩道が設けられ、今ならアガパンサスが両側に咲きそろっています。
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