散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

ため息

2009年05月15日 | ☆撮!本日の逸品

ため息は ○○○ を削る 鉋(かんな)なり
という句がある。その「○○○」に入る言葉が「命」だったり「心」だったり、ときには字余りの「幸せ」だったりして、いずれが正解かではなく、いずれも正解のような気がする。また「ため息」を「酒」や「タバコ」に置き換えると「○○○」の中には「命」が入って医療関係の標語としてよく目にする。笑点大喜利のお題よろしく、ため息が出ても笑える「○○○」の言葉はないかな~?でも、よく考えると今どき鉋を見る機会も、漢字でさえ目にすることが稀になってきた。鉋は、荒れた木肌を削って、きれいな木目を出す道具だから、悪い意味に使われるようになったのも時代が意味合いを変容させてしまったんだろう。それにしても、できるだけ、ため息は吐かないようにしている。結局、モチベーションを下げてしまうし、人のため息を見聞きするだけでも、その人とコミニュケーションは避けたいとこちらが思う以上に相手も嫌だろうから。うつの人に「頑張れ」は禁句だといわれている。一方、気を張りつめつづけているとよろしくないから、力を抜くための「ため息」も必要だという説もある。最近のニュースで「がん哲学外来」というものがクローズアップされた。がんや、死という避けられない問題と向き合い、それぞれの生き方を見つけていく試みだという。ホスピスやキリスト教系の医療機関には、それに近いケア窓口があると聞いているが、どこがどう違うのかが分からない。ベストセラーとなったミステリー小説「チームバチスタの栄光」などの一連の海堂尊作品に登場する「不定愁訴外来」も同じ領域なのかも。それにしても、なんで仏教系医療機関というのがないんだろうか?仏教それ自体が葬式仏教となっているからだといった人がいる。


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